おおむね晴天に恵まれた今年のGW、皆さんはどのように過ごされましたか?
私は友人に誘われ京都へ行ってきました。
高校の修学旅行で訪れたのが初めてだったからか、私にとっては時々また修学旅行のような学びや体験をしたくなる場所でして、、今回は東大寺の献茶を主目的にそれにひっかけて(?)抹茶の石臼体験なども組み込みお茶の旅みたいなルートになりました。ちょっとレポートします 。
というわけでまずは京都からJR奈良線に20分ほど乗り、宇治へ。駅前にはシンボルとして愛される茶壷をかたどったポストもあり、歩けばどこからともなくお茶の香りが漂ってくるという、お茶の街。
ぐるっと散策するにちょうど良いサイズの観光地という感じで、宇治橋の紫式部像から表参道、平等院、朝日焼ギャラリー、間にお茶やさんのはしごを入れ1時間半ほどでまわり駅前の中村藤吉本店へ。
中の和室で‘挽き茶’体験なるものにトライ。石臼で碾茶(抹茶のもととなる茶葉)を挽き抹茶にし、自分で挽いた抹茶を飲ませてもらえるというもので小1時間ほどのイベントなのですが、なんというか大人の修学旅行にぴったりのほっこり感で大満足。挽きたての抹茶は青い香りと味 のする初体験のもので季節にぴったりの清々しさ。四畳半の茶室でしっぽりいただきました。
翌日は東大寺へ行くため近鉄特急で移動して奈良駅へ。この日も25℃越えの暑さ・・。お寺まわりでは鹿たちが思い思いに歩き休み、海外からのお客さんをもてなして(?)いました。
献茶式を拝見したり呈茶席へ行ってみたり、半日ほど広い東大寺の敷地内を行ったり来たり。その間に待ち時間もあったのですが、緑と風が気持ちよく癒された1日でした。
鹿モチーフのお菓子やお土産がやはりとても多いですよね。見た目も可愛く味も良い見返り鹿モチーフのお煎餅を近くの和菓子やさんでお土産に買いました。
最後は市内の「居雨」でお茶。モダンなインテリアにこだわりの作家の道具で楽しむ喫茶スタイルで、好きなお茶とお菓子を選べるという形のもの。最近、多いですね。外は超晴天、部屋は薄暗いコントラストを感じながら、美味しい時間を過ごしました。最後の写真はショップで展示してあった入れ子立礼卓で、すべてマトリョーシカのように収納できる才色兼備の素敵なお茶用の家具。味がありますね~。
編集長イシダ