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ひとり遊びが得意な会社員。韓国料理を求めて新大久保に出没しています。

My favorites:趣味 = バレエ、旅行、食べ歩き、ダイエット 好き = 猫、タイ料理、マカオ 得意 = 韓国語

身長:167cm


旬のウニを求めて積丹半島~ 2日目:旅はセレンディピティ~

二日目にして最終日は、朝から雨。果たしてウニは食べられるのか、積丹ブルーは拝めるのか……⁉︎
旬のウニを求めてやってきた、真夏の北海道一泊二日。
初日は札幌と小樽を駆け足で回りました。

↓初日のレポートはこちら
二日目はいよいよ本丸、ウニが待つ積丹半島へ!
なのに……

【7:00】起床するなり打ちのめされる

夏の北海道といえば、爽やかな晴天!

のはずが、なんということでしょう、
朝からしとしと雨模様……。

しかも目をつけていたウニ丼屋さんが
朝ウニ漁に出られたときだけ営業するお店で、
営業の有無は朝7時にSNSでわかるのですが、
案の定、って感じで休業……。

この日は、このウニ丼屋さんを中心に
スケジュールを組んでいたので、
予定が総崩れになってしまったのでした……。

【8:30】朝食は札幌のご当地パン

気を取り直して、ホテルの部屋で朝ごはん。

昨日、札幌大通公園近くのパン屋さん「どんぐり」で
買っておいた、ちくわパンと串ザンギと、
甘いチーズクリームののったパンを食べました。
どんぐり ちくわパン
ツナマヨを詰めたちくわが入ったちくわパンも、ニンニクが効いたザンギも、チーズケーキみたいなパンも全部おいしかった!
泊まったホテルに電子レンジがあったので
パンとザンギをホカホカ状態で食べられて大満足。
今回泊まったのは、小樽の高台に立つ
ひときわ高層の「グリッズプレミアムホテル小樽」。
最上階の露天風呂から石狩湾の絶景が見渡せるし、
設備は新しくて綺麗だし、
次回もまた泊まりたいくらい良いホテルでした。
  • グリッズプレミアムホテル小樽

    北海道らしい置物で飾られたロビー。

  • グリッズプレミアムホテル小樽

    JR小樽駅から徒歩9分。

【9:00】レンタカーで積丹半島に出発

ウニ丼屋さんのあてがなくなり、
不安を抱えたまま、とりあえず積丹半島を目指します。
(代替案を用意してないあたり、詰めが甘い)
旬のウニを求めて積丹半島~ 2日目:旅はセレンディピティ~_1_5
夏の北海道とは思えない、どんよりとした空。
ちなみに、上の写真にも映っている
折りたたみシャッターみたいなのは、
道路に雪が積もらないようにするための
ブリザード除けだそうです。

【10:30】島武意海岸に到着

小樽から約1時間半走って、最初の観光スポット
島武意海岸に到着しました。
ここで、かの有名な積丹ブルーを初めて目にし、
その透き通った青さに感動する、
はずでしたが……
島武意海岸
積丹グレー。
……ズドーン。
(テンションが奈落の底に落ちた音)

こんな灰色の海を見るために
8ヶ月前から準備したんじゃないやい(涙)

ほとんどなきべそをかきながら、
iPhoneの写真補正機能をポチッとしたら、
あらまあ、なんということでしょう。
旬のウニを求めて積丹半島~ 2日目:旅はセレンディピティ~_1_7
積丹ブルー爆誕。
とりあえずこれで記憶を書き換えることにしました。
ありがとう、iPhone。

ところで、島武意海岸を去る瞬間、
私は見てしまったのです。
島武意海岸の入口脇にある有名なウニ丼屋さんの軒先に

「本日、生ウニありません」

という札が出ていたのを……。
百歩譲って積丹ブルーは我慢するとして、
ウニが食べられなかったら
まじほんとになんで来たかわからないじゃん!
と、ほぼパニックになりながら
Googleマップで見つけたウニ丼屋さんに向かいます。

【11:30】みさきで人生最高のウニ丼に出会う

積丹の幸 みさき
積丹の幸 みさき
お店に入ったとたん、
「悪天候のために生ウニの入荷が少ない」
という案内が貼ってあってドキッとしましたが、
旬のウニを求めて積丹半島~ 2日目:旅はセレンディピティ~_1_9
ウニだけの丼はなくても、ウニとイクラの二色丼と
ウニとイクラとホタテの三色丼はある、
ということで、ひとまず安堵。

二色と三色とで迷いましたが
ホタテも旬だと聞いたので三色丼にしたところ、
これがまさしく怪我の功名でした。
旬のウニを求めて積丹半島~ 2日目:旅はセレンディピティ~_1_10
三色丼は税込み3,900円。
これが、憧れの旬の生ウニ……!
なんて優しいミモザ色……!
イクラはトパーズみたいだし、ホタテは大理石みたい。

そおっとウニをすくって口に運ぶと……
今まで確実に食べたことのない
とろんとして濃厚な黄身の味が
口中いっぱいに広がりました。

予想を超えてクリーミーな食感とふくよかな味に、
思わず言葉を失う私と友達。
これはたしかに、産地でしか食べられない究極の美味です。
旬のウニを求めて積丹半島~ 2日目:旅はセレンディピティ~_1_11
一口一口が愛おしい。
そして、ホタテですよ!
いつも食べているホタテとは違って
角がしっかり立っていて、噛むとシャクシャク。

もしこの日、ウニが豊漁で、
予定通りウニ一色の丼を食べていたら、
新鮮なホタテの歯ごたえを知ることはなかったでしょう。

まさに旅はセレンディピティ。
ありがとう、積丹グレー。
ありがとう、みさき。
本懐を遂げて、大満足で食堂を後にしたものの、
このあたりから大粒の雨が振ってきて、
観光的にはまずます暗雲が垂れ込めるのでした。

【12:00】神威岬をあきらめて

積丹半島の観光のハイライトであり、
パワースポットとしても知られる神威岬に着いたとたん、
雨もさることながら、風がゴーゴー。
神威岬
「風に吹かれてしゃこたんブルー」の字がむなしい。
本当は岬の端まで行きたかったけれど、
横殴りの雨風のなか歩いたところで
どうせ積丹グレーしか見られないので
神威岬はいさぎよく諦めました。
旬のウニを求めて積丹半島~ 2日目:旅はセレンディピティ~_1_14
積丹グレー。
せっかくだからこの写真にも魔法をかけますか、えいっ。
旬のウニを求めて積丹半島~ 2日目:旅はセレンディピティ~_1_15
iPhoneマジック。
往復に40分かかる神威岬を諦めたことで余裕ができ、
もともとの予定に入っていなかった場所に
行ってみることにしました。

これがまた大当たりで!
さあ皆さま、ご唱和ください。

「旅はセレンディピティ!」
(鼻はフルヘッヘンドのリズムで)

【13:00】鰊伝習館 ヤマシメ番屋でお茶

向かったのは、積丹半島から小樽に戻る途中、
余市にほど近い美国町にある明治末期の古民家、
『鰊伝習館 ヤマシメ番屋』。
ヤマシメ番屋
立派な建物です。
積丹町はかつて有数のニシン漁場で、
漁の時期は主に東北から漁夫たちが出稼ぎに来たそう。

そんな雇われ漁夫たちと、雇い主一家が
集団生活をしていたのが「番屋」と呼ばれる家で、
このヤマシメ番屋では、建物がそのまま保存されているほか
当時の調度品や衣服もたくさん展示されていて
まるでタイムスリップしたような気持ちになります。
ヤマシメ番屋
驚くほど広い2階建て。
ヤマシメ番屋
  • 旬のウニを求めて積丹半島~ 2日目:旅はセレンディピティ~_1_19-1

    雇われ漁夫の生活空間は2階。

  • 旬のウニを求めて積丹半島~ 2日目:旅はセレンディピティ~_1_19-2

    56年前のサントリーのポスター。

セピア色の静寂が流れる空間。
ここでのティータイムは、
生ウニと双璧を成すハイライトでした。
旬のウニを求めて積丹半島~ 2日目:旅はセレンディピティ~_1_20
ヤマシメ番屋
積丹ブルーソーダとホットコーヒー。
ヤマシメ番屋で長居しすぎたのと
まあまあ長文ブログになってきたので
このあとはサクサク行きます。

【14:30】ニッカウヰスキー余市蒸溜所をチラ見

  • 旬のウニを求めて積丹半島~ 2日目:旅はセレンディピティ~_1_23-1

  • 旬のウニを求めて積丹半島~ 2日目:旅はセレンディピティ~_1_23-2

余市といえばニッカウィスキー。
お酒が飲めたら試飲や買い物が楽しいのでしょうが
下戸なのでミュージアムだけ駆け足で見学し、
創業者・竹鶴政孝氏の、世界を股にかけた情熱に
ほとほと感心しました。昔の人は偉い。
『マッサン』観ときゃよかったな。

【15:30】小樽の天狗山に登る

小樽に帰ってきて、レンタカーの返却時間まで
少し時間があったので、“裏山”の天狗山へ。

晴れだったらジップラインとかロープウェイとかで
遊べたのに、ああ、雨が恨めしい。

でも晴れだったら絶対天狗山まで来れなかったし
シマリス公園で飼われているリスも拝めたので
良しとしましょう(ポジティブシンキング)。

ちなみにリスには売っている餌をあげられるのですが、
いつもたっぷりもらっているのか、
餌をあげる手をガン無視している様子が印象的でした。
奈良の鹿とは大違いだ。
  • 旬のウニを求めて積丹半島~ 2日目:旅はセレンディピティ~_1_24-1

    灰色に沈む小樽市街。

  • 旬のウニを求めて積丹半島~ 2日目:旅はセレンディピティ~_1_24-2

    プイッ。

【18:00】千歳空港で北海道グルメのラストスパート

そして小樽から千歳空港まで特急で移動し、
食べそこねていた北海道グルメを逃さず食べました。
まず夕食は、札幌味噌ラーメンの有名店『けやき』へ。

行列ができていて20分くらい並びましたが、
その価値ありました!

一口スープを飲んだ印象は、モツ煮込みの味。
それくらい野性味が強くて、複雑な旨さでした。
噛みごたえのある麺も、クタクタの野菜も最高に美味しく、
これはぜひ寒い冬に再訪して食べたい!
できればすすきの本店で。
  • ラーメン けやき

  • ラーメン けやき

フィナーレは、デザートのソフトクリーム。
さすが北海道中のグルメが集まる千歳空港、
ソフトクリームを提供するお店も何軒もあるなか、
「新千歳空港ソフト・アイスクリーム総選挙」を
5連覇中の猛者『きのとや』へ。

かなり大ぶりのソフトクリームで、
牛乳は凝縮されたように濃厚で
クリームは舌の存在を忘れるくらいなめらかで
恐れ入りました、という完成度の高さでした。
きのとや ソフトクリーム
これにて一泊二日の弾丸北海道旅行は完結!
お付き合いいただきありがとうございました。
また日本のどこかでお会いしましょう~!
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 \採れたてとうきびが最高に美味しかったぞ/

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