灼熱地獄の日本列島ですが、老若男女の爽やかな浴衣姿を見ると、目だけでも涼を感じられます。
私も、先日の花火大会にこの夏初めて浴衣で出かけてきました。
そこで、40代の私が試行錯誤しながらいろいろ考えてみた、大人の浴衣姿をワンランクアップさせるテクニック6つをご紹介しますね。
少しでも同世代女性の参考になれば嬉しいです!
1 浴衣は濃い色目の多色使いでないものを選ぶ。
その代わりに、色使いには注意が必要です。
赤や黄色などの可愛らしい色は子どもっぽくなりすぎるし、白メインも意外と普段着感が出てしまうので、個人的にはあまりおすすめしません。
40代にぴったりなのが、紺、濃紫、濃緑色などの濃い色目のもの。
また、多色使いは落ち着かなくカジュアル感が増してしまうので、色使いは2色か3色程度が望ましいと思います。
2 帯にはちょっとこだわりを!
帯だけは、少しこだわったものを選んだ方がグッと着姿に差が出ます。
私は、八重山みんさー織の半幅帯を今回締めてみました。
最近は、浴衣に名古屋帯という着方もアリのようなので、名古屋帯の夏帯を合わせると、さらにランクアップできると思います。
3 一気にコーデが締まる、帯締め使い!
半幅帯なら、本来帯締めは必要のない帯結びが多いと思いますが、飾りとしてでも帯締めを入れるだけで、格段にコーデが締まるので、ぜひお試しいただきたいです!
帯締めは、夏用の軽やかな素材のものを選んでくださいね。
私は、通常の帯締めより細い三分紐に、ガラスの帯留めを通してみました。
4 帯結びはスッキリと粋な結び方で。
私は、40代以降なら、背中にペタンと沿うようなすっきりとした結び方が素敵だなと思っています。
今回は、矢の字結びにしてみました。
横から見てもペタンコですっきり。
youtube等で結び方の動画がいくつも出てくるので、検索してみてくださいね。
5 サイズの合った浴衣を選ぶ(特に小柄さん)。
しかし、小柄さんが自分の本当のサイズより大きい浴衣を着ると、おはしょりがもたついたり、襟元がはだける原因になったり、布が余って動きづらかったりします。
小柄さんが、浴衣って着づらいと思っていたら、実はサイズが原因かもしれません。
ぜひ、マイサイズの浴衣を選んでみてください。
こんなに着やすかったの?とびっくりするかも。
6 バッグは専用のものを。
洋服用のかごバッグと兼用している方も多いかもしれませんが、浴衣専用のバッグをひとつ用意しておくと、上級者感がさらにアップすると思います。
出番は少ないかもしれないですが、一年に数回でも使うのが楽しくなるような、ちょっと上質なものだとなお良いですね!
今年の浴衣に迷っている方は、まずは一つでも取り入れていただけると嬉しいです。
先日の花火大会では、友人に誘っていただいて、打ち上げ場所目の前の桟敷席にお邪魔しました。
火の粉が降りかかってくると錯覚するほど近くで見た花火は大迫力で、楽しい夏の始まりを予感させました。
皆さまも、素敵な夏の日をお過ごしください。