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• WEB美容エディター 原田千裕
• ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中！ そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。Instagram:@marvelous.h

1979年にイタリア・シチリア島で誕生したアルジタル（ARGITAL）。今年、ブランド創立45周年を迎えます。

少し前に行われた「アルジタル 表参道」オープン５周年記念イベントで、アルジタルを象徴するグリーンクレイの魅力に改めて触れてきました。春が近づき、肌のごわつきやざらつきが気になるこの時季にもぴったりのアイテムなので、ぜひご紹介させてください。

まず「グリーンクレイとは？」からご説明を。

グリーンクレイの故郷は、シチリア島の最南端にあるシクリの丘。そこは、約1600万年前は深い海の底だったそう。

長い年月をかけて海由来のミネラルが蓄積した海泥、すなわちグリーンクレイには、シリカをはじめとする美容や健康に欠かせないミネラルや、肌の活性酸素と結びつきやすい２価の鉄イオン（Fe2+）が豊富に含まれます。

さらに、保湿効果が高く肌を柔らかくする働きもあるそう。クレイの役割というと汚れの吸着が真っ先に浮かびますが、グリーンクレイはそれだけでは終わりません。エイジングケアにもぴったりなんです。

そんな素晴らしいグリーンクレイを、アルジタルではクリームやオイルなどを含むほとんどの製品に配合。ですが、やはり試して頂きたいアイテムNo.1は、この海泥100％のピュアクレイパウダー！ 

アルジタル グリーンクレイパウダー アクティブ　500g　￥3080（サシェタイプのトライアルサイズ・25g ￥473もあり）／石澤研究所

こちらが実際のクレイ。ごくごく微細なパウダーです。

ちなみにグリーンクレイの採掘が行われるのは、１年のうちで太陽の力が最も活発な夏の数か月間のみに限定されているそう。しかも採掘されたクレイは、天日で乾燥させています。シチリアならではの澄みきった潮風と、まぶしく力強い太陽熱で磨かれたグリーンクレイ……。自然のパワーが凝縮されているのを感じます。

使い方はごく簡単。パウダーに水を少しずつ加えながら溶かしていきます。

パックとして使うなら、クレイパウダーと水は同量で。驚くほどなめらかテクスチャーの泥パックが即完成！ お好みでアロマオイルをほんの少し加えるのもおすすめです。

パック時間は３～５分程度。泥ならではのあたたかみや密着感が心地よく、ココロまで癒される気がします。

パック後はくすみが晴れ、ワントーン明るくすべすべの肌に。とくに、小鼻の角栓予備軍がほぼ一掃されたことに感激。肌の手触りもとてもよくなり、何度も触れてしまうほど。

首やデコルテエリアにもぜひ！ 個人的には、なかなかケアが行き届かず毛穴詰まりに悩まされやすい背中や、少しケアをサボるとブツブツしてくる二の腕に使うと、パワーを感じていただけるのではないかと思っています。

スクラブ的に使うなら、もう少々水を多めにプラスしてどうぞ。こちらも一度でスコン！と肌が“あか抜け”ます。また、入浴剤として使うのもおすすめです。

ロゴマークにも採用されているカメは、長寿と賢明の象徴！

ちなみに、チューブに入ったペーストタイプ（写真左側）もラインアップ。こちらにはグリーンクレイに精油と有機ハーブがブレンドされていて、クレイのパワーを手軽にワンステップで体感できます。

アルジタル グリーンクレイペースト　250mL　￥3960（ミニサイズ・20mL ￥495も展開）／石澤研究所

グリーンクレイ、使ってみたくなりましたか？

せっかくなので、アルジタルで人気のスキンケアアイテムも、代表的なものをご紹介させてください。もちろんこれらのアイテムにも、ミネラルたっぷりのグリーンクレイが配合されています！

透明感不足やむくみが気になる肌におすすめしたいのは、スージング アルニカクリーム。めぐりのいい肌へと導く“薬箱のハーブ”アルニカの花のエキスが配合されています。

アルミチューブから出てくるのは、ちょっとクラシカルなしっかりめ感触のクリーム。べたつくかな？と思いきや、軽くマッサージするようになじませると肌に吸い込まれるようになじんで、驚くほどべたつきが残りません。アルジタルのテクスチャーは本当に洗練されていて、お見事としか言いようがありません。

爽やかな香りもいいんです。肌へとなじむまでの間、この香りを楽しみながらぜひちょっとしたマッサージも取り入れてみてください。むくみがちな目もとやフェイスラインにも、うれしい手ごたえをもたらしてくれるはずです。

アルジタル スージング アルニカクリーム　50mL　￥3300／石澤研究所

ポリフェノールが豊富で年齢に負けない肌へと導くセイヨウサンザシや、トウモロコシ由来のヒアルロン酸などを配合したフェイシャルディライトセラムは、華やかなイランイラン精油の香りが印象的。使うたびにうっとりしてしまいます。

そしてこちらも、大人の肌を満たす乳液状でありながらべたつきが残らず、とても快適な使い心地。だから朝ケアにもぴったりです。メイク前に、肌にハーブのエネルギーを仕込んじゃいましょう。日中の乾燥やくすみにブレーキをかけてくれますよ。

アルジタル フェイシャルディライトセラム　30mL　￥4290／石澤研究所

そして最新のアイテムがこちら。過剰な皮脂や酸化による影響を受けやすい肌におすすめしたいのは、このリファイニング バードッククリーム。

「バードック」とは、写真の手前にも写っていますが、私たちにもなじみ深いゴボウのこと。収れん作用に優れ、皮脂バランスを整えながら透明感のある肌へと導くことが期待できると、アジアでは漢方、ヨーロッパではハーブとして愛されているんです。

そのほか、ニキビ対策として南米の南米生まれのパワフルハーブ・サルサパリラや肌あれから肌を守るアイスランドコケなど、ちょっとレアな植物の成分を配合。

ほかのスキンケアと同じくさらりとべたつかないテクスチャーで、繊細な肌に寄り添います。大人ニキビ（もちろん思春期ニキビにも！）が気になったら、ぜひグリーンクレイのパックで、まっさらに整えた肌に使ってみていただきたいです。

アルジタル リファイニング バードッククリーム　50mL　￥3960／石澤研究所

箱の裏面に、そのアイテムのキーとなっているハーブの説明があるのもうれしい。目指す肌にぴったりのアイテムを見つけられます。

どれもべたつかない！と強調してきましたが、これもある意味イタリアらしい。春から夏にぴったりのべたつかないスキンケアをお探しの方、アルジタルはねらい目ですよ！ コスパもいいですし。

会場には創立者のジュゼッベ・フェラーロ博士の等身大パネルが。イベント当日は、イタリアの地にいるフェラーロ博士もオンラインで登場。チャーミングなお人柄に触れる楽しいひと時も

太古のエナジーに溢れた大自然の恵み・グリーンクレイをはじめ、シチリアの清らかな水や、バイオダイナミック農法で育てた植物など、選び抜かれた成分を採用。その素材たちと、まるで会話をするように向き合うことで生み出されるアルジタルのアイテムたち。

ブランドが目指すのは、単なる化粧品ではなく“肌や心にまで届く”製品づくり。あなたの肌とココロにも、新しい感動をもたらしてくれるに違いありません。