坪田あさみ エディター・ライター
“ワンツーでコーデ終了!”の夏に
おしゃれを盛り上げる方法とは?
夏は大好きな季節ではあるのですが、暑すぎておしゃれをする気が失せるのも事実。風が通り抜ける涼しいワンピース一枚のワンコーデか、Tシャツやタンクトップにパンツ(もしくはスカート)のワンツーコーデで終わってしまうような毎日。これではコーディネートを盛り上げようがありませんよね。
そこで私が夏に特に頼りにしているのが、実用性を備えた夏小物。洋服がどんなにシンプルかつ無難であろうとも、小物たちさえあれば、なんとなく着こなしが盛れるので頼りにしています。
では「盛り」と「実用性」を兼ね備えた夏小物とは何か? 私にとってそれは「ベーシックカラーのキャップ」「超軽量サングラス」「小ぶりバッグ」の3つ。これらはもはや夏の制服的存在でほぼ毎日登場します(私のインスタ内でシリーズ化している「EVERY DAY OUTFIT」でもその登場頻度は一目瞭然!)。実際に使っているアイテムをお見せしつつ、それぞれの優秀さについて解説していきましょう。
夏こそ頼りになる小物
その1 「ベーシックカラーのキャップ」
▲夏にかぶるキャップの素材はコットンかリネン、ナイロンのもの。できるだけ薄手素材をチョイスし、頭が蒸れないようにします。
私はほとんど日傘をささないので(自分の着こなしに合わないし持ち歩くのが面倒だから)、基本の紫外線対策はキャップです。中でも写真の黒、白、ベージュのベーシックカラー3色の出番が圧倒的に多い(同じように見えて、それぞれカラーや素材が微妙に違います)。大人がキャップをかぶる時、この3色のいずれかがあればOK。
私が「ベーシックカラーのキャップ」を
頼りにする3つの理由
▲スカートスタイルには黒いキャップがおすすめ。頭だけが目立ちすぎることなく、違和感なく着こなしになじみます。
一般的にキャップはかなり若めなアイテムと思われていますが、私は大人こそ取り入れてほしいと思っています。私がキャップを頼りにする理由をご紹介しましょう。
1 キャップひとつかぶるだけで、頭皮や髪の毛を紫外線からある程度守ることができます。頭皮に日焼け止めは塗れませんし(日焼け止めスプレーなどもありますが効果はイマイチ)、頭は体の中で一番てっぺんにあるにもかかわらず、意外と無防備なのです。
2 日差しがまぶしいと目を細めてしまい、物理的に目もとのシワを作り出してしまいます。帽子を忘れた時に特に痛感します。
3 つばがぐるっと外周にあるハットは、脱いでいる時にとても邪魔。キャップなら室内で脱いだ時もバッグの中に小さくたたんで収納しておけます。しかも軽いのでかぶらない時の持ち運びにも負担がありません。
ちなみに3色の中で私が一番よく使うのが黒。髪の毛が黒、ブラウン系だと帽子が頭と一体化してキャップだけが悪目立ちしないから(明るいブラウンの髪色とベージュ系キャップも同じ理論)。
また靴やバッグ、服のいずれかに黒を使うことが多いので、キャップとほかのアイテムが色でリンクし、全体がまとまった印象になります。
夏こそ頼りになる小物
その2「超軽量サングラス」
▲レンズの色は目がうっすら透けて見えるものを選びます。フレームは軽いかけ心地で、かけているのを忘れてしまうレベルのものが最高です。
こちらも夏のおしゃれ&紫外線対策に欠かせないアイテムですが、私はコーディネートの引き締め役として一年を通してずっと愛用しています。なかでも出番が多いのは、かけていることを忘れてしまうほど、本体が軽い最新のもの(素材や加工など技術が年々進化していてその軽さに驚かされます)。
また今は目が透けて見えるぐらい薄いカラーレンズがしゃれて見えるのでおすすめです。
ちなみに今年の夏はアイウエアブランドBLANC..とエクラプレミアムでトリプルコラボを作らせていただいたのですが、これは私がふだん思っているサングラスに関する理想をすべて詰め込んだパーフェクトな逸品。全力でおすすめしたいと思います。
次回6月15日(土)公開の②では、私が「超軽量サングラス」を頼りにする3つの理由と、夏こそ頼りになる小物その3をご紹介します。お楽しみに!