坪田あさみ エディター・ライター
【エターナルなジュエリーこそ真のコスパアイテム①】はこちら↓
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エターナルなジュエリーこそ真のコスパアイテム ① 値段が爆上がりするジュエリー。 本当の買い時は一体いつなのか? 【エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品 #77】
あれよ、あれよという間に値段が爆上がりしている昨今のハイブランドジュエリー。エディター坪田が10年想い続け、最近ようやく手に入れたリングについてご紹介します。
今の肌質だからこそ
ぴたりとハマることもある
前回は、昨年購入したTASAKIのバランス シグネチャーのリングについて、心に突き刺さった雑誌の1ページについてご紹介しました。
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TASAKIのバランス シグネチャーのリング
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2013年6月号の『GINZA』(マガジンハウス)より。「日本人的なロマンティックで細やかなアイディアが素晴らしくて、楽しくて忘れられないページ。
ただ、このページに出合った当時、私の中でパールをうまく使うことに自信がなく、具体的に買おうと思ったわけではありませんでした。
ずっと頭の片隅にこのリングのことはうっすらとありましたし、仕事でTASAKIに触れる機会も、買うチャンスも何度もあったけれど、なぜか10年もの間、なかなか踏み切れずにいました。そしてその間にも値段は上がり続け……。
しかし、とうとう私の中で「今だ!」と決心する機会が訪れたのです。それは昨年、50歳の誕生日に何か買いたいとモヤモヤ考えている時でした。
ちょうどカオスの展示会場であった表参道店でPOP-UPをしていたTASAKIにたまたま遭遇。周りにいたファッション関係の友人たちからも背中を押してもらい、いきなりその場で決断。「10年も温めていたわけだから衝動買いではないよね」と自分に言い聞かせながら(笑)。
結果として値段も昔と比べてずいぶんと高くなってしまっていたので「早く買えばよかった!」といえばそのとおりなのですが、それでもこの節目となる年に再会できてよかった、と思っています。
というのも、最近私の中で今またパールブームが来ていて、いろんなファッションに自由につけることができるようになってきたから。年齢を重ねた今だからこそ、ピンクのパールがコンサバになりすぎず(手の甲のしわのおかげかも!?)、またこのバランス シグネチャーが持つ上品さとモード感が、さりげなくなじんでくれるようになっていたのだと思います。
私が愛してやまない
名品ボーン カフについて
私の中で「えいや!」と思って買うジュエリーは、デザインにひと目惚れしたから、という理由ももちろんありますが、「エターナルなものであるかどうか」が決断するうえで大きなウェイトを占めている気がします。
それは、長きにわたって多くの人たちに支持されているものは、素敵なデザインであるのは当然ですが、つけ心地がよかったり、コーディネートに取り入れやすかったりと満足度が高く、結果としてコスパがよいものだからです。
コスパといえば、私が年中腕にはめているティファニーのボーン カフもそう。インスタの投稿をさかのぼって振り返れば、購入したのは2015年。それから1年の1/3は身につけているのでは?と思うほどのヘビロテしている私の定番アイテムです。
▲エルサ・ペレッティが手がけた名品・ボーン カフ。私は左手に時計をつけることが多いので、右手用を購入しました。でも、左手につけても全然痛くないしはずれないので、組み合わせによってつける腕は適当です。
流れるようなフォルムの美しさはもちろんですが、こんなにインパクトがあるゴツめのデザインなのに、まったくストレスがないつけ心地が素晴らしいのです。手首の骨の出っ張りにフィットするよう立体的に作られていて、動かしても痛くないし軽くて最高!
私はバングルやブレスレットが大好きなので、ほかにもいくつかインパクトのあるデザインを持っているのですが、ボーン カフ以上につけ心地のよいものに出合ったことがありません。こんなに存在感があるのに、もはやスキンジュエリーの域なのです(笑)。
購入した当初、「早く傷だらけになって、かっこよくつけたい」と思っていましたが、写真のように順調に傷いっぱいに育っております(笑)。まさに私にとってはおばあちゃんになってもつけ続けたい大好きな名品。TASAKIのバランス シグネチャーも、そんな気持ちで大切にしながらも、ガンガン使ってヘビロテしていくつもりです。
今回も読んでくださりありがとうございました。次回更新は3月9日(土)です。