「江の島バリサンセット」という
イベントをやっているのは知っていましたが
家から近くも遠くもない微妙な距離のせいか
一度も行ったことがなかったので
ついに今年、バリ島友達を誘って行ってきました。
わてくし、20年以上前にバリ舞踊にドハマリして、
数週間、バリ島のウブドに滞在しつつ
バリ舞踊のレッスンに通っていたのです。
日本のテレビにも何度も出た人気踊り子姉妹の家族が
経営する安宿がウブドにあって、
そこにはバリ舞踊を習う日本人が常に数人泊まっていて、
バリ舞踊好き同士、仲良くなって
一緒に夜な夜な違う楽団の公演を観に行ったり、
地元のお祭りに参加させてもらったり、
毎日川に身体を洗いに行ったり……。
本当に楽しかった、あの日々………(遠い目)
そんな青春を共にしたバリ島友達と行ったのですが、
実は江ノ島の中に入るのも、これが初めてでした。
サーファー御用達のリゾートアイランド、
って勝手に思い込んでたんですけど
ものすごい観光地&神社の島だったんですね。
江島神社に続く表参道に
お土産屋さんがズラリと並んでいて
修学旅行に来たみたいにワクワクしました。
江ノ島のてっぺんにあって、
とてもじゃないけど階段では行けないので
「エスカー」という名のエスカレーターで
ピュイーンと登りました。
暗闇に海中のイメージビデオが流れていて
遊園地のアトラクションみたい!冷房も効いてる!
切符売り場に長蛇の列ができているのですが、
交通系ICカードがあれば並ばずに乗れます。
私たちは乗る直前までそれに気づかず、
時間を無駄にしてしまいました><、、
上にあがると少し涼しい。
国内外の観光客で賑わってはいるものの、
神社特有の静謐さに心が落ち着きます。
全然知らんかったわい。
社殿が島中に広がっているようなので、
今度またゆっくり参拝に来たいものです。
ついにサムエル・コッキング苑に到着!
サムエル・コッキングというのは
ここに別荘と温室を持っていた明治時代の貿易商らしい。
湘南の海に沈む西日に照らされつつ
夕方4時に公演がスタート。
三部構成になっているうち、
第三部は生のガムランの演奏で
これがまあ、素晴らしかったのです。
と、金の粉がこぼれ落ちるような
ガムランの音が鳴った瞬間、
バリ島の景色が目の裏に広がって、鳥肌ブワッ!
現地のベテラン楽団に匹敵する迫力の演奏で
踊り子たちとの息もピッタリでした。
どのダンサーもものすごく上手でした(語彙)。
しばらくバリ舞踊から離れていたので
日本のダンサーのレベルがこれほど高いとは
ついぞ知らなかった……。
みんな仕事の合間にバリ島に行ったりして
踊りを磨いてきたのかな……すごいなぁ……。
またやりたくなっちゃったなあ……。
(↑観るたびに言ってる)
イベントとコラボのインドネシア料理を買って
外のテラス席で夕食。
少しだけ散歩して下山したのですが、
夜景が綺麗で、フレンチトーストのカフェなんかもあって
なんだかとてもお洒落なのでした。
期待の遙か上を行っていたバリ舞踊とガムランの妙技。
そして20年の時間を超えて
再び一緒にバリ舞踊に熱狂できる友達がいることの
ありがたさをしみじみ感じた夕暮れでした。
おそらく来年も開催されると思うので、
晩夏の江ノ島でバリを感じたい方はぜひどうぞ。
今年はガルーダ・インドネシア航空の
バリ往復チケットが当たる抽選会もありましたよ!