※2024年9月23日(火)〜 2024年10月20日(月)
【ロングヘア 1位】定期的なケアで憧れの韓国系ふんわり流し前髪に
「猫っ毛なので髪が細く、根本はペタンコなのに、毛先は広がりがち。2ヶ月おきのトリートメントと、半年おきの前髪パーマが欠かせません」と難波静香さん。カラーリングは痛みを極力抑えた弱酸性のカラー剤を使い、髪に栄養をおくるトリートメントも。白髪が目立たないように入れた細めのハイライトと、トーンを暗めに抑えたアッシュ系のカラーで立体感を出した。前髪パーマで根本が自然と立ち上がり、毛先は自然に後ろに流れるので、朝のストレートアイロンやブローは不要。「洗顔中にマジックカーラーを巻いておくだけでセット完了なのでとっても楽です」。ゆるいカールなのでアップスタイルにも似合う。
【SIDE】
【ロングヘア 2位】レイヤー×オイルでのスタイリングで旬な表情のあるふんわりロングに
つぶれやすい髪質でストレートロングを楽しみたいなら、表面や顔回りのレイヤーで空気感のあるシルエットに挑戦を。そしてその人の骨格に合わせた位置で、首元に“くびれ”フォルムをつくることでメリハリが生まれてボリュームアップ効果も。
【SIDE】
<髪質DATA>
量/少
太さ/細
硬さ/柔
クセ/無
サロン/BEAUTRIUM265 (担当:前田百合子さん)
【Marisol VOL.1 2022 春夏号】撮影/山田英博(人物) 久々江満(物) メイク/榛沢麻衣 藤本希(cheek one) スタイリスト/高橋美帆 取材・文/松井美千代 モデル/三浦まり
【ロングヘア 3位】頻繁にサロンに行けない人にもおすすめ「バレイヤージュ」
毛先にかけて広がるグラデーションでロングヘアのマンネリを打破
すそにかけて広がるように入れたハイライトは、表面に入れずにハチから下に仕込んであまり主張させないのがポイント。髪が動くことで内側からちらりと見える程度に存在感を抑えれば、上品で大人っぽい印象に。すそ広がりに明るくすることで、長い髪を軽く見せる効果も。赤みや黄みを抑えつつ透明感とツヤが出るモノグレージュで全体を染め、ハイライト部分は3トーンほど明るくなるよう設定を。顔まわりにレイヤーを入れれば、ハイライトの動きも見えやすく。
【SIDE】
DATA
カラー/モノグレージュ
トーン/8 ~11
担当/Un ami omotesando
【Marisol9月号2021年掲載】撮影/山田英博 メイク/榛沢麻衣 藤本 希(cheek one) スタイリスト/池田メグミ 取材・文/野崎千衣子
【ロングヘア 4位】ロング派の印象チェンジに効く、重めバング&インナーカラー
全体は8〜9トーンのアッシュベージュ。耳周りに2〜3㎝幅で11トーンのベージュのインナーカラーをON。ロングは長さがある分、ワンポイントに入れたカラーが引き立ちやすく、変化感を演出しやすい。また春夏まで主流だった透け前髪はやや重めにシフト中。アラフォー世代に出てくる“ぱっくり分かれる”生えグセのカバーに効くだけでなく、目の印象が強くなり、マスクをしてもメイク映えを叶えてくれる。全体にはレイヤーが入っているので重×軽バランスが取りやすく、アレンジのしやすさも魅力のロングヘア。
【SIDE】
【BACK】
<髪質DATA>
量/普通
太さ/細い
硬さ/柔らかい
クセ/無し
担当サロン/相場史帆さん(BEAUTRIUM265)
【2022 WEB秋冬オリジナル】撮影/花村克彦 メイク/榛沢麻衣 藤本 希(cheek one) スタイリスト/高橋美帆 取材・文/松井美千代 モデル/高橋まりな
【ロングヘア 5位】つぶれやすい猫毛のふんわりヘアは、 Aラインフォルム×エアウェーブで解決
巻き髪が取れやすい、セットしてもすぐにボリュームがなくなってしまうなど、特に夏場は汗をかくためスタイルが崩れやすいサラサラ直毛&猫毛。ならばコテで巻いたようなナチュラルなふんわりフォルムをパーマで再現してみては。そんなスタイルにおすすめなのが「エアウェーブ」というパーマ。髪にやさしい仕組みで動きを形状記憶させていく施術なので、やわらかなカールや自然なボリュームアップが得意。今回はやわらかい髪質に対応するため、カットベースはAラインの重めに設定。表面から中間にはパーマの動きを出すべく計算された低めのレイヤーをON。そこに全体はSカール、毛先は1カールのパーマをプラスしている。
【SIDE】
【BACK】
<髪質DATA>
量/普
太さ/普
硬さ/柔
クセ/無
担当/RISAさん(PearL)
【2023 春夏号 WEBオリジナル】撮影/花村克彦 メイク/榛沢麻衣 藤本 希(cheek one) スタイリスト/高橋美帆 構成・文/松井美千代 モデル/鷲見麻由美さん
【ロングヘア 6位】広がりやすいロングパーマはくびれを作ってIラインに
透け感のある前髪と顔まわりに沿うこめかみの毛流れが、ワンパターンになりがちなロングヘアに変化を与えてくれるから、長さを変えずに雰囲気を変えたい人にぴったり。全体に厚みを残したカットに、毛先は平巻き、表面は縦巻きと巻き方を変えることで、ロングならではの華やかさを残しつつ、ほどよく力の抜けたラフなデザインに。
【SIDE】
【BACK】
DATA
量/少
太さ/普
硬さ/普
クセ/無
担当/broocH
【Marisol 3月号2020年掲載】撮影/当瀬真衣(TRIVAL)メイク/サユリ(nude.) 藤本 希(cheek one) スタイリスト/高橋美帆 取材・文/浦安真利子 構成/松井美千代
【ロングヘア 7位】顔まわりのレイヤーでロングヘアに動きと軽さをプラス
【FRONT】
髪の長さはキープしたいけれど、ロングヘアのマンネリは変えたい! そんな時は顔まわりのカットで雰囲気を一新して。伸ばしかけの前髪を分け目から多めに流して、顔まわりにレイヤーを入れれば、空間が生まれて自然な動きがでる。髪質にあわせてクセ、髪の傷みが目立たないよう顔まわり以外は重めにカット。レイヤーによる動きで毎日のセットがしやすいスタイルだ。
【SIDE】
【ロングヘア 8位】長さそのまま、前髪を変えるだけで新鮮なイメージに
「ロングヘアをキープしたままでイメージを変えたくて、ぱっつん前髪に挑戦しました」と、ゆこさん。デジタルパーマが残っているロングヘアは、髪の重さを残しつつブロックカットすることで、ブローをしなくてもまとまるナチュラルなウェーブヘアになった。顔まわりはレイヤーで軽さを出したので、小顔に見える効果も。カラーリングは落ち着いたトーンのオリーブベージュ。冬のコーディネートに似合う。
【SIDE】
【ロングヘア 9位】いまロングヘアの王道は「カットは重め、パーマで軽さ」
重めロングの人気はまだまだ続きそう。とはいえ、うねったり、乾燥したりと髪質が変化してくるマリソル世代には、重さを楽しむためにちょっとした工夫が必要。それがやわらかい質感のパーマを活用すること。カットベースは重めAラインのセミディに。トレンド感とまとまり、しっとりツヤ感を演出できるので、髪悩みがあってもトライしやすいフォルム。そこへ32mmの太めロッドでデジタルパーマをON。大きくそして柔らかくうねるカーブをつくり、重めロングに動きと丸みをプラスして。スタイリングはナチュラルに。軽めヘアオイルをなじませたら、クッションブラシで毛束をほぐして面のあるカーブを作るのが今っぽい質感にみせるコツ。
【SIDE】
【BACK】
<髪質DATA>
量/多い
太さ/細い
硬さ/柔らかい
クセ/あり
担当サロン/みち子さん(SUNVALLEY)
【2022 秋冬オリジナル】撮影/花村克彦 メイク/榛沢麻衣 藤本 希(cheek one) スタイリスト/高橋美帆 取材・文/松井美千代 モデル/西出 薫
【ロングヘア 10位】大きめロッドでつくる、崩しウェーブのおしゃれ効果
胸にかかるスーパーロングの長さは、コテで巻くとゴージャスさと動きのさじかげんがむずかしくなる。そこで活用したいのがカジュアルな動きを形状記憶させる大きめパーマ。毛先は30㎜の太めロッドでゆるいカールをつけて。顔まわりは後ろへ流すようにリバース巻きに。表面はMIX巻きでラフな動きをプラスすれば、ラフな春服と相性のいい崩した動きが生まれる。
【SIDE】
【BACK】
DATA
量/普
太さ/普
硬さ/普
クセ/生えグセ
担当/ROI
【Marisol 3月号2021年掲載】撮影/当瀬真衣(TRIVAL) メイク/榛沢麻衣 藤本 希(cheek one) スタイリスト/高橋美帆 取材・文/松井美千代(ボブ、ショート、ロング) 野崎千衣子(カラー、ミディアム)