きれいめな日もカジュアルな日も。コーデのベースであり主役にもなる絶妙カラーです
この春のファッションを語るにあたり、外せないのが「光る」トレンド。ラメやメタリック、グリッターなど様々な質感のアイテムが登場しています。個人的にキラキラのアイテムは昔から大好きで、久しぶりにやってきた大ブームに喜んでいるところなのですが、ひとつ問題が。自分が大人になってしまったため、似合うものがなかなか見つからない! 大粒のグリッターやフューチャリスティックなシルバーの強い輝きにはもう自分が負けてしまうし、かといって輝きが控えめすぎるとこれもこれで地味になってしまう。
華やかさやおしゃれ感に加え、大人としての品のよさだって欲しいわ、とあれこれ条件を挙げながらリサーチしていたのですが、探し物はいつだって実は近くにあるのです。M7daysの春の新作に、希望にぴったりの一枚を発見しました!
スタイリスト徳原文子さんとのコラボ企画の「M7days【徳原文子さんコラボ】ジャカード華スカート」です。「マリソル世代がリアルに着たい服が見つかる」といつも人気なのですが、見た瞬間に「こ、これだ!」とひと目ぼれしました。キラリと光るゴールドベージュなのですが、その光り方が華やかなのにとっても上品なのです! サテン糸を織り込んだテクスチャーのあるジャカード地が奥行きのある輝きを放っており、リッチなムード(上の写真は室内の照明の関係もあり、実物の色合いは下の写真のほうが近いと思います、すみません)。形自体はシンプルなギャザースカートなので、合わせるトップスを選びません。まずはいつも着ているスウェットを合わせてみましたが、着こなしが一段格上げされて「余裕のある大人カジュアル」という感じになり、大満足。
このスカートの素晴らしいところは、きちんとしたシーンにももちろん対応するということ。旬の気分ときちんと感の計算されたバランスはさすが徳原さん! という感じです。「光る素材はあまり着たことがない」という人も大丈夫。基本は普通のベージュと同じような気分でコーディネートを組み立てればまず失敗しません。この日は白のカットソーと黒ジャケットと合わせましたが、シンプルなアイテム同士でもスカートのきらめきのおかげで華やかさが加わっていい感じなのでは? と自画自賛。トップスもベージュにして、質感違いのワントーンでまとめるスタイルもいいなあ、夏には黒のロックTとのミックスコーデもいいかも、と夢は広がっています。
着やすさもうれしいポイント。すぽっと履けてたくさん食べられる(笑)ウエストゴムですが、前面はベルトできちんとおなかまわりをおさえてくれ、インしてもきちんと見えます。生地はハリがあり、シワになってもスプレーなどしてしばらくつるしておけば元に戻る再現性もありがたいところ。
シンプルながらきれいなシルエットと、旬を感じる色と素材。徳原さんが「マイベーシックをアップデートするための、リアルで身近な相棒にしてもらえたら」とメッセージを寄せていましたが、まさに、ワードローブの土台にもなり、ポイントにもなり、さらにカジュアルもきちんともOK。品のよさをキープしつつ一枚で着こなしが新しくなる、大人のための頼れる相棒だなあと思っています。
¥20,900 |
編集 O 身長:170㎝ 骨格:ストレート