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1枚重ねてセンスアップ! おしゃれに防寒、トレンチコート【40代おしゃれコスパ論 #47】

そろそろトレンチコートの季節。寒い日はどうやって着ればいい??
Akane

Akane

マリソル美女組出身、元国内線CA。プチプラで高見えするアイテムを見つけ出すことを何より得意とするファッションブロガー。高校のフランス語教員免許をもち、いつかは通訳者になりたいと現在ゆる~く勉強中。夫、中学生女子、小学生男子の4人家族。身長163cm、体重48キロ。
最近、急に暖かくなったと思ったらまた冬の寒さに戻ったりと、その日によって着る服が大きく変わるので、毎朝の天気予報チェックが欠かせません。「4月の陽気になる」と予想される日には早くもトレンチコートを着るようになりましたが、悩ましいのは「日中暖かくて夜寒い」こと。昼間はトレンチ1枚でOKでも、夜になると気温が急降下して、実際はまだまだ冬を実感……薄手のトレンチ1枚では寒いと感じることが多いです!

でも、そろそろ3月。コートも次第に冬物から春物へと移り変わるこの季節、肌寒い日のトレンチコートはどのようにして着ればよいのでしょうか??
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「厚手のニットを着こむ」というのもアリですが、最近の日中はかなり気温が高くなることがあるので、ニットより簡単に着脱できるもので体温調節ができると便利。そうなると、思いつくのは「パーカ」です。パーカはフードで首まわりがカバーされて暖かく、着脱も便利な使えるアイテム!

……でも、「トレンチ+パーカ」の唯一の悩みは「カジュアルに見えやすい」こと。この組み合わせにデニムのようなパンツ系を合わせるとカジュアル感が強めになりがちなので、できれば大人っぽくエレガントに見せられるものがあればベスト!
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……ということで、肌寒い日のトレンチコートの時、「プラスワン」として一緒に使っているアイテムはコチラです↓
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……「ジャケット」。トレンチコートとジャケットが2点重なると、生地の厚さ的にちょうどいい暖かさ! 季節の変わり目の肌寒い気温にぴったりの体感になります。しかも、ジャケットを入れると見た目にもうれしいメリットが!
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きちんとしたジャケットを入れると、トラッドなトレンチコートに「エレガント」な印象がプラス。より洗練され、1枚で着るのとはまた違う雰囲気が生まれます。
そして、「トレンチ+ジャケット」は重ね着しやすいのもメリットです。最近のトレンチはオーバーサイズや袖がゆったりしたデザインも多いので、ツイードのような少し厚手のジャケットを入れても「着ぶくれ」しにくいのがポイント。ジャケットの着脱で手軽に体温調節できます。
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「トレンチ+ジャケット」」はコーデしやすいのもポイントです。トレンチコートはほとんどが無地なので、重ねるジャケットは無地はもちろん、上の写真のような「ツイード」でもOK。また、ジャケットの丈はショートでもオーバーサイズでも、ロング丈のトレンチならどの丈感でもバランスがうまくとりやすいのもポイントです。
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トレンチコートの足もとにはスニーカーを合わせることも多いですが、ここにデニムを入れてしまうとちょっぴりカジュアルな印象が強くなりがちです(↓右)。そんな時も、ジャケットを1枚入れることでデニムコーデが上品にアップデート(↓左)。大人にちょうどいい「きれいめカジュアル」が作りやすくなります♪
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「トレンチ+ジャケット」をよりエレガントに見せやすいのは、「金ボタン」がついたタイプです。トレンチの内側から金ボタンが見えると、単調なベージュ系トレンチのアクセントになり、「品」だけではなくコーデにもメリハリが生まれます♪
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……ということで、まだ肌寒い日に着るトレンチにはジャケットを「プラスワン」! 季節をうまくつなぎ、いつものトレンチコートをエレガントに見せてくれそうです♪
★Day1:チェックのジャケット
ベージュのトレンチに「あか抜け感」が足りないと思う時は、「チェック」のような柄物ジャケットをイン。無地のコートとうまくマッチし、印象的なコーデになります。
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★Day2:黒いジャケット
トレンチがベージュ系なら、色の相性がいい「黒」のジャケットを入れるとセンスよく映えます。ジャケットにメタルボタンがついていると、コーデのメリハリもUP! 小さい部分ですが大きなポイントです。
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★Day3:ショートジャケット
ロング丈のトレンチなら、クロップドのような短めのジャケットを合わせるとスッキリ。脚長効果でスタイルアップしやすくなります。
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★Day4:ツイードジャケット
トラッドなトレンチと、エレガントなツイードの異素材が不思議とマッチ。クルーネックのジャケットを使うと、マニッシュなトレンチの雰囲気にフェミニンさがプラスされます。
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★Day5:パイピングジャケット
パイピングジャケット(生地の端がテープで縁どられたデザイン)も、さりげないコーデのアクセントに。トレンチに合わせたベージュ系でまとめる時は単調になりがちなので、くっきりしたパイピングがメリハリになります!
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最後に余談ですが、トレンチコートの「背面」をエレガントに見せたい時は、こんな方法を使うこともあります↓……「ベルトチェンジ」。付属のベルトを外し、手持ちのスカーフを結ぶことでいつもとは違う雰囲気に! トレンチがマンネリ化してきた時の気分転換に使える方法です♪

大判の四角いスカーフを使ったり、写真はルイヴィトンの「Bandeau(バンドー)」ですが、このような細長いタイプもコンパクトで結びやすいですね!
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★「トレンチ+ジャケット」のメリット★
1:パーカよりエレガントに見せやすい
2:ジャケットのデザインや丈感を選びにくく合わせやすい
3:トレンチコートが品よくアップデートできる

……もうすぐ3月。服装の季節感が大きく移り変わるこの時期ですが、無理をせず暖かくして、おしゃれにこの時期を乗り切っていきたいですね!

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

★オマケのコスパ★第47回

「桜もちは手作りで」

ひな祭りが近づくこの時期、和菓子屋さんに入ると可愛らしい「桜もち」が並んでいて思わずニッコリしてしまいます。全和菓子の中で一番好きなものが「桜もち」というわたしにとっては、何ともうれしいシーズンの到来♪……ですが、大人になるまで知りませんでした。桜もちが「関東」と「関西」で違うなんて!!

わたしが小さいころから食べていたのは、薄皮が巻かれた「長命寺」(↓右)。両親・両祖父母とも東京のため、ひな祭りにはこの「長命寺」しか出されたことがなく、てっきりこれが全国共通の桜もちだと認識していました……一方、これまた好きでよく買っている、つぶつぶ食感の「道明寺」(↓左)。関西でいう「桜もち」が、まさかこれを指すとは! しかも、関西のみならず「桜もち=道明寺」という地域のほうがはるかに多いというのを知った時は、ひそかにカルチャーショックでした!
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そんな、毎日でも食べたい桜もちですが、これまではあたりまえのように「買う」ことしか頭になかったのです。まさか自分で作れるなんて思いもしなかったので!
でも、ある日ふと「それほど好きなら作ってみては?」と思いつき、レシピを探してみることにしました。すると、意外に簡単に作れそう!

材料はとてもシンプルです。「桜の葉」「食紅」「白玉粉」の3点以外は家にあるものでOKでした♪
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あの薄皮のモチモチ直感は「白玉粉」だったのか~~なんて、感心しながら調理開始。長命寺の薄皮は、お店によってモチモチした食感とそうでないタイプがありますが、わたしは断然モチモチ派。自家製なら食感を調整できるので、白玉粉を多めに入れました♪

白玉粉と薄力粉を水で溶き、食紅を入れたらあっという間に生地が完成……なんともスピーディーなレシピには拍子抜けしました!
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生地ができたらフライパンで巻きやすい大きさに薄く焼くだけです。皮が冷めたら「あんこ」を包んで桜の葉を巻いて完成。長命寺のあんこは「こしあん」が多いですね♪

ピンク色の薄皮が可愛らしくて気分も上がります★
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調理時間は約20分……こんなに簡単に、いつも買っていた桜もちが作れてしまったことに、ひとり感動していました。白玉粉多めで作った皮の食感は、桜もちというよりほとんど「大福」のようなモチモチ感!
安価な材料でたくさん作れるコスパのよさにも感動です。桜もちは、もう買わないかも??
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薄皮の形がいびつになっても、上から桜の葉を巻くのでOK!葉を巻かずに「桜の塩漬け」を添えてもいいですね♪

小さなお重に詰め合わせれば、季節を感じるちょっとした手みやげに。話にも花が咲きそうです★(お重は100均で調達)
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東京の「桜もち」といえば、浅草・スカイツリーにほど近い場所にある「長命寺桜もち」が有名ですね。江戸時代から300年以上続くこのお店の創業者、山本新六が長命寺の門番だったころ、大量に落ちてくる桜の葉を試しに塩漬けにして餅をくるんで売りはじめたのが「桜もち」のはじまりだそう。この時代は大変な人気商品になり、お花見の季節には多くの人が買い求めたとか。

何もなくても、桜もちさえあればそれだけで春を感じられる時間が過ごせそうですね♪
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一生懸命作っても、「あんこ抜きで皮だけちょうだい」なんて娘に言われる始末……でも、その気持ちわかるな~~! わたしも、子供のころはひな祭りで出された桜もちのあんこを取り除き、皮だけを食べていました(笑)

本当のおいしさがわかるのは、きっとこれからなのでしょう!
*次回の更新は3/3(日)です

  

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