白露 |
はくろ。9月7日~9月21日 昼と夜の寒暖差が大きくなり、草木の枝に朝露が滴る時季。朝日を浴びた露が白く光って見えたことから「白露」と呼ばれる。月が最も美しく見える時季であることから、この頃の朝露は月が夜の間にこぼした「月の雫」と呼ばれたり、花や宝石にたとえられたりしていた。 |
この時季の「白露」は、朝日を浴びた露が白く光って見えたことからこの名前がついたそう。そう思うと、昔ながらの日本人はとても繊細な感覚を持ち、巡りゆく季節に寄り添って豊かに暮らしていたのだなあと気づきます。私も毎日、犬の散歩に外へ出かけるのですが、だいたいが決まって考え事をしていて、季節に目を向けたとしても風が気持ちいい、夕日が綺麗、花や木々の美しさに魅了されるくらいで。露がどんなふうに光っていたかなんて、目にも留めてないなあ~って(笑)。
世の中、携帯電話ができて便利になり時間も有効に使えるようになったものの、その分、失っている時間の過ごし方もあるように感じますよね。そういう意味でも、この二十四節気の季節ごとの節目の言葉は、毎日、微妙に変化している季節の移ろいを言葉で認識できるだけでなく、その
先日は、千葉で固定種のオーガニック野菜を育てている畑へ見学に伺ってきたのですが、畑についていろいろ伺うと、本当に学ぶことがたくさん! 例えば、季節ごとに作る野菜は、シーズンごとに種を植える場所を変えるのだとか。理由は、同じ場所の同じ条件で種を植え続けると、虫が付きやすくなったり、野菜が環境にマンネリ化したりするため、新しく環境を変えたほうがいいのだとか。ほかにも、いい意味で手を加えず、自然の雨だけで水分を摂取させて、自然の力、野菜自らの力で育つようにしていたり。試行錯誤しながらも手をかけるほど、ちゃんとその成果がわかりやすく返ってくるそう。それって野菜だけでなく、人の生き方にも共通することなんじゃないかなって思うんです。環境を整えたり新しくすることや、自分を甘やかしすぎないこと、自然免疫力を高めることなど、私たちにも実施できることですよね。
そして、畑で採れたての野菜を早速、お家で調理しようと野菜を切ったら、香りがすっごくいいんです! 人参なんて、すごーく甘い香りがプーンと漂って思わず生でそのままかじってしまいました。もちろん甘味があっておいしくて。オクラも生で食べられて、噛めば噛むほど甘みと粘りが広がって。スーパーで買っている野菜とのあまりの違いに愕然とするほど。
先日、少し体調を崩した時も、友人が野菜を1時間以上煮込んで作った免疫スープを作ってくれて、それをいただいた翌日、すっかり体調が回復してびっくり。食べ物の力って本当にすごい!って実感しました。愛情たっぷりの採れたて野菜や、愛情込めて作られたものって、ちゃんと伝わってくる。日常の中にある一つ一つにていねいに向き合って、何に対しても愛情たっぷりの毎日を過ごしていたいですね。
▲千葉にある「We are the farm」の畑へ見学に行ってきました! 畑で茄子の収穫をさせてもらいました。プリプリに成長した茄子。
▲初めて見た、オクラの花と種。採れたてのオクラは生でも食べられて、あまりの新鮮さと粘りに感動。収穫後、オクラバーベキューもしたよ。
▲10種類以上の野菜を1時間煮込んで作った免疫スープに、さらに10種類以上の野菜を入れて作ったミネストローネ。最強の元気スープで、娘のサランはこれにガーリックトーストを合わせて食べるのがお気に入り。
▲友人の料理家、杉山絵美ちゃんがOisixとコラボして作った「チキンのココナッツミルクごはん添え」。鍋に材料を入れて煮込むだけの超簡単お料理セット!
▲シンピュルテのアンビシャス ビューティーセラムファンデーションとAGコンセントレイト セラム 。使いやすくておすすめ!
▲休日は自然を求めて、都内からエスケープ。大自然の中にいると本当に癒されて落ち着く!!
▲養護施設の子供たちのためのサマーキャンプにて、ボランティアで友人たちと一緒に参加してきました。私はヨガクラスを担当。子供たちと楽しい時間を過ごしました。
SHIHO
二十四節気とは 太陽暦や太陰暦とは異なり、太陽の動きに合わせて1年を24等分したもので、農作業や生活の目安として季節の変化を示し日本では古くから親しまれてきた。立春→春の始まり、雨水→雪が雨に変わり草木が芽吹き始めるころetc. 自然の姿を感じさせる名称がつけられている。 |