秋分 |
しゅうぶん。9月22日~10月7日 秋の彼岸の中日にあたる秋分の日は、太陽が真東からのぼって真西に沈み、昼間と夜の時間の長さがほぼ同じになる日。この日を境に肌寒い日が増えていく。秋の七草が花を咲かせるころ。夏の入道雲が姿をひそめ、代わりにうろこ雲が増えてきて本格的な晩秋へと向かう。春の「啓蟄」で姿を現した虫たちが、再び土の中へ戻っていく頃。 |
秋分を境に肌寒い日が増えていくはずなのに、なんだか蒸し暑い日が続いていますね。今年は10月くらいまでこんな感じみたいですが、皆さんはお元気ですか? 空を見上げると、夏の入道雲がうろこ雲に変わり始め、日の沈む時間が早くなってきましたね。
秋といえば、スポーツの秋!
先日は毎年行っているヨガフェスタにてヨガクラスを行ってきましたが、10月も、広島や韓国、東京のAndaz Tokyoなど、さまざまな場所でヨガや瞑想のイベントに参加予定で、最近はその練習の日々。ヨガや瞑想のよさを “人に伝える”って本当に奥が深くて! 自分の理解が10だとすると、そこから伝えられるのって、1くらいなんじゃないかしら?って思うくらい難しい。だから、いつも必死(笑)。でも練習すると、その成果が発揮されて、ひとりでやるよりも充実度や気持ちよさが全然違うんです。10月のイベントに向けて、参加してくださる皆さんと一緒にいい時間を過ごせることを楽しみに、日々を積み重ねています。
また秋といえば、読書の秋!
最近読んでハマった本が、ブルース・リーの娘さんのシャノン・リー著作の『友よ、水になれ』という本。ブルース・リーが残したさまざまな言葉、生き様や知見と経験、彼の哲学がたくさん詰まっていて、読み込むほどに頭がクリアになっていくんです! 武道家でありながらアクション俳優、哲学者でもあった彼の魅力に触れられて、生き方を教わる言葉にたくさん出会えました。すべては紹介できませんが、印象的だったのは、
「人生はなんのためにあるのか」という問いかけ。
皆さんは、どう思いますか? 私は、「喜びと経験と、成長のため!」かな? ちなみに彼は、「人生で最も大切な仕事は、“自分自身であること” だ」とよく言っていたそう。つまり、自分の可能性を最大限に発揮し、“自己実現” していくこと。例えば、何をするか(スポーツや子育て、仕事など)や、何者であるか(親、夫や妻、子、会社員などの肩書き)といった外的な条件は自分をどう表現するかに比べたら、さほど大事なことではなく、本当に大切なのは体現=どんな生き方をしているかどうかだそう。
彼の答えを照らし合わせていくと、私は人生に喜びとさまざまな経験、成長を求めているんだなあと気づきます。自由であることが好きだし、いくつになっても喜びと輝きに満ちあふれていたいと願っています。
さらに、その願いを“自己実現”するのにインスパイアされた言葉が「自利利他」。これは、和歌山県の高野山で出会った仏教用語ですが、「自己の修行により得た功徳を受け取り、ほかの人々の救済のために尽くす」ことだそう。私たちは修行しているわけではないですが、人生において得たよき経験は、自分のためだけでなく、まわりのみんなにもシェアしたい! 自身の喜びや経験が広がっていくことが私にとっての生きがいなんだと気づいたんです。
皆さんにとって人生はなんのために? そして、今、自己実現したいことはありますか?
▲大好きな高野山へ再び行ってきました。朝のお勤めでは、美しい朝日がさして、なんとも神秘的な時間でした。窓から見える景色も情緒があり、美しかったです。
▲今回の旅の目的は、高野山リトリートを考えての下見。左からNY発YAMUNA第一人者のミカさん、高野山大学の松長副学長、お世話になった宿坊南院のご住職と。
▲高野山の重鎮の皆さまと。今川宗務総長(前列右)にもお会いすることができ、なんだかとっても緊張のひと時でした。
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5の写真がありません。これは前回の写真です
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▲高野山大学では、社会人向けにオンラインで空海さんのことが学べる密教文化コースがあるそう!ご興味あるかたはぜひチェックしてみてね。
▲高野山大学に保管されている、砂曼荼羅。これ、色とりどりの砂で作られているんです!感動。
▲金剛峯寺内に飾られている日本画家、福王寺一彦氏の襖絵。赤い絨毯とのコントラストが美しく映えていました! 全て天然石のラピスラジュリ、マラカイト、水晶、24金の金泥、プラチナ箔の粉末で描かれていて、100年後も1000年後も永遠に美しく色褪せることがないそう!
▲non-noモデル時代のベストフレンド、甘糟記子ちゃんとAYUMIちゃんの50歳お誕生日をみんなでお祝い。記念Tシャツを作って2人にサプライズパーティーをしたよ。すっごく盛り上がったランチ会! いくつになっても変わらず集まれることに感謝したい!
▲ケイタマルヤマの30周年を記念して、表参道ヒルズとラフォーレ原宿にて、「ケイタマルヤマ遊覧会」が開催中です!歴代のアーカイブコレクションやデザイン画、コスチュームなどが見られる絶好の機会なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
▲ハマっている本『Be Water My Friend The Teachings of Bruce Lee/ 友よ、水になれ 父ブルース・リーの哲学』シャノン・リー著。読むと、水のように柔らかく、しなやかに、強く、なんでも受け入れられる性質になれるような感じがしてくるの。
SHIHO
二十四節気とは 太陽暦や太陰暦とは異なり、太陽の動きに合わせて1年を24等分したもので、農作業や生活の目安として季節の変化を示し日本では古くから親しまれてきた。立春→春の始まり、雨水→雪が雨に変わり草木が芽吹き始めるころetc. 自然の姿を感じさせる名称がつけられている。 |