今回は数年ぶりに金沢へ行ってきました。
北陸新幹線が延長され、東京からはもちろん、関西圏や私が住んでいる東海からも所要時間が短縮されアクセスも良くなりました。
山中温泉にある星野リゾートの温泉旅館「界 加賀」
この白銀屋は陶芸家であり美食家でもある北大路魯山人の定宿として知られています。
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フロントホール
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石川を代表する工芸品の水引
伝統工芸品を身近に感じる客室
北陸の冬を満喫する蟹会席
今回は活蟹づくしのタグ付き蟹会席をいただきました。
小ぶりながら濃厚な蟹味噌、プチプチとした食感の外から見える外子(そとこ)、甲羅をパカッとあけると内側にびっしり入った鮮やかなオレンジ色の内子(うちこ)が最大の魅力です。
これは雄蟹では味わえないんだそう。
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蟹真薯
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蟹の錦糸揚げ
治部鍋は鴨肉を醤油を使った出汁で煮込み、具は根菜や豆腐のほか、加賀特産であるお麩も一緒にいただきます。
鴨の油の甘味と旨みがお出汁に溶け込み優しいお味でした。
心も体もほどけるような温泉タイム
今回は大浴場前の畳エリアにて開催される現代湯治プログラム「温泉いろは」に参加しました。
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山代温泉の1300年に渡る温泉の歴史について
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6歳の娘も参加できる簡単なストレッチ
美人の湯と言われるほどの泉質についてや、効果的な入浴法を学べます。
温泉好きの6歳の娘もこの日をとても楽しみにしていました。
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春夏秋冬を表現
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九谷焼のアートパネル
夜の露天風呂では水面に月が映り込みよう見立て、また雪が降れば雪見風呂が楽しめる風情ある露天風呂ゆったりとした時間を過ごせました。
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柚蜜ジュースがとっても美味しい
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お待ちかねのアイスキャンディータイム
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お湯印帳
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ここにも可愛らしい梅のスタンプ
こちらは源泉掛け流しでシャワーなどの洗い場はありません。
注意が必要なのは、源泉の温度が43℃なので大人の私でも痺れるほど熱かったです。
お子様の入浴は難しいと思います。
こちらは有料になりますが、入浴しやすい温度に調整されているのでお子様でも問題なく入浴できます。
界で夜と朝、翌日のチェックアウト後に総湯で温泉につかり、温泉三昧の2日間でした。
目にも美味しい絶品朝食
このお湯呑みは「白銀屋」時代から使用されていたものをそのまま受け継がれているんだとか。
魚醤「いしる」と旬の野菜や魚介類を煮込んだものです。
お鍋で寒い朝もほっと体が温まりました。
ここ界 加賀では伝統工芸品を堪能できる魅力がいっぱいあります。
また次回はご紹介したいと思います。