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リゾートワーケーションのススメ① 時間ができたらサクッとアジアへ! 変わらない日常を海外で楽しむ【エディター坪田あさみのおしゃれと暮らしと時々名品 #97】

コロナ禍で一般的な言葉となった「ワーケーション」。普段から海辺に住んでいるエディター坪田ですが、さらなる快適さを求め、海外でのワーケーションを体験してきました。
坪田あさみ エディター・ライター

坪田あさみ エディター・ライター

大学卒業後、出版社勤務を経て独立、女性誌や広告、カタログを中心にフリーランスのエディター・ライターとして活躍。最近はアパレルブランドとの協業や講演なども精力的に取り組む。インスタ@asamit1201では毎日の着こなし「EVERY DAY OUTFIT」を更新中。著書に大人のおしゃれメソッドをまとめた『大人のおしゃれはこなれがすべて〜40歳からのFashion&Beauty Method〜』(PARCO出版)がある。

ワーケーションに向いている

渡航先5つの条件とは?


スケジュールを整理すれば、もしかして海外に行けるかも?という期間が11月に1週間ほどあることに気づき、レストランを経営する夫にも店を休んでもらい、夫婦でインドネシアのバリ島へ出かけてきました。


今年の6月に出かけたベトナム旅があまりに快適で楽しく、時間的、体力的に負担の少ないアジアのリゾート地ってワーケーションに向いているなと思い、今回はワーケーションへ。バリ島の中でも最近おしゃれ化が目覚ましいとうわさのチャングーを目的地に決定しました。

坪田あさみ 機内ファッション

▲おしゃれ感ゼロな私の機内スタイル(笑)。ナイキのパンツの中にはルルレモンのレギンスを仕込んでいて、機内ではレギンスのみに。頻繁にストレッチをして過ごすので、スポーツウエアがデフォルトなのです。

  • 坪田あさみ 機内

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▲機内での楽しみは、iPad miniに事前にダウンロードしておいたNETFLIXやPrime Videoのドラマや映画を一気見すること。ノイキャンヘッドフォンで没入でき、退屈な時間を快適に過ごすことができます。飛行機についている映りの粗いモニターで、特に見たいわけでもない作品をだらだら見なくていいので、移動時間も有効。インドネシアのビンタンビールを飲みながら満喫しました。

今回はバリ島のチャングーを滞在場所にしましたが、私にとってワーケーションに向いている5つの条件を考えてみました。


1/8時間前後で行ける距離感


2/宿や食費など滞在費が安くすむこと


3/日本との時差が少ない(リモート会議やメールでのやりとりなど、仕事をする時に時差が少ないほうが楽)


4/普段の生活とは違う、海や山などリフレッシュできる自然があること


5/ヨガやジム、ランニングなど普段の自分のルーティーンをそのままできる設備や施設(または宿泊先)があること

もちろんヨーロッパの都市やNYなど他にも行きたい場所はたくさんあるのですが、あまりに娯楽があり過ぎたり、出かけたいお店や場所が多いと、おそらく仕事をする気になれず、ワーケーションには不向きかと思われます。


ちなみに友人にバリ島へワーケーションに行く話をしたら、「海から3分の場所に住んでいるのに、それでもまだビーチリゾートに行きたいんだね」と笑われました(笑)。でもそれとこれは全然別ものなのです。海はどこの場所でもすべて違うし、新しい土地に行くと、たとえ普段の仕事をしながらでも、新鮮な環境が楽しめ、とてもリフレッシュできます。


「行ける時にすぐ行く」を実践!

今できることを後回しにしない


また、最近私が特に感じているのは、「海外に行ける時間があれば、フットワーク軽く行っておこう」ということ。なぜなら若い頃は全く気にならなかった長時間のエコノミー席の辛さや時差ボケ、空港での乗り継ぎなどが、これから年齢を重ねるにつれてますます辛くなっていくと予想されるから。また世界的なウイルスの流行や戦争のような不測の事態により、いつ海外旅行が難しくなるとも言えません。

さらに10年後には、自分自身が全く海外旅行に興味がなくなってしまうかもしれません。だからこそ、今行きたいと思ったらフットワーク軽くさっと出かけようと思ったのです。


キッチン付き・書斎付きのヴィラでの

滞在がワーケーションにおすすめ


ワーケーションの場合、一般的な観光旅行に比べて宿で過ごす時間が長いので、宿選びは一番こだわりたい部分。そこで今回は普段から頻繁にバリを訪れているサーファーの友人に紹介してもらったヴィラホテルに滞在することに。

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▲バリ島で滞在した「Leafy Lofts Canggu」というヴィラ型ホテル。ダイニングテーブルやソファが置いてある1階のリビングダイニングに加え、奥にはひととおりそろったキッチンもあります。一歩外に出れば目の前がプールなのも最高。客室数が少なくとてもアットホームなムードで快適でした。

ここの決め手は、2階建てのキッチンつきヴィラになっていること、目の前に泳げる広さのプールがあること(小さいプールだと水遊びや日焼けにはいいけど、ガンガン泳ぎたい私には不向きなので)、仕事ができるワーキングデスクがあること、部屋が広く天井が高いなど開放的な空間であることでした。

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▲2階のベッドルームは、仕事ができるワーキングデスクつき。自前のパソコンを持って行ったので備え付けのパソコンは使いませんでしたが、ワーケーションにぴったり。2階の窓からも庭のプールが眺められて開放感も抜群です。

「暮らすように旅する」と言う言葉がありますが、まさに自分たちの普段の生活とあまり変わらずそのまま過ごすことができるので、まるで自分の別荘に来ているかのような気分に(別荘、持っていませんが)。

 
ところ変われば気分も変わる!

心身の健康にフォーカスする

 

私の場合、朝起きたらまずはヨガ(日によって近所のヨガスタジオのレッスンに参加)、そしてプールサイドで朝食を取り、その後はプールでひと泳ぎします。

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▲朝はヨガからスタート。11月のインドネシアは雨季ですが、基本的には夏のように暑くお天気続き。街中にはヨガウエアのようなアスレジャースタイルもしくはほとんど水着のような格好の人がほとんどで、私も毎日そんな感じでした(これが驚くほど快適。熱帯となりつつある日本の夏も、もうこんな感じでよいのではと思います。

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▲毎朝ホテルのヘルシーなブレックファーストをプールサイドでいただきました(なぜか毎朝ヤクルトつき)。

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▲泳ぐのが好きな私にとって、部屋を出たら目の前がすぐプールという状況はまさに天国。そして泳いだ後はお部屋のバスルームで温かいシャワーをすぐ浴びることができるのも最高の環境でした。

次回12月21日(土)公開の②では、ランチやオーガニックスーパーの様子など午後の過ごし方をご紹介します。お楽しみに!

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