レオパードブームの今年、ヒョウ柄好きにも初心者にもリコメンド!
20代のころからの長年のレオパード柄好きです。多分クローゼットを漁れば「もはやヒョウなのか?」というぐらいのヒョウ柄全身コーデができるぐらいさまざまなものにトライしてきたのですが、40代になって「自分に似合うレオパード」に全く出合えず、モヤモヤした思いを抱えてきました。柄やデザインがマダムすぎると歳をとって見える、ギャルすぎると品がなく安っぽく見える……「ほどよいしゃれ感と品の良さ」。マリソルでもいつもご提案しているこのキーワードが、いかに大切なのかを身をもって痛感していたところです。そこにきて新作のこちらのバッグです。早速秋一番の買い足し小物としてお迎えしました!
毎回大人気のスタイリスト徳原文子さんとのコラボレーション企画、この秋のテーマは「今ある服に1点加えるだけで決まる華やか秋冬素材」。ツイードのタイトスカートやビッグシルエットのコートなどもおすすめなのですが、見た瞬間にひとめぼれしたのがこちらの「徳原文子×BAZAR ATELIER SABLON 【Marisol別注】Mini Cabas Pile Poil」です。
いちばん「いい!」と思ったのが、レオパード柄がとにかく上品なこと(何十年もさまざまなレオパードを見てきたのでわかります、言わせてください!)。色合いが落ち着いていてほどよいというのと、使われている素材がベルベットのような質感のフェイクファーなのです。レオパード、テカテカの生地やスカスカのフェイクファーなど、素材選びを失敗してしまうと一気に難しくなるのですが、こちらのさりげない起毛感が品よくポイントになってくれる。必需品を入れてお出かけするのに程よいサイズで、ストラップが取り外しできるのでハンドバッグとしてもショルダーとしても使えるのもコーデの幅が広がるし、さまざまなシチュエーションで持てるのも嬉しい。
この秋帰ってきたビッグトレンド「トラッド」に自分なりに挑戦してみたいと思っている今日この頃。チェックのダブルブレストジャケットを手に入れたところなのですが、ジャケット+ローファーのコーデにこのバッグを足しただけで、ちょっとした女らしさとしゃれ感が加わるのがうれしい。
普段のスタイルはとてもカジュアルなので、古着のスウェットなどもよく着ているのですが、ロゴスウェット&デニムにもこちらのバッグをプラスしただけで、ご近所着からお出かけ服に格上げできそう。ストラップつきで、ガシガシ歩く日にはクロスボディ持ちできるというのも便利です。
気になる使い心地はというと、まず開け口にはファスナー付きなのが安心感があり、内ポケット付きと機能面も◎。柔らかい生地なので、見た目より収納力があるのも頼もしいところです。なんだかんだと詰め込んでしまうのですが、この日は大きめの整理ポーチや文庫本まで入りました!
世の中のトレンド的にも、久しぶりのレオパード柄ブームの秋。ヒョウ柄好きの人にもヒョウ柄初心者の人にも自信を持っておすすめできるバッグです。
編集Oの「おまけのお買い物」
友人にも自分にも贈りたい。「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」のカスタマイズリップバーム
大人になってからの友人へのプレゼント、みなさん何を選んでいますか? 先日古くからの友人が上京するので久しぶりに会う機会があり、お土産を何かかさばらないもので……と思っていた時に思い出したのが「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」のリップバーム「ボーム・デ・ミューズ」。こちら、外袋の色・ケース本体の色・ケースのトップ部分の色・刻印するイニシャルと細かく選んでカスタマイズできるのです。
私も最初はギフトでいただいたのですが、自分のことを思っていろいろカスタムしてくれたのも嬉しかったし、何よりシンプルにとても使いやすかった! ビュリーならではのこだわりの植物由来のリップバームは少し硬めのテクスチャーで、毎日どんなシーンでもささっと使える絶妙な質感。ケースにもミラーがついていて、小さいバッグに入れるのにもお役立ちでした。
今回、友人の分と一緒に自分の分もオーダーしてみました(私は店舗で頼んで後日受け取りだったのですが、オンラインストアでもカスタマイズ可能です)。店員さんが、最近は推し活の一環で好きなアイドルのメンバーカラーとイニシャルを選ぶ方も多いですとおっしゃってましたので、実は大人のさりげない推し活グッズとしても有効なのかもしれません(私も実は紫は推しのメンカラです!)。
正直、お値段はリップバームとしてはちょっと大人価格(¥6,490)ではあるのですが、毎日持ち歩いて目に入るものが世界でただひとつの好きなデザインというのは、QOLが上がるという点で意味のあるお買い物なんじゃないかと思っています。友人に、自分に、小さな贈り物としておすすめです。
編集 O 身長:170㎝ 骨格:ストレート