坪田あさみ エディター・ライター
何もつけない髪はありえない!
質感を整えてお出かけしよう
皆さまはスタイリング剤を毎日使っていますか? 私はその日の気分や着こなしによって数種類を使い分けています。
▲ドレッサーの棚に入っているヘアスタイリング剤を取り出し撮影してみました。いろんなテクスチャーのものがそろっています。
そんな私も若いころはスタイリング剤をほとんどつけたことがありませんでした。まとめ髪をした時にアホ毛が飛び出ないようハードスプレーを使って固める程度。質感を変えるという発想自体ありませんでした。
使い方はいたって簡単。
意識するのは3種類のみ
まずはBeforeの私から見ていきましょう。スタイリング剤あるなしの落差を目にすると、もうスタイリング剤なしでは近所を歩くのも嫌になるほどです。
シャンプー後ドライしただけの髪
髪の毛は前日夜に洗っただけ。ただの素髪では、自然なくせやうねりがあります。ハイライトを入れているので、乾燥した感じが目立ちます。
Beforeその2
ストレートアイロンを当てた髪
素髪の状態からストレートアイロンを軽く当てます。きっちりとはやらずわりと適当です。でも全体にあったうねりが取れて、かなり違って見えます。ただ、このままでは毛先にニュアンスというものはまったくありません。
全体にふんわりとしたニュアンスをつける
最近はストレートのショートボブに飽きて、少し毛先にニュアンスを出しつつ、ちょこんと小さく結ぶのにはまっています。このアレンジをする時に一番重宝しているのが「ニゼル ドレシア ジェリーM」というミルボンのスタイリング剤。
▲こちらがミルボンの「ニゼル ドレシア ジェリーM」。私は美容院で購入しましたが、ネットでも売られています。
こちらのスタイリング剤を髪の毛全体にもみ込み、くしなどを通さず手ぐしでざっとまとめて小さくシリコンゴムで結びます。ワンプッシュでは足りない時は2回に分けてもみ込みます。髪が短いのでゴムの中に入っていない毛も多いのですが、毛先にニュアンスが出るので、ピンピンした感じもなく、ほどよいおくれ毛になります。
▲多くの毛はゴムの結び目の中に入っていません。でも毛先にぬれたニュアンスがあるので、なんとなくまとまって見えます。襟があるシャツやタートルネックなど首元にボリュームがある服の時に、このアレンジが合います。
▲前髪やもみあげ部分も束感が出るよう、手に残ったクリームをつけます。
次回3月16日(土)の更新では、外ハネストレートにニュアンスを与えるオイルと、前髪に使っているヘアバームをご紹介します。お楽しみに!