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キャリア、収入……彼との「格差」をどう受け入れる? 【40代をモテ期に変える格言 Vol.6】

【大反響連載中!】オトナの建前をぶった切り、真理をつく! モテ期プロデューサー 荒野広治さんがお届けする大人のための激辛恋愛論。キャリアもお金もある40代だからこそ、気になるお相手との「格差」。 荒野流心理分析でその本音を暴露!
荒野広治 meot婚活相談所運営、モテ期プロデューサー

荒野広治 meot婚活相談所運営、モテ期プロデューサー

「息をするようにモテる」をテーマに、日本一恋を言語化するモテ期プロデューサー。過去にモテなかった経験をバネに自分磨きに注力した結果、5つのマッチングアプリで「いいね数日本1位」に輝くなどの経歴を持つ。2021年6月からは活動の場をYouTube LIVEに切り替え、辛口の恋愛・婚活の相談を行い、その経験を生かし、2022年にmeot婚活相談所をオープン。具体的ですぐに使えるテクニックを武器に、ゼクシィ公認セミナー講師やSNSで独自の理論を公開し、現在SNS総フォロワー数30万人を誇る。

Vol.6 彼との「格差」、気になるのは40代だから?

読者の皆さん、こんにちは。モテ期プロデューサーの荒野です。

そろそろ各地で梅雨入りでしょうか。季節的にも気分的にも晴れない時季ではありますが、婚活ベースでは“仕込み”の6月。生涯イチハッピーな夏を過ごすために、動き始めたいところです。

前回お伝えしたように、この人!と思ったお相手ならガンガンいってもらいたいのですが、意外と気にする人が多いのが周囲から見た相手の評価。特に、仕事を頑張ってきて、社会的地位もお金もある40代にもなると、相手との「格差」が気になるというかたも少なくありません。


そこで、今回は大人だからこそ悩む、お相手との格差について考えたいと思います。


「格差」は必ずしも問題にはならない

「格差」というと、何を思い浮かべるでしょう。社会的地位や収入、家柄、年齢、身長などもそうでしょうか。

客観的に見た時に、カップルに格差があるのはよくある話だと思います。むしろ、完全にお互いのランクが合っていることのほうが稀です。例えば、同じ会社に同期入社した二人でも、必ずしも同じというわけではありません。実家の資産の差、そこに至るまでの学歴、同じ年でも男女の年齢的価値って違ったり……と考え始めるとキリがない。どこが同じであればいいのかというのも、その人の価値観なので「人それぞれ」というほかありません。

先日、弊会に年収3億円超の男性会員が入会してきました。そのかたが求めている女性は、「心がきれいな人」。ここまでの高収入であればいくらでもハイスペック美女を捕まえられると思うのですが、多額の資産目当てで寄ってくる女性たちに辟易しているようでした。ただ、その男性の希望と結び着く女性を「欲のない純朴な女性」とすれば、社会的には自分よりぐんと格下になる可能性もあります。でも、そのかたの中では自分と釣り合っているんです。

恋愛の当事者が格差を認知している場合でも、お互い頑張り合うという力学が働く場合であれば、問題なし

例えば、自分が高収入ながら相手より年上で、その彼は自分より収入が低い場合でも、自分はオバサンだけど彼に可愛いと言ってもらえるようにきれいでいようと努力していたとすればOK。自分のために頑張ってくれるなんて、健気で可愛い女性だと思われます。きっと、お相手ももっと努力してあなたに認めてもらいたいという想いでいてくれるはずです。

一方で、お互い妥協をして付き合ってやっていると思っている場合なら、やめておいたほうがいい。「この人、格下だなぁ」と思う人と恋愛を進めようとすると、確実にこじれます。

「これぐらいの人で妥協したってんねんから」という“上から”の感情は、口には出さずともにじみ出てしまうもの。特に、経験値の高い現役バリバリの40代の女性は要注意です。もちろん、社会的地位や収入が高いこと自体は素晴らしい。今の40代はきれいなかたも多いですし、自分に自信があるのはそれまでの努力の結果で賞賛すべきです。でも、相手の立場からするとどうでしょう?

荒野広治

ちやほやされたころの呪縛は根深い

格差を気にするのは、自分のアイデンティティを、どこか狭いところで持ちすぎている人に起こりやすいんだと思います。40代ともなれば、その価値観の中で過ごしている時間も長くなるので当然といえば当然。でも、これって、実は危険な考え方だとお気づきでしょうか。切り口次第では自分が格下にもなったりするのに、自分が格上に見える切り口でしか物事を見ていないということなんです。いくらあなたの年収が数千万円ある美女であったとしても、40オーバーならば、年収400万円で20代の女性のほうが婚活市場においてはよっぽど価値が高い。

そもそも、女性は男性に比べて、自分の価値を勘違いしやすい。40代こそそれを常に意識しておくべきだと僕は考えます。それは、女性はもれなく“若い”というだけでちやほやされた年代を通ってきたから。ピチピチとした女性はそれだけで持ち上げてもらえますし、ハイスぺイケメンと付き合える可能性だってなくはない(本命か遊びかは別としても)。それゆえ、本来の自分の価値を知るスカウターがバグってしまいがちです。そんな、若かりしころの感覚をずーーーーーっと引きずって、自分の市場価値を勘違いしたままと見受けられる大人の女性、男性側から見ると多いと感じます

一方、男性はそういう時期がほぼない。だって、若かろうがオジサンだろうが、何かを超頑張るか、超お金払うかしないと可愛い女性といい感じにはなれないんですから。そこに幻想がないので、女性に対する目もシビアです。

もしあなたがお相手の格を気にするなら、この女性ならではの妄想に囚われているかもしれません。正直、ちょっとは痛い目を見ないと目が覚めないと僕は思っています。



キャリア、収入……彼との「格差」をどう受け入れる?  【40代をモテ期に変える格言 Vol.6】_1_3

自分軸で相手をリスペクトができるかどうか

そもそもですが、そんな格にとらわれている相手とお付き合いしたい男性がいると思いますか? 人を見る目があるハイスぺ男子は女性をいろんな角度から見ているもの。そういう人は、相手の職業が会社員だろうと、売れない芸人だろうと、リスペクトできるポイントがあるかどうかを見ています。自分軸で相手を見られるかどうか。世間一般のものの見方から離れて、相手のほうが自分より上と感じる点を探すことは、実はできる男女はみんなやってることなんです。

あの大谷翔平選手だってそう。ワールドワイドで活躍する1000億円プレイヤーでイケメン、人柄も素晴らしい彼ですから、ハリウッド女優でも石油王のご息女でも選びたい放題のはず。でも、元プロスポーツ選手の日本人女性をパートナーに選んだ。かつてのチームメートから「大谷選手こそ彼女と結婚できてラッキー」だといわしめるくらいの女性ですから、人を見る眼も選び方も超一流ですよね(見た目も美しいかたですが)。大谷選手自身も相手に格差を感じさせなさそうですし、まさに「格差問題」を一掃するお手本カップルです。

では、逆に自分のほうが格下だと思ったら? そんなことに気にもむのではなく、むしろラッキーだと思ってほしい。

格上の男性と付き合えるなら「こんな素敵な人と付き合えたなんて、ラッキー! 彼に似合う女性になれるようにもっと頑張ろう!」と思えばいいんです。注意点とすれば、自分が格下だからといって、いきなり全力ではいかないことくらいでしょうか。へりくだって頑張りすぎても、続きません。少しずつパワーを出していくのが長くお付き合いを続けるコツです。そのほうが、いきなりアクセルを踏みまくってトップスピードでぶつかってくるより、長くいい関係が続きそうで相手は安心してくれます。

その人を「いろんな角度から見て」リスペクトできるかその気持ちを常に相手に表せるか。そうすれば、いくら傍目に格差があろうが、外野からのヤジだって二人を祝うBGMになるはずです。今回は少々お説教モードになりましたがご容赦を。心の視野を広げる気持ちが持てたあなたに贈る、今回の格言はこちら。



40代をモテ期に変える格言

【今回の格言】

「格差」とは狭い世界でのガヤ

幸せな二人にはただのBGM

イラストレーション/いいあい 取材/佐倉 光

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