と、あれやこれや考えていました。
2023年中は終始体調不良で外出がなかなか叶わず、
購入の機会を逸したまま。
そうこうしている間にハイブランドは軒並み相次ぐ価格改定。
最初にチェックした時の金額から「えぇぇっ」と声が出るくらい上がってしまっている。
また値上がりしてしまう前にゲットせねば!
と、先週末いそいそと出かけたのでした。
カルティエの「クラッシュドゥカルティエ」。
カルティエ伝統のモチーフにアバンギャルドさがプラスされて、品があるのにカッコいいところに惹かれました。
細身で華奢なジュエリーよりも、少々ハードでボリュームのあるものが好きな人にはぴったりかもしれません。
節目のタイミングで自分にご褒美を初めて買ったのは、32歳で転職をした時だったと思います。
そんなんなので、「節目買い」デビューは結構遅かったんですよね。
確か日本で買うのと値段は変わらなかったけれど、記念にパリの本店でサンローランのバッグを買いました。(以下写真左)
当時の自分の気持ちとか、その時の旅行のこととか・・・このバッグを見るたびに思い出します。
40歳を迎えた時にはずっとずっと憧れていたコートを手に入れました。
このコートが誕生したのが1981年ということで、
私と全くの同い年というのも運命的でした。
カジュアルな格好をしていてもこれ一枚羽織れば、たちまち上品になる。
長らく愛されている名品とはこういうことか!と思い知らされます。
まだまだ40代と言えど人生も後半戦に入り、これから買うべきものはシンプル且つ時代を超えて愛されると確信ができるものを吟味して手元におきたいなと思っています。
物には一生物なんてなかなかないとは思いますが、そうやって思い出と紐づいた名品は間違いなくそれに近いものになるのではないでしょうか?