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健康な歯と美容の話① 歯の美しさと健康のために日々コツコツやっていること 【エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品 #91】

美容の土台が「健康」であることは誰もが認めるところ。なかでも「歯」の健康に力を入れているエディター坪田が日々やっている5つのことをご紹介します。
坪田あさみ エディター・ライター

坪田あさみ エディター・ライター

大学卒業後、出版社勤務を経て独立、女性誌や広告、カタログを中心にフリーランスのエディター・ライターとして活躍。最近はアパレルブランドとの協業や講演なども精力的に取り組む。インスタ@asamit1201では毎日の着こなし「EVERY DAY OUTFIT」を更新中。著書に大人のおしゃれメソッドをまとめた『大人のおしゃれはこなれがすべて〜40歳からのFashion&Beauty Method〜』(PARCO出版)がある。

一朝一夕では手に入らないからこそ

日々の積み重ねが重要な「健康」


「大人の美容」といえば皆さんは何を思い浮かべますか? シミ取りレーザー? ボトックス? ヒアルロン酸? 最近は本当にたくさんの美容医療が手軽なお値段で受けることができるようになり、同世代で集まるとそうした美容話で盛り上がることも多いのではないでしょうか?


もちろん私もそうした情報に興味津々ではあるのですが、それよりももっと重要なのは「健康」。そしてそれを土台にした美しさ。例えば筋肉がついて引き締まったボディ、トラブルのない丈夫な肌、清潔できれいに並んだ白い歯など。

これらの難しいところは、お金をかけたからといって注射一本や一回の手術で手に入るものではないということ。日々少しずつの運動や食事習慣、地道なお手入れの積み重ねでしか手にできないものですよね。


問題はその「地道な努力」こそが最大の難関だということ。昔と比べて、今はいろんなツールが開発されていて、地道な努力がしやすくなってはいますが、それでも継続が一番大変だなと実感しています。


健康な歯には2800万もの

価値がある!?


前置きが長くなりました。

今回のお題は「歯」なのですが、その理由として、私は健康な歯なくして、美しく年を重ねることはできないと思っているから。

今、新しい研究なども加わり、歯の健康の重要性がさけばれています。虫歯や歯周病は心臓病や糖尿病、骨粗しょう症といった全身性の病気、さらには認知症などにも繋がると言われていて、一説に「人の口の中は資産2800万円」という数字も試算されています。それだけ健康な歯には価値があるのです。

ということで、今回は私が口の中の健康のために日々継続してやっていることや、使用しているアイテムなどについてご紹介したいと思います。


美容院に行くように定期的な歯科検診を

スケジュールに組み込む

坪田あさみ 歯科検診

▲3カ月に一度の成績表。歯科衛生士さんから渡される時は毎回ドキドキします。

3カ月に一度、どんなに長くても半年に一度は歯科医院で定期検診を受診しています。そして、自分がちゃんと歯を磨けているか、染め出しをしながらチェックしてもらいます。


上の写真はどれだけ歯垢(プラーク)が残っているかを数値で出した成績表のようなもの。直近では18.75%でした。20%以下だととても優秀と言われているので、「すばらしい!」と歯科衛生士さんにもほめていただきました。


とはいえ実は私もずっとこんなによい成績だったわけではありません。実は長年衛生士さんから「歯を磨くのが下手」と怒られ続けてきた劣等生でした。真面目に磨いているのだけど、力の入れ方が強く、歯の根元を削ってしまったり、逆にもっと磨くべきところが残っていたりと、とにかく不器用だったのです。


それをコツコツと改善し、ようやくこの数値を出せるようになりました。「人はいくつになっても成長できる!」を実感しています。

定期検診ではこうした数値が成績表としてわかるのでとても励みになります。もし最近歯医者から足が遠のいている人は、面倒がらずにぜひこの機会に受診してみるようにしてください。


最新の歯ブラシ、歯間ブラシ、

フロスなどさまざまなツールを使って磨く


皆さん、歯ブラシはどんなものを使っていますか? 1で述べたように、以前は磨くのがとても下手だった私ですが、それは強い力でガシガシ磨いてしまうクセがあったから。また子供のころは使う歯ブラシは一本だけ、という今考えると「ありえない」状況でした(歯に対する意識が低い家庭だったのと、昭和という時代のせいもあるかと思います)。子供のころはフロスを使ったこともありませんでした。


現在は、ヘッドのサイズが違う歯ブラシを2本、歯間ブラシ、フロスを使用(以前は電動歯ブラシも使っていましたが、やりすぎになるのでやめました)。


今メインで使っているのは、写真の「クラプロックス5460」。これがとってもお気に入り。私の歯磨き力アップさせてくれたのは、この歯ブラシのおかげだと思っています。

  • 坪田あさみ 歯ブラシ

▲現在愛用しているメイン歯ブラシは「CURAPROX」。スイスのメーカーで、かなりヘッドが大きめ。とにかく毛の密集がすごいのです。ハンズやロフト、ネットでも購入できます。


この歯ブラシの特徴は、植毛数が5460本という圧倒的な密集性。ドラッグストアなどで売られている一般的な歯ブラシは700〜1200本なので、その数の多さがわかるかと思います。この密集性によって力が分散され、力を入れずともしっかり磨け、歯垢を取ることができるのです。中でも私は「ウルトラソフト」という一番柔らかいものを使っています。

ただしヘッドが大きいので、奥歯の裏などの磨きにくい場所は、小回りの効くヘッドの小さな歯ブラシも使っています。

  • 坪田あさみ 歯ブラシ

▲奥歯を磨く時は、小さめのヘッドで小回りが利く「DENT.EX Slimhead II」を使用。こちらもハンズやロフトなどで購入しています。

  • 坪田あさみ 歯ブラシ

▲メイン歯ブラシと同じブランド「CURAPROX」の小さなヘッドのブラシとタフトブラシも。色が可愛いのは海外メーカーならでは。


さらに、歯間ブラシ、糸ようじ、フロスなどを使って、歯の隙間も毎回磨きます。ちなみに最近歯科衛生士さんに「歯間ブラシは表側からと裏側からの両方やってくださいね」と言われてビックリしました。「裏側からも」というのは盲点でした。まだまだ精進が必要です。

坪田あさみ 

▲ドラッグストアで購入できる歯間ブラシや糸ようじ、フロスなど。いろんなタイプのケア用品を洗面台に常にストックしています。

坪田あさみ 携帯用歯ブラシ

▲お気に入りの「CURAPROX」を持ち歩きたいゆえに携帯用歯ブラシも購入。パッケージの可愛さと機能性の高さゆえに溺愛中です。


次回9月21日(土)公開の②では、目的に合わせて使い分けている歯磨き粉とスペシャルケアについてご紹介します。お楽しみに!

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