• 
• WEB美容エディター 原田千裕
• ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中！ そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。Instagram:@marvelous.h

春が近づき、あちこちへお出かけしたくなる季節がやってきます。となると、注意しなければならないのが紫外線。

もちろん「紫外線対策、通年で続けていますよ～！」という方、多いと思います。ただ、日差しが強まっていくのを肌で感じる今の季節は、最新UVケアが続々と発売されるシーズンでもあります。というわけで、せっかくなので今使っている日焼け止め、最先端にアップデートしてみませんか？ しかもお手頃価格で！

肌トラブルにマルチに働きかけるビタミンC配合のオバジCシリーズでおなじみ、ロート製薬のObagi（オバジ）。この春から、UVケアにもそのVC研究技術を活かした新しい日中用セラム・オバジC デイセラムUVが発売中です。

なんといってもその特徴は、性質も働きも異なる日中の肌に最適な３種のビタミンＣ誘導体を配合していること。しかもその一部は、紫外線が当たるとはじけるカプセルに内包されているんです。つまり、紫外線量に応じて徐々にカプセル内の成分があふれ出し、肌に届くという仕組み。紫外線を利用してスキンケアできちゃう、光を味方につけたUVケアなんです。

それ以外にも、うれしいポイントがてんこ盛り！

SPF50+・PA++++という高い紫外線ケア効果、近赤外線やブルーライトもカットして、さまざまな光から肌をプロテクト。名品美容液・オバジＣセラムにも配合されている乾燥ケア成分や、過剰な皮脂だけにアプローチする成分で、肌トラブルへの先回り態勢もばっちりです。

さらにうれしいのは、紫外線を赤い光に変化させて､明るい血色感のある肌に見せる独自のトーンチェンジパウダーEXが配合されていること。

実際に触れてみると……みずみずしいテクスチャーで軽くのび広がり、ぴたっと密着。と同時に肌に柔らかなツヤと明るさが肌に舞い降ります。つくりものっぽい明るさではなく、肌本来が放つ明るさとツヤそのものの仕上がりは、毎日使いたくなること間違いなし！

紫外線反応型カプセルやトーンチェンジパウダーEXなど、同じテクノロジーを搭載した“光を味方につける”BBクリーム・オバジC デイセラムBBも発売中です。これ、マスクにもつきにくいので花粉シーズンにもおすすめしたい！

このBB１本で仕上げるのはもちろん、オバジC デイセラムUVと重ねて使うと、くすみが目立たず、立体感も出るような。さらに美肌印象がアップするのでぜひお試しあれ。

写真左から：オバジC デイセラムUV　SPF50+・PA++++　30g ￥3300、オバジC デイセラムBB（ナチュラル／ライト）SPF50+・PA++++　30g 各￥3300／ロート製薬（Obagi）

乾燥性敏感肌への思いやりにあふれたプロダクトを続々とリリースするキュレル。今季のUVケアの新作に、気になりすぎる名前の１品を発見。

その名も色づくベースミルク 湯あがりピンク！ あまりトラブルを感じない“鈍感肌”の私でも、このネーミングは吸引力がありすぎて、試さずにいられません。

湯上りピンクの秘密は、４種の色光補整パウダー。各々の色と光が組み合わさることで、１色ずつではカバーしきれないごり・赤み・くすみ・血色感のなさといった十人十色の肌トラブル跡を、ごく自然にカバーします。

見た目は、ピンク寄りのベージュといった印象。肌にのばす時も引っかかりがなく、スルスルと広がって心地いい！ かさつきが気になる時にも、ストレスになりにくそうな感触です。

ベースミルク前の保湿をしっかり仕上げておくと、ますます美肌印象を底上げできそう

仕上がりはピタッと薄膜。軽やかで負担感のない仕上がりです。確かに、血色イマイチの私の手の甲ですらほんのり湯あがりピンクに！

 顔で試すと、湯あがり印象がさらに加速。血色感が宿ってふんわり明るく、しかもキュレルならではのセラミドケアのおかげかうるおいも続くから、１日中やさしいピンクニュアンスの美肌印象をキープできます。

紫外線吸収剤無配合・無香料・アルコールフリーなど肌へのやさしさを徹底的に考えた処方もポイント。肌の色も調子もイマイチ冴えない朝がまだ続きそうな春の始まり、これは手にとる頻度が高くなりそうです！

キュレル 色づくベースミルク 湯あがりピンク　SPF24・PA++ 30mL　￥2090（編集部調べ）／花王

逆に、気になる肌の赤みを抑えたい、という方はこちらがおすすめ。

うるおい特化型ベースメイクブランド・乾燥さんは、セラミド・アミノ酸・ワセリン、さらにはナイアシンアミドと、うるおいだけではなくエイジングケアまでまとめて面倒を見てくれる配合成分が魅力。プチプラながら、なかなか頼もしい布陣です。

しかもこちらの限定色・シカグリーンには、肌あれ対策としてツボクサエキス（CICA）もプラス。

しかも、そのうるおい力への自信ゆえか、洗顔後これひとつでOKのオールインワンタイプというのも驚き。きれいなグリーンのクリームは、ちゅるっとやわらかなテクスチャー。

肌にのばすと……カバー力というより、フィルターをかけてナチュラルな肌色にチューニングしたような印象。うるおいに肌が包み込まれてツヤが増し、透明感ある印象がお気に入り。

紫外線にブルーライト、花粉・ほこり・PM2.5からも肌を守ってくれるので、出かけない日は朝これ１本使うだけでも気持ちに余裕が生まれそうです。

ちなみに、このシカグリーンは数量限定品なので、見つけた方はラッキー。このほかにもノーカラータイプやBB的に使えるカバータイプなど、すべて￥1430というお値打ち価格なのでドラッグストアやバラエティストアで探してみてください！

乾燥さん 保湿力スキンケア下地 シカグリーン　SPF45・PA+++　30g　￥1430／BCL＜数量限定発売＞

肌あれしやすいからなるべく余計なものは塗らず、すっぴんに近い状態でいたい。でもそれなりに肌はきれいに見せたい……。そんな“トラブルリスク高め”な肌の方に使っていただきたいのは、資生堂 イハダの新作UV。

イハダ 薬用フェイスプロテクトUV ミルクは、紫外線はもちろんブルーライトや花粉、６つの肌トラブル要因から肌を守るとともに、有効成分配合により肌あれ予防、さらにはシミ・そばかすを防ぐ効果まで網羅。これは使わなくてはもったいない。

クリアベージュのテクスチャーは、非常にのびが良くムラになりにくいのも特長。何度も触れずとも、きれいになじんでくれます。

それほど「カバー力がスゴイ！」というアイテムではないのですが、トーンが整い自然なツヤと透明感がでて、断然きれいな素肌印象に。そして、うるおいが密封されたイハダならではの仕上がりで、しぼんだキメや毛穴も目立たなくなるような。日中に触れても柔らかい肌がずっと続き、おまけにブライトニングもできるとあってモチベーションもアップ。

今までも悩み深き肌を防御するアイテムをいくつも世に送り出してきたイハダですが、このUVは肌タイプ問わず使ってみてほしいアイテム。間もなく新発売です！

イハダ 薬用フェイスプロテクトUV ミルク［医薬部外品］SPF50+・PA++++ 30mL ￥1980／資生堂＜２月21日（水）発売＞

最後はちょっと番外編。便利なムースタイプの美容液ファンデーションをご紹介します。

コーセーとミルボンが共同で開発した美容室専売化粧品のブランド・im（アイエム）から発売されたカラーレタッチ　CCムース ファンデーションは、肌悩みをカバーしながらSPF50+・PA++++で肌を守るファンデーション。ベースメイクは薄くごく自然に、しかも手早く済ませたいという人にもぴったり。

すごくメイク感が出る、というわけではないので、お仕事向けの肌をつくるときは、ファンデーションの前に仕込む下地として使うのもおすすめです。

カラーはくすみ肌をトーンアップするルーセントホワイト、赤みを抑えて澄んだ肌を演出するリーフィーグリーン、色ムラやクマを目立たなくして血色をプラスできるスキニーベージュの３色。

これまでムース状のファンデーションや下地を数多く世に送り出してきたコーセーの技術と、各地のサロンで日々生きたトレンドをキャッチしてきたミルボンのタッグだからこそできた、使いやすく洗練された色と質感、さすがです。

軽くムラなくのび広がり、つるんとなめらかな質感の仕上がりは、それだけで肌のランクが上がるよう。とにかくのびがいいので、少量ずつ出して１回の量を見極めてください。

休日のベースメイクなら、スキニーベージュで全体のトーンを整え、ルーセントホワイトをハイライト代わりに頬骨や鼻筋に。これだけで透明感あるツヤ立体肌が完成します。素肌っぽいのにきれい、UVケアは高水準、しかもウォータープルーフでくずれにくい！ もう、心強いのひと言です。行きつけのサロンなどで見かけたらぜひトライしてみてください。

アイエム　カラーレタッチ　CCムース ファンデーション　全３色　SPF50+・PA++++　50g　各￥2970（美容室専売品）／コーセー　ミルボン　コスメティクス

年が明け、あっという間に２月がやってきて、そして春も間近に迫ってきました！ ぐんぐん強くなる紫外線にあわてる前に、最新のUVケアを手に入れて準備万端、春の楽しいおでかけに備えましょう！