⚫️2012年の俳優デビュー作「棚ぼたのあなた」からドンヨンさんに注目して来たので、お会いできて嬉しいです。(当時15歳!)
ー僕も昔からこのように見守ってくださっている方にこうしてお会いできて、今になってしまいましたがとっても感謝ですし、とてもお嬉しく思います。ありがとうございます。「嬉しいです(日本語で)」
⚫️「涙の女王」でたくさんの愛を受けましたが、グローバルな人気を感じる瞬間はどんな時ですか?
昨日日本に到着したんですが、空港でも、飛行機の中でも声をかけてくださるファンの方もいらっしゃいましたし、大好きなトンカツを食べに夕食を食べに行った店でもファンの方たちに声をかけていただいて、写真を撮ったりしていただいたんです。そんな瞬間に韓国以外の国でもこんなに好いてくださる方々がいるんだなと感じています。
⚫️日本には久しぶりにいらっしゃったのですか?
ー4月に旅行で札幌に行ったんですが、仕事で来たのは今回が久しぶりです。
⚫️6年前の大阪のファンミーティング以来の公式来日ですね。日本のファンの印象は?必ず買って帰りたいものはありますか?
ー日本のファンの皆さんには韓国でもお会いする機会があるのですが、いつも温かく声をかけてくださるので、とてもいい印象を持っています。それから、以前来た時は東京ばな奈が最高に美味しいお菓子だと思っていたんです、でも今は僕も日本の他のお菓子のことも色々知っているので、自分の好きなお菓子を中心に、ポッキーにも日本にしかない味がたくさんあるので買って帰らなくてはと思ってます(笑)それから日本に来たら絶対にトンカツは食べなくてはと思っています。
⚫️トンカツはもう昨日食べましたよね?
ー「はい」(笑)
⚫️ドラマ「私のIDはカンナム美人」でギターも披露していますが、知られざる特技は他にもありますか?
ー特技とまでは言えないかもしれませんが、最近ボクシングにハマって頑張っているので、作品でボクシングを披露できる瞬間ができたらいいなと思っています。
⚫️苦手なことや克服したいことはありますか?
ーははは!僕がいつも苦手なことを聞かれるたびに答えていることが3つあるのですが、一番めが水泳、2番目が絵、3番目がダンスです。
⚫️ドンヨンさんのXのコメントも、ユーモアを感じると人気がありますが。
ーえ(笑)、日本でも人気があるんですか?「恥ずかしい(日本語で)」(笑)。
⚫️韓国のおすすめの旅先はありますか?
ーいつも自分がいるところでもあるんですが、ソウルの演劇の街、大学路(テハンロ)です。外国語で演劇を観るのは簡単なことではないですが、それでもやはり魅力があると思うんです。僕も日本にいる間に日本の演劇を見たいと思っていますし、日本から韓国にいらっしゃる方々にも大学路でぜひ演劇など公演を観ていただけたら、いい経験になるんじゃないかなと思います。
⚫️次回作は?
ーサミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」をオマージュにした「ゴドーを待ちながらを待ちながら」という演劇の舞台で、準備しているところです。
⚫️マリソルは40代の女性向けのファッション誌です。ドンヨンさんが40代に近づく10年後の想像する理想の自分はどんな人でしょうか?
ー10年後も、一生懸命仕事をして、またいつの日か日本に来てこんなふうに記者の方にインタビューしていただいて、10年前はこんな話をしてましたよね、みたいな話をしているんじゃないでしょうか。
インタビューの翌日・7月28日には、6年ぶり、そして東京では初となるクァク・ドンヨンさんの待望のファンミーティング「Kwak Dong Yeon Japan Fanmeeting 2024<HEARTS>」が開催され、待ち望んでいたファンが全国から駆けつけました。練習生時代に習った日本語もたくさん飛び出し、John Parkの「Thought Of You」を透き通る声で歌いスタートしたイベントでは、「涙の女王」のOSTの中で一番好きだというFallin’、そして3年ほど弾いていなかったというギターも披露、福山雅治さんのHELLOと、アンコールではback numberの水平線を歌い上げました。
出演作をふり返る名場面コーナーでは、「雲が描いた月明り」の頃は今よりも目が吊り上がった印象だとMCに指摘され、髪を結ぶために引き上げられていたからと説明。「涙の女王」では妻に見捨てられた涙のシーン、「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」では、「涙の女王」でも共演した恋人役キム・ジウォンさんに叩かれるシーンが流れ、彼女のアクションが、髪の毛にしかぶつからないように狙いを定めてくれたりハイレベルで感謝していると褒めちぎっていました。
「ガウス電子」のオナラの身代わり場面が流れ笑いを誘い、「サイコだけど大丈夫」では、コートの下が裸で肌を見せるのが苦手な方なので恥ずかしかったけれど、監督が気を遣ってリハーサルを1人だけでやらせてくれ、次第に涼しくて快適だと思った(笑)と告白していました。「ヴィンチェンツォ」での壮絶な死ぬシーンはワンテイクだったとも話し、会場は感心。MCから、年下男子役が多いイメージですねと聞かれれば、「僕に可愛さが残っているからです。幼い頃にデビューして今も若手に入るので(笑)」と愛らしく返し、会場のファンも納得していました。
ファンからの質問コーナーでは、昔から聴いている好きなアーティストは、ジョン・メイヤーとユン・ドヒョンと答え、また、作品選びは、人間味のある役が好きで、そんな役の作品を選んでいると話しました。そして、温かな愛あふれるイベントの最後に、ドンヨンさんは、ファンからスローガンのサプライズをされ号泣。皆さんのために準備したイベントなのに、僕の方がいいエネルギーをたくさんいただいてありがたく、僕のために心を注いでくださり感謝しています。これからも頑張りますと挨拶し、舞台を去りました。