『界』の「日本旅会席」
各地の旬な食材を、最高の調理法で。美食を目的に出かけるのも、大人旅の醍醐味と言えるでしょう。
星野リゾートの温泉旅館ブランド『界』では、贅沢な食材を使ったバラエティ豊かな会席料理がこの冬もスタート。日本海で水揚げされるズワイガニやふぐ・大間のまぐろなどの旬の食材を、郷土料理や伝統的な調理法、地域ならではの食材を生かして、こだわりの品々に仕立てて提供します。
冬の味覚を存分に味わえる『界』の「日本旅会席」。全国23施設で味わえる至高のメニューから、おすすめをピックアップ!
「界 遠州」(静岡県・舘山寺温泉)
ふぐづくし会席
静岡県浜松市にある「界 遠州」。浜名湖を望む全室レイクビューに心洗われる温泉旅館です。
こちらで楽しめるのは、東海地方沖合いの遠州灘で名産の「とらふぐ」。食前のひれ酒にはじまり、薄造りのてっさは煮凝りや6種のコンディメントで味を変えながら楽しめるようアレンジして提供。
その後も白子の茶碗蒸し、ふぐちり鍋と、旨味を引き立てる調理法や味付けで、まさにふぐ尽くし! お茶処として名高い静岡らしい、お茶のペアリングもあわせて満喫できるのも「界 遠州」だけのお楽しみです。
「界 津軽」(青森県・大鰐温泉)
大間のまぐろづくし会席
日本海や太平洋、津軽海峡と三方を海に囲まれた青森県は、贅沢で新鮮な海産物を思う存分味わうのに絶好の土地。青森県弘前市の奥座敷に佇む「界 津軽」なら、洗練された和の空間で津軽の文化にも触れることができ、充実した滞在をかなえます。
津軽海峡で獲れた大間のまぐろは“黒いダイヤ”とも称され、名実ともにまぐろの最高峰。秋から冬にかけて旬を迎える大間のまぐろを、青森の名産である黒にんにくや雲丹と合わせた先付け、ストレートに旨味を感じられるお造り、ネギの甘みとともに味わう「ねぎま鍋」など、さまざまな食べ方で提供。海の幸と温泉を堪能すれば、日本に生まれてよかった!と改めて感激すること必至です。
「界 津軽」公式サイト >
漁期限定「蟹会席」を目当てに旅に出る
冬の海の幸の代表格といえば、やはり「蟹」。例えばズワイガニの漁期は毎年11月6日〜3月20日と決められているため、水揚げされたばかりの“活蟹”を用いた料理は、この期間しか味わうことができない限定の味覚です。
各地の『界』では、ご当地色にあふれた個性豊かな蟹会席をご用意。なかには、蟹を一杯まるごと満喫できる「ひとり蟹会席」を提供している宿も。蟹を目当てにひとり旅。それもまた素敵!
「界 ポロト」(北海道・白老温泉)
毛蟹と帆立貝の醍醐鍋
北海道でも四季の移り変わりが鮮やかな白老町。アイヌ語で“大きな湖”を意味するポロト湖畔に建つ「界 ポロト」は、全室から湖を望めて、ゆったりした時間が流れるデザイナーズ湯宿。
こちらの「日本旅会席」は、「毛蟹と帆立貝の醍醐鍋」。魚介を煮込んだ濃厚なブイヤベーススープに、北海道の冬の味覚でもある毛蟹や帆立貝を加えて、凝縮された魚介の旨味を存分に味わう一品です。
そのほかにも、じゃがいものすり流しにいくらやキャビアをのせた先付け、アイヌ民族が交易の際に使用していた丸木舟をモチーフとした船形の器で提供する「宝楽(ほうらく)盛り」など、北海道ならではの演出が食事を彩ります。
「界 ポロト」公式サイト >
「界 玉造」(島根県・玉造温泉)
極み タグ付き活松葉蟹づくし会席
「界 玉造」は、全室露天風呂付き。プライベート感あふれる空間で、奈良時代から続く美肌の湯を心ゆくまで楽しめる大人にうれしい施設。
こちらで味わえる蟹づくし会席も、大人旅にふさわしい味のオンパレード。島根県で生産される石州瓦の特注鍋で提供される「蟹すき鍋」は、宍道湖の名産・しじみで取った出汁の滋味深い味わいが絶品。蟹の旨味を引き立てます。
また、島根発祥といわれる日本酒と蟹のペアリング(写真)も体験可能。それぞれの蟹料理にあわせて選び抜かれた酒器を眺め、極上の休息に酔いしれるひと時をぜひ。
「界 玉造」公式サイト >
「ひとり蟹会席」が味わえるのはここ!
冬の贅沢な食材を使った『界』のバラエティ豊かな会席料理。今年は1年で最も美味な海の幸をお目当てに、旅先を選んでみるのもおすすめです!