\失敗しない手土産を教えてくれるのは美女組 旅&グルメ部/
|PROFILE|
左から
はるかさん
旅&グルメ部部長。外資系会社に勤務していることもあり、世界中の旅&グルメ情報に精通。「これはどこの?」と聞きたくなる、珍しくておいしい世界のスイーツが得意。
Manonさん
仕事のみならずプライベートでも「しつらえ」を心がける大学講師。手土産でも「しつらえ」を大切にし、心を込めたおもてなしで相手を笑顔へ導く。礼儀や作法も一級!
わみやんさん
結婚・出産を経て、現在は北海道に在住。東京⇄北海道の往来で手土産選びの機会も増え、スイーツ情報収集が趣味のひとつに。どんなかたにも喜んでもらえる老舗スイーツ探しに余念なし。
しおりさん
「ハワイは目を閉じても歩けます」と自負するほどのハワイ通。海外旅行とスイーツめぐりが趣味。スイーツは和から洋まで幅広く情報をストック。相手に合わせたスイーツ選びには定評あり!
Hikariさん
食関連を中心にPR・エディターとして活躍する中で、スタッフの皆さんと「おいしい」を常に共有。最新の情報に触れながら、ワインに合う食やスイーツ探しを日々送る。
【はるかさんの手土産】銀座ハプスブルク・ファイルヒェンのテーベッカライ
「今回選んだのは、オーストリア国家公認料理マイスターの資格を持つオーナーシェフが腕を振るうレストランで購入できるクッキーセットです。
手土産って難しいですが、私は自分らしさがあって、その場が手土産きっかけで話が盛り上がるようなものを選ぶようにしています。手土産をお渡しして終わりじゃなくて、そこから話が広がるといいなと思って。
このクッキーセットで言うと、私は仕事で年数回オーストリアに行くので、現地で買ったものではなくても、由縁のあるものを選んでいます。自分らしいですし、『オーストリアって……』と必ず話題が広がるので。
あとは、手土産で困るものをお渡ししたくないので、親しい仲であれば好きなものや苦手なものを事前に伺うこともありますが、会社関係や多くのかたがお見えになる場では、口コミも参考にしつつ、万人ウケするものを選びます。
その点でもクッキーはわりと好きなかたが多いので、よく喜んでいただけますね。あとは話題性というところでは、季節感を気にしてみたり、いろいろな味が楽しめたりするものも話が広がるので、意識するようにしています」
【Manonさんの手土産】ぎんざ空也の空也もなか
「パリッとした最中の中にほどよい甘さのあんこがぎっしり詰まっている空也もなかは、一口でわかるおいしさ! 餡はご年配から子供まで幅広い層にウケがよく、自信を持ってお渡しできる逸品です。
そして銀座の実店舗のみで、予約でしか購入できないので、相手への熱い気持ちが込められるのがいいですね。また常温で日持ちするものが私の手土産ルール。空也もなかなら1週間は持ちますので、長く楽しんでいただける点でもおすすめです。
予約や行列などでしか買えないというひと手間かかる手土産は、相手を思う時間を取っているという証。気持ちはそういうところにかけられるかなと思ってこだわっています。印象にも残りやすいのでビジネスシーンで名刺代わりにも使っています。
本来は小分けが手土産にはいいのですが、空也もなかはベタつきもありませんし、ひとつずつ取りやすいので『小分けではないのですが……』とお伝えしながらお渡ししています。
どんな時も心を込めると、喜んでいただけることも多いですよ!」
夏目漱石など文豪にも愛されてきたもなか。添加物や保存料を使用していない体にも優しい和菓子です。10個入りの箱より要予約、不配送。
空也もなか 化粧箱10個 ¥1,200〜
|ぎんざ空也|
東京都中央区銀座6-7-19
tel: 03-3571-3304
営業時間:月〜金曜10:00〜17:00、土曜〜16:00(日・祝日定休)
Instagram @kuya.tokyo
【わみやんさんの手土産】六花亭の六花撰14個入
「北海道に住むようになって、手土産にも県民性があるということを知りました。東京では目新しいものやおいしいものが喜ばれがちですが、北海道では“安定感”“信頼感”が大事。誰もが知っているブランドが好きなので、北海道を代表する老舗の六花亭のお菓子を贈り物にするととても喜ばれます。ビジネスやお詫び、目上のかたへのご挨拶などかしこまった席の手土産としても◎。
東京ではあまり見かけることがありませんが、実は、マルセイバターサンドをはじめとする六花亭選りすぐりの詰め合わせがあります。可愛い柄の化粧箱に入っていてコスパもいいんです。手土産はお渡ししてお返しを考えられると申し訳ない気持ちになりますので、2000円前後が私の手土産相場。六花亭はこの価格帯で種類も数も豊富で、皆さんで分けていただくこともできるので理想的ですね。
そして、贈り物は相手ファースト。器やカトラリーを出す必要のない手土産が私の中で必須ですので、六花亭はすべて個包装というところもありがたいです」
【しおりさんの手土産】ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェのマンゴージュース
「ホームパーティで大活躍なのが、こちらのマンゴージュースです。最近はアルコールを飲まないかたも増えていますし、お酒好きのかたもジュースは好まれることが多いので。子供にも喜んでもらえますしね!ペニンシュラホテルのジュースということで特別感があるのも『おっ!』と一目置かれるポイントです(笑)。
贈り物をする時はお相手の好みではないものだと申し訳ないと思うことがあるので、飲食系かお花にしています。飲食系は家族のかたがたにも楽しんでいただけるようで、喜びのお礼をよくいただきます。
あと手土産でこだわるのは、おいしさですね。必ず自分が体験して納得のいくものを選ぶようにしています。パッケージが可愛いものも喜ばれますが、やっぱり記憶に残るのはおいしさだと思うので。だから相手の好みがわからない場合は、定番のお菓子で間違いなく喜んでもらえるものを選ぶことも。
今回はジュースでしたが、ビジネスでの手土産でお菓子をお渡しする時は、個包装がマナーと思っています。勤めていた会社でいただいたお菓子を配る際に、ティッシュなどを使ってお渡ししていたのですが、大変で(笑)。個包装は衛生上も配慮できるのでおすすめです」
最高級品質と言われるインド産のアルフォンソマンゴーをジュースにした贅沢な品。とろりと濃厚な喉越しが楽しめ、マンゴーそのままの香りとコクが味わえます。
マンゴージュース 500ml ¥2,484
|ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ|
東京都千代田区有楽町1-8-1 B1F
tel: 03-6270-2888
営業時間:11:00〜18:00 *カフェは当面休業、テイクアウトのみ
【Hikariさんの手土産】立町カヌレのカヌレ詰め合わせ
「可愛らしい見た目に女性は『きゃー♡』となってくれる、私の最近のおすすめ手土産が立町カヌレです。飲食系の媒体を担当する食通のメディアスタッフにもウケがすごくよくて、『これは間違いない!』と確信。以来、仕事のスタッフやママ友など複数人が集まる時の定番土産になりました。
スイーツっていろいろ食べたいし、それだけでお腹がいっぱいになるのもよくないので、2、3口で食べられるサイズ感のカヌレはとても便利。
そして切り分けるのも面倒をかけてしまうので、パッと開けてパッと食べられるものというのもいいですよね。
あとは、皆さん好みがあると思いますので、1種類じゃなく、詰め合わせを選んでいます。毎回、同じ手土産というわけではないのですが、季節ものを取り入れておくと、見た目も変わりますし、立町カヌレをご存じのかたも初めての種類と出合うこともあると思うので。選ぶ楽しさがあるというのも、手土産の楽しさのひとつなんじゃないかなと思っています」
外はカリッ、中はしっとりで、バニラの香りと上品な味わいが特徴の立町カヌレ。好きなフレーバーのカヌレを詰め合わせることができるセット。季節やイベント限定のフレーバーも人気。
カヌレ詰め合わせ 8個入り ¥1,852*価格は参考価格
|立町カヌレ MARUNOUCHI|
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング B1F
tel:03-6810-2550
営業時間:月〜土曜11:00〜21:00、日・祝日11:00〜20:00
ビジネスシーンやママ友の集まりなど、何かと手土産のセンスを問われるマリソル世代。自信を持って渡せる手土産であれば、その場の会話がさらに弾むかも!「気が利いているね!」と喜ばれる選び方も参考に、ぜひ素敵な手土産を見つけてくださいね。
*今回ご紹介した手土産は、価格や詰め合わせ内容、入数がかわることがあります。詳しい内容は各ショップへお問い合わせください。