今月のグルメ部のお題が「太らないドリンク」。
そんなわけで、今回は消化器内科医(腸内細菌学会所属)としてのライフワークに掲げている「腸活」とあわせ、腸の中から腸内環境を整えることによるダイエット効果から、我が家で普段愛飲しているオートミールバナナジュースをご紹介したいと思います。
今では誰しもが耳にしたことのあるワードだと思いますが、腸にはただ単に食べたものを消化吸収するだけの機能にとどまらず、腸内に潜む細菌のバランスを調整することで、驚くほど様々な健康や美容面での恩恵があることが解析されてきています。
腸活の意義や素晴らしさについて語りだすとかなり長くなりそうなので、今回はお題にあわせて、ダイエットのみにフォーカスします!
腸内環境の改善で便通が整うと宿便がなくなり、それだけでも体重減効果が。そしてなんと、太りやすい体質そのものを改善する効果もあるんです。
腸活に有用な食材は多数ありますが、そんな中、私が注目しているのはオートミール。
私の父は健康志向の人で、私が幼い頃からよくオートミール粥を作ってくれたので、私は元々オートミールの味が大好きなのですが、(子供の時の食生活ってほんと大事!)、オートミールってあんまり食べ慣れてない方が急にとろうとすると結構味が苦手とか、抵抗がある方も少なくないと思います。(まさに我が夫、、、)
また、腸内環境が決まるのは3歳までと言われており、腸活はなるべく早く、子供のころから開始していったほうが良いのです。
そんなオートミール苦手さんや小さな子供でもとりやすくておすすめなのが、オートミールバナナジュースです。
そしてオートミール苦手な夫もこれはおいしいと言って飲んでくれます。
材料は以下。
●オートミール(クイックオーツ) 20グラム
オートミール初心者や苦手意識のある方は半量からでも
●水 100ml
●牛乳 200ml
●ヨーグルト 100g
●はちみつ 好みで(我が家は大さじ1程度)
●氷 好みで
●バナナ 1〜2本
バナナのサイズやバナナの濃さの好みで(ちなみに我が家は2本)
①オートミールに水を混ぜ、レンジで一分加熱
(その後、時間があれば冷蔵庫で冷ます。なければ氷を入れればなんとかなります!)
②ミキサーに、①とそれ以外の材料を全部入れてあとはスイッチオンするだけ♪
(バナナは手で適当にちぎって入れると良いです)
とっても簡単にできあがり!
作り方ととってつけて言うほどのものでもないくらいですね笑
オートミールのおかげでねっとり感が増し、腹持ちもとても良いので、ダイエット目的の方は1食置き換えでも十分満足感があると思います。
きなこやココア(ミロとか)、シナモンパウダーなどを入れても美味しいですし、牛乳を豆乳にかえて作っても良いですね♪
冷凍ブルーベリーなど好みで他のフルーツにしても。
自分の腸に合うものがあれば、毎日コツコツ続けていくのが肝要です。
ある研究によると、腸活をやめてしまうと5日で元の腸内環境に戻るという説も。それだけ、小さい頃に完成してしまった自身の固有の腸内フローラは根強いのです。
まずは2週間!
みなさんもぜひ明日から試してみてはいかがでしょうか?
※注)
お腹が張るなど、あまり合ってなさそうであれば無理に続けないでください。
腸活で大切なのはあくまでご自身の腸に合ったものを探すことで、腸に良いと言われている食材が万人の腸に合うわけではありません。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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