Vol.5 40代“脈アリ、脈ナシ”はどう判断する?
読者の皆さん、こんにちは。モテ期プロデューサーの荒野です。
新年度が始まってあっという間に1カ月が過ぎました。日々のあわただしさも、ようやく落ち着いてきたころでしょうか。
「出会いの季節」、気になる人ができたという人もいるかもしれませんね。僕がおすすめする1カ月アプローチの手順は以前このコラムでご紹介しましたが、順調に進んでいますでしょうか。
ご紹介したロードマップどおりに完遂するのみ!なのですが、やはり気になるのが相手の反応。やり取りをするほどに、うまくいっているのかいないのかの現在地が知りたくなりますよね。実際、お相手の言動や行動に対して「これは脈アリなのか、脈ナシなのか、どちらだと思いますか?」というご質問をよくいただきます。僕のYouTubeでもいろんな脈アリ・脈ナシのパターンをご紹介しているのですが、今回は40代の皆様だからこそお伝えしたい“脈”についてお話ししたいと思います。
そもそも、脈のアルナシを知る意味は?
正直、脈があるかないか気にしているだなんて、なんてピュアなんでしょうと僕は思います。
海千山千、人生経験値の高い40代ともなれば、相手の言動について脈があるかないか正直わかっているのではないでしょうか。それなのに40代の独身女性は、こと恋愛になるとなぜか相手の言葉を額面どおりに信じてしまいがちなんです。
LINEでやり取りはあるものの多忙を理由に誘いを断られ続けると「年度始めだから仕事が忙しいのでは?」と思ってみたり、せっかくのデートでも相手が話も聞かずにスマホを触っていると「彼ってシャイな人なのかも」と想像してみたり、冷静になれば明らかに相手が自分に興味を持っていないのがわかることでも“脈”の話にしようとします。
脈のアリナシの悩みというより、単なる現実逃避。この恋愛がうまくいってほしいという想いがあるからこそですが、現実世界はそう甘くありません。
そもそも、脈のアリナシを知ってどうするのでしょう? もちろん、年齢的に失敗したくない、傷つきたくないという気持ちもよくわかります。でも、脈ナシのサインを見つけたら諦めるために脈ナシのサインを拾い集めるのでしょうか。脈アリのサインばかりがそろわないと動かないつもりなのでしょうか。こういう人は、脈があるとなったとしても、今度はなぜ告白してくれないんだろう……と言い出しかねませんね。
恋愛のうまくいくかどうかを相手にゆだねすぎていませんか?
すべての恋愛で自己肯定感を上げる
そうやって相手の言動や行動に揺れている女性、特に40代の恋愛に対してですが、強く言いたいことがあります。
「相手に拒絶されるまで行け」
ちょっとやそっとで諦めてほしくないんです。突き進んでいってほしい。そして、相手に拒絶されたら諦める。駆け引きなんて気にする必要はありません。こんなシンプルな猪突猛進型でいったほうがいいと思っています。
そもそも駆け引き、うまくいくと思いますか?
「40代で彼氏なし」という結果が、歴戦の失敗の集大成なんです。正直これまでの自分の悩みも、悩み方も、結論の出し方も、なんなら相談する相手も全て間違っていたからの結果なのです。
厳しいですよね。
でもね、ここから逆転しましょうよ!
大人になったあなたならできるはず!!
どうしても“脈”が気になるようでしたら、こんな考えでいってみてはどうでしょう?
●脈アリなら、ラッキー
→ ラッキーだからあなたから行け
●脈ナシなら、その相手はあなたにとって“格上”の人。素晴らしい相手を見つけられてラッキー
→ ラッキーだからあなたから行け
もしこれで振られたとしても「私、格上とよく戦った、ナイスファイト!」で、すべて自己肯定感が上がります。そして、頑張った分だけあなたは輝きを増し、恋愛偏差値も上がったはず。その輝きと行動力があれば、きっと次の恋愛こそうまくいきます。
「脈がある」か「脈がまだか」の二択
拒絶されるまでいって、相手に嫌われてしまったりまわりに迷惑をかけてしまったらと考えることもあるかもしれません。大人の意見として素晴らしいですが、それも杞憂。気持ち悪いって思われる“だけ”なんですよね。
正直、40代の女性に積極的に来られたら、年齢を問わずほとんどの男性は、たいてい怯むか、しぶといと感じるか。どちらであっても拒絶されていないなら、あなたの魅力を知ってもらえる可能性は十分にあります。1回でも会って話せる機会がもてるなら、それは大チャンス。あなたといる時間が少しでも楽しい、心地いいと感じてくれればこっちのものです。
20代、30代のころはその若さゆえ、それだけでも魅力的でした。恋愛にかける時間もありました。それに比べると40代はどうしたっていろんなものが足りません。
年齢とともに一番とっかかりになりやすい「見た目の魅力」が減っていくので、その分、内面的な魅力を知ってもらわなくてはいけません。ゆっくり自分の中身を知ってもらえたらいいなんて乙女な発想はせいぜい10代まで。時間をかけたところでうまくいくかもわからないのに、40代にとって時間を投資するのはあまりにもリスクが高すぎます。
つまり、一刻も早く自分の内面的魅力を知ってもらうためのシチュエーションを“自分で”ひねり出さなくてはいけないのです。
それにはどうするか。
言わなくてもわかりますよね。
誘わないと始まらないんです。
“脈”に気を取られて駆け引きなんてしている場合ではないのがおわかりいただけたでしょうか。
大人だからこそ、振り向かせる努力が必要だと僕は思います。相手しだいの脈のアリナシに振り回されるのではなく、「脈がある」か「脈がまだか」か。これから脈をもってもらえるよう行動あるのみです。相手の言動に振り回されて右往左往するぐらいだったら、この考え方で行動を起こすほうが健康的。いいんです、拒絶されるまで恋愛して振られたのなら、もう吹っ切れるはず。次に行きましょう! 脈に振り回されずに恋愛をしたくなった人に捧げる今回の格言はこちら。
【今回の格言】
大人の恋愛に駆け引き不要
攻める女に恋は振り向く