⚫️「ブランディングイン聖水洞」が日本でもLeminoで2月5日から配信中ですが、見どころは?
ー偶然キスをして魂が入れ替わり、180度違うキャラクターになるストーリーなんです。ロマンスもあってスリラーもあって、見どころが本当にたくさんあるドラマです。
⚫️ある意味一人二役ですよね。
ーそうです。
⚫️演じていて楽しかったところはどんなところですか?
ー朝はカリスマに満ちたナオンを演じて、夜には純粋で予測不可能な魅力が弾けるウノというキャクターを演じるのが本当に楽しかったです。
⚫️ドラマ「わずか1000ウォンの弁護士」のキム・ジウンさんの役もとても良かったのですが、ナオン役のジウンさんと共演してみてどんな印象でしたか?
ージウンさんは撮影現場で、とても頼もしくてたくさんのことを学ばせてもらいました。演技も上手でしかも情が厚いのですぐに親しくなったんです。楽しく撮影した記憶が残っています。最初の印象から今まで、いい先輩の姿ばかりを見せてくれたので、同僚、先輩、そしてお姉さんとしてとても素晴らしい方だと思いました。
⚫️ロモンさんは、どんな俳優でありたいですか?やってみたいジャンルはありますか?ロマンスが好きで、時代劇もやってみたいそうですが、特に好きな作品はありますか?
ー大好きでこんなふうになりたいなと思う先輩方はたくさんいらっしゃるのですが、あえて名前をあげるとしたらイ・ビョンホン先輩です。特に好きな作品は最近のものではないのですが、ファンタジーロマンスの「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」が大好きです。最近ボーカルトレーニングをしているのですが、「星から来たあなた」のOSTで練習していて、そのドラマも好きですし、映画ならレイチェル・マクアダムスの『きみに読む物語』が好きです。時代劇もすごくやりたくて、まだやったことのない役が多いのでいろんなジャンルに挑戦したい気持ちが大きいです。
⚫️演じることの面白さとはどんなところにありますか?
ー実は、今、演技する瞬間瞬間がとても楽しいのですが、「ブランディングイン聖水洞」で言うと、演技で様々な姿を見せることができるのが楽しく感じました。カリスマ溢れる仕事一筋に突き進む強いナオン、予測不可能な弾けるウノ、それぞれの魅力両方が本当に楽しかったです。外見的にも楽しい、そんな面白さがありました。スーツをビシッと決めて着こなすのも面白く、大人になった気分も味わえました(笑)
⚫️ロモンさんは、ドラマ「僕たちの復讐ノート」から注目している俳優で、ドラマデビューして10年ですが、役者として役に向かう姿勢は変わりましたか?
ー10年、あー、本当に。記憶にある限り、作品ごとに違うと言うことはなく、ほぼ姿勢としては同じだと思います。常に最善を尽くして、本当にうまくよく撮れるように努力をしてきましたし、今も努力を惜しまずベストを尽くしています。
⚫️どんな褒め言葉が嬉しいですか?
ー演技が良かったって言ってくださる褒め言葉も好きですし、よくやったと言ってくださるのも嬉しいですし、今日は可愛いよ、かっこいいよ、いいよ、アクションも良かったとか褒め言葉は全部好きで、褒め言葉は僕はすべて拒否しません(笑)
⚫️昨年ディオールのグローバルアンバサダーとして行ったパリはいかがでしたか?旅行が好きだそうでワインの里、ブルゴーニュにも行ったそうですね?他に旅してみたいところはありますか?
ー生まれて初めてヨーロッパに行きました。ディオールという大きなブランドから招待していただいて光栄でしたし感謝の気持ちでいっぱいでした。パリはとっても良かったです。個人的な感想としては、パリは美しくて芸術的でそして愛に満ちている都市というように感じを受けました。ブルゴーニュは僕が好きなワインの産地で、車に乗って行ったら見渡す限りの葡萄畑がわーっと広がっていて、その景色が素晴らしかったですし、心が癒されたんです。本当に夢のような時間を過ごしました。行ったことのない国がたくさんあるので、時間を作って日本にまた来たいです。隠れ家のようなあまり知られていない路地の美味しい店とか、札幌の街を自ら歩いて旅したいです。
⚫️昨年も日本旅行を楽しんだそうですが、日本に来ていちばん驚いたことは?
ー来るたびに驚いていることがふたつあります。10個あるんですけどふたつだけお教えします(笑)。食べるたびに食事が全部おいしくて、どうしてこんなに美味しいんだろうと、デザートまでおいしくて驚きます(笑)。もうひとつは、思っていたよりも僕に気づいてくださる方が多いので本当に驚きます。
⚫️マリソル読者にオススメの韓国のスポットや故郷自慢があれば教えてください。
ーちょうど配信中のドラマが聖水洞を背景にしているので、聖水洞はどうでしょうか。聖水洞に大きなディオールの旗艦店があるんです。そこに行けばショッピングもできますし、素敵なカフェもあるので、お茶とデザートを楽しみながら過ごしたら気分が良いのでは、と思います。それから、海岸線に沿ってソクチョまで車で、恋人や友人、家族と行ったらロマンがあっていいと思います。僕の育った故郷はウズベキスタンですよね、羊の肉を焼いたものが本当に美味しいですし、シルクロードで知られているので陶磁器など骨董品もたくさんあって見るのが楽しいと思います。夏は本当に暑いので、春か秋に訪れるのがお勧めです。僕はロシア語も話せるんですよ。
⚫️マリソルでもインタビューしたことのあるアーティスト、I’llさんのライブにいらっしゃって推し活していましたがファンになったきっかけは?
ー知り合いの方に偶然連れられてライブに行き観たのですが、ものすごく感動して涙を流すほどでファンになったんです。いまでは兄弟のようにすごく仲良くしてもらっています。彼のライブは観るたびに学ぶことがたくさんありますし、本当に魅力のあるアーティストだと思います。
⚫️癒しアイテムや好きな香りはありますか?
ーワインの香りです。ワインの他に考えられないくらい。白から赤、甘~い香りのスイートワインまで。本当に癒されます(笑)
⚫️今年の抱負は?挑戦してみたいことはありますか?
ー決心していることはたくさんあります。今もドラマの撮影中でたくさんの挑戦をしているところですが、これまで以上にもっと情熱的にポジティブにすべてのことにそんな姿勢でチャレンジしていくことが抱負です。それから、周囲の人にポジティブエネルギーを与えていきたいという気持ちもあります。
⚫️日本でも人気のペ・ドゥナさんたちと共演の「家族計画」の撮影中で多忙を極めていますが、次回作についてお話しできるものがあれば教えてください。ファンミーティングでは、「家族計画」では、可愛いサイコパスの役だとおっしゃっていましたが。
ー「家族計画」での役は、家では愛される息子なんですが、この家族は一般的な家族ではないんです。事情があって家族になる五人がサイコ・・・そんな感じなんです(笑)。楽しみにしていてください!
マリソルは、ロモンさんが好きな「NARUTO」と同じ出版社なんですよと話すと、「子供の頃NARUTOの火影になるのが夢だったほど好きなんです!」と目を輝かせて身を乗り出して驚いていたのが印象的でした。ドラマ出演歴10年、「今、私たちの学校は...」や「代理リベンジ」でも披露したアクションもこなすかっこよさ、子犬のような愛すべきあどけなさや茶目っ気も持ち合わせたチャーミングな人気スターです。撮影中だという「ハッシュ~沈黙注意報~」のキム・ジョンミン作家が脚本、『声/姿なき犯罪者』のキム・ソン、キム・ゴック兄弟監督の「家族計画」も今からとっても楽しみです!