「ザ・キタノホテル東京」をご存知ですか?
そのまま進めば、最高裁判所や対面には衆参両院の議長官舎があるエリア。
東京で唯一、「ルレ・エ・シャトー」加盟のスモールラグジュアリーホテル「ザ・キタノホテル東京」
ニューヨークのホテルと姉妹ブランドになるのが「ザ・キタノホテル東京」です。
1973 年、ニューヨークの中心地で、元アパートであった建物をリノベーションした「HOTEL KITANO」は、以来、世界中のVIP にリピートされてきた。両地で50 余年運営を行なってきた北野合同建物㈱が、サービスアパートメントホテルとして定評のあった東京の「北野アームス」を、2019年4月にホテルとしてリブランドオープンしたのが「ザ・キタノホテル東京」
贅沢な空間が広がる!ビストロノミー「L’Orangerie 光庵」
自然光が降り注ぐ本物の竹林が茂るアトリウムを囲むようにレストランや上階の客室がありました。
この日は、まだ陽が沈む前だったので東南角に位置するレストランはとても明るい印象でした。
その昔、オレンジやシトロンなどの柑橘系の植物を、寒い季節の間養成するためにつくられた温室がありそこからの名前になっているとか。
レストランのフロア全体が温室のように、優しく温かい空気に包まれていて、とってもリラックスができました。
長期滞在のゲストも多く利用されるホテルとのことなので、癒されるだろうな。と思いました。
日本の食材×正統なフランス料理の技術を堪能できるコース料理
先ずは、シャンパンで乾杯してからのアミューズ。
【Amuses-bouche】
・セップ茸のコンソメ
・黒オリーブとパルメザンチーズのマドレーヌ
1口サイズのアミューズブーシュが並んだ1皿は、小さいのにとっても繊細な味でした。
マドレーヌには瀬戸内産のレモンの皮がラペされていて、口い入れるとフワっとレモンが広がりました。
スタートのレベルが高すぎて、この後が楽しみになりました。
【Entrée】
そのパトリックシェフのスペシャリテを加茂シェフがオマージュし誕生した1皿だそうです。
ポーションも丁度よく、食欲を駆りたててくれて見た目も華やかで気分があがります。
【Poisson】
キャビア オシェトラ
そこに、贅沢の極み オシェトラ キャビアがたっぷりと添えられていて、濃厚なシャンパンソースとの相性抜群でした。
この時期しか食べれない旬の野菜が頂けるのは嬉しいですね。
お花の中には、帆立のムースがつめこんであり、ワインが進みました。
【Viande】
岡山県でホルモン剤などを一切使わず、長い時間かけて丹精込めて育てているという岡本牛は加茂シェフが惚れこんだお肉をつかった一皿。
ソースは白ワインベースのソース・ベルシー。
お肉がしっかりと主張があったので、さっぱりとしたソースがお肉の味を邪魔せず引き立てていて最高な1皿でした。
【Risotto】
【Desserts】
オーナーのルーツが長野県のため、そのつながりで長野の蕎麦を使用しているそうです。
バニラアイスの添えられていて、ピスタチオが添えられていました。
・トリュフショコラ
・フィナンシェ
・パッションフルーツのビー玉
一口サイズのブティフールも、しっかりと頂きました。
濃厚なチョコレートも甘酸っぱいパッションフルーツコーヒーと相性抜群でした。
かなり食べる量が多いと自負しておりますが、大満足の内容でした。
贅沢な空間で、大切な人とゆっくりとお食事をするのに最適なレストランだと思います。
一度は泊まってみたい!「暮らすような」滞在が可能な「ザ・キタノホテル東京」
まずは最上階9階にあるルーフトップバー「キタノアームスラウンジ」
春にはテラスにあるしだれ桜が咲くのでお花見もできるそうです。
こちらではアペリティフとしてシャンパンを頂きました。
スタンダードなスーペリアでも36平米の広さがあるそうで、スイートルームやデラックスルームなど全70室
とにかく大きな窓で、部屋が明るい。
館内のいたるところに、日本古来の文様が飾られていたりと随所に日本を感じられます。
質の高い宿泊に最高のサービスと、ホテルとして最高な時間を過ごせるようにきめ細かく考えられている一流のホテルだと感じました。