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• WEB美容エディター 原田千裕
• ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中！ そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。Instagram:@marvelous.h

個人的に2024年は、今までほとんど肌トラブルを起こしたことのない私が、始終“肌あれ”に悩んだ1年でした。きっと加齢により肌のバリア機能がぐーんと落ちたのでしょう、乾燥・かゆみなどがあちこちに出現。いつもなら臆せず使う攻め系スキンケアも、様子を見ておそるおそるトライしてみたり。

そもそもタフな鋼鉄肌の持ち主なので、大きなトラブルには見舞われませんでしたが、今回のベスコス・スキンケア編でご紹介するアイテムはそんな“ちょっぴり不調”な肌（自分比）にも寄り添って、うれしい手ごたえを感じられたものばかり。デパコスからニッチ系、プチプラまで４品を選びました！

「美しさは、回復力から。」をキーワードにリニューアルを遂げたジェニフィック アルティメ セラム。もう何代目なんでしょう？ 回復科学にインスパイアされ、新たに採用された成分・βグルカンは、創傷治癒学の分野でも注目され、研究が進められているという期待しかない成分です。

洗顔直後の肌に使用という取り入れやすさも魅力。浸透が早く、なじませた瞬間からもちっと吸いつくような感触を得られます。

そして感動したのは、日本人の肌質や好みに合わせてテクスチャーまでチューニングされている点。ランコムって、日本の愛用者がいかに心地よく使ってくれるか、常に心を砕いてくれている気がします。そして、もちろんよりよい結果を出すためのこだわりも妥協なし。

なじませた直後の手ごたえにも驚きますが、真価が感じられるのは翌朝の肌。化粧水をなじませていても、下地を塗っていても、指先に触れる肌がつるんつるん！ 時間を巻き戻せているワクワク感をもたらしてくれます。ぜひちょっと贅沢に、シワっぽさが気になり始めた首もとまで使ってみてほしい！

今回のリニューアルから、レフィラブルになったのも大きなニュース。ぜひ長くお付き合いしていただきたい“V字回復”セラムです。

ジェニフィック アルティメ セラム　30mL ￥11990、50mL ￥17820、50mL＜レフィル＞ ￥15400／ランコム

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ポーラが誇るブライトニングといえばホワイトショット。長年の研究に裏打ちされた、スキンケアからインナーケアまでに及ぶ充実のラインアップで頼もしいこと間違いなしなのですが、今年登場した鮮やかピンクの全顔美容液は、とくにインパクトがありました。

発表会もピンク１色！ 衝撃的＆印象的でした

メラニンは、表皮だけではなく、真皮に落ちてたまる（！）という研究発表にショックを受けつつも、その事実に立ち向かう術をちゃんと用意してくれているポーラ。さすがです。

今までの研究成果を全集結し、３種の有効成分と７種のポーラオリジナル成分を配合したホワイトショット フェイシャルセラムは、ブライトニングだけではなく美肌も目指せる美容液。

美容液なのですが、テクスチャーは水のようにさらりと軽やかなのも新鮮！ スーッと全顔にいきわたり、べたつかず季節を問わず使い続けられます。

なじんだ後は、ほのかに光を放つようなツヤと内側へと届いたうるおいを感じさせる、お手入れの行き届いた肌印象に。あっさり感触ながら、濃密な手ごたえがたまりません。

すっかり虜になり、毎日欠かさず使っていたら……まず、全体的な肌のくすみフィルターが1枚はがれたような印象にガッツポーズ。頬骨のところにある大きめのシミの輪郭もボヤっとあいまいになってきたような？ そして、日々肌に触れると感じる柔らかさ。複合的な肌悩みが同居する、大人の肌にこそ使ってほしい新ブライトニング。さまざまなメディアでベスコスに選ばれているのも納得です。私からも1票！

ホワイトショット フェイシャルセラム［医薬部外品］ 25mL ￥16500、リフィル 25mL ￥15400、ラージ リフィル 50mL ￥27500／ポーラ

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今年「出会えてよかった！」と心底感謝したスキンケアがこのハウトシールド。“肌の盾”を意味するブランド名のとおり、肌のバリア機能に着目し開発されています。

そのヒミツは、角層のバリア機能の要・ラメラ構造と極めて類似した形状をかなえる独自のOLT（オーソ・ラメラ・テクノロジー）製法。まるで“健康な肌を塗る”かのようになじんで守り、すこやかなコンディションへと導きます。

しかも、ハウトシールドのスキンケアはクリーム１つで完了。化粧水などは不要なんです。

クリーム１本にスキンケアを集約したハウトシールド。看板アイテムの美容EQクリーム、レチノール配合のナイトEQクリームも捨てがたいのですが、私のイチオシはこちら。

2024年の新作・セラムレスキューOLTは、独自のOLT製法と、ダメージ肌を整える３種の美容成分によって肌を守り、ゆらぎをケアする美容液。

クリーム状のテクスチャーながら、驚くほどなじみます

この１本をクリームの前に投入したら、思わずかきむしりたくなるほどのバリアボロボロ状態が徐々に平和に。しかも、クリームとのあわせ技によりモチモチ感が高まって、乾きを感じにくい理想のコンディションへと導いてくれた気がします。

これぞ、常にストックしておきたいお守りスキンケア！ これからの乾燥がエスカレートするシーズン、またお世話になること確実です。

ハウトシールド セラムレスキューOLT　30g　￥9350／GST Japan株式会社

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最後は、コスパ満点かつ朝ケアの時短もかなえるお助けアイテムを。

この連載でも何回かご紹介していて、リアルにストックを欠かすことのないサボリーノのシートマスク。今年、新作が誕生したことをご存じでしょうか。

サボリーノ MEGA-shot（メガショット）は、大人の肌も満足させる濃密処方が自慢の新シリーズ。朝は１分、夜でもたった３分のマスクタイムでケアを終えることができるため、忙しい時、疲れてどうしようもない時でもケアが可能。「全顔濃密メガショット」、このキャッチフレーズも魅力的すぎます。

キャッチフレーズに偽りなしの濃密成分に注目してみましょう。

朝用のメガショットには、ハリ＆弾力ケアを見据えた３種のコラーゲン・10種のペプチドなどが。夜用にも10種のペプチドをはじめ、３種のビタミンC・グルタチオン・ナイアシンアミド、注目のエイジングケア成分NMNとてんこ盛り。プチプラとは思えない豪華さです。

そして、私がうなったのはオリジナルの「フルフィットシート」。こんなに切り込みが少ないのに、心地よく密着。目まわりや小鼻など、シートマスク中に必ず気になる部分に“浮き”が出にくいんです。だから、濃密処方の美容成分をくまなく“全顔ショット”できるというわけ。

とくにおすすめしたいのは、朝用のメガショット 朝用ツヤピールマスク CC。ふきとり洗顔・スキンケア・ピーリング・ツヤ肌下地、と多面体すぎる働きで、洗顔すらスキップしてメイクできちゃうんです。

マスク後に使ったシートで軽くふき取れば、角質ケア成分のおかげで起き抜けのどんよりした肌印象も払拭。極端な話、休日ならこの上にBBクリームだけで生きていけます（笑）！ 手もとにあれば、せわしない年末年始もきっと助けられますよ。

サボリーノ メガショット 朝用ツヤピールマスク CC　32枚入　￥1980（写真）、７枚入　￥638／BCL

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というわけで、超個人的な生活密着型ベストコスメ・スキンケア編でした！ 皆さまの参考になればうれしいです。