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セカンドパートナー、ポリアモリー……大人の複数愛はあり?【40代をモテ期に変える格言 Vol.14】

【大反響連載中!】オトナの建前をぶった切り、真理をつく! モテ期プロデューサー 荒野広治さんがお届けする大人のための激辛恋愛論。話題の「セカンドパートナー」「ポリアモリー」に荒野が噛みつく!
荒野広治 meot婚活相談所運営、モテ期プロデューサー

荒野広治 meot婚活相談所運営、モテ期プロデューサー

「息をするようにモテる」をテーマに、日本一恋を言語化するモテ期プロデューサー。過去にモテなかった経験をバネに自分磨きに注力した結果、5つのマッチングアプリで「いいね数日本1位」に輝くなどの経歴を持つ。2021年6月からは活動の場をYouTube LIVEに切り替え、辛口の恋愛・婚活の相談を行い、その経験を生かし、2022年にmeot婚活相談所をオープン。具体的ですぐに使えるテクニックを武器に、ゼクシィ公認セミナー講師やSNSで独自の理論を公開し、現在SNS総フォロワー数30万人を誇る。

Vol.14「セカンドパートナー」「ポリアモリー」恋愛も多様性の時代?

読者の皆さん、こんにちは。モテ期プロデューサーの荒野です。


今年も始まりましたね。世間はバレンタインシーズンですが、もしチョコレートを渡す相手がいなくても大丈夫。あなたの春はもうすぐです。切り替えて、ガツっと幸せをつかみに行きましょう。


ところで、「セカンドパートナー」「ポリアモリー」という言葉をご存じですか? 最近、ネットを賑わしている恋愛系ワード。多重恋愛やパートナー以外の異性と付き合うことを意味するそうですが、今回はこれについて考えたいと思います。先にお伝えしておきますね。僕はこういう倫理的に問題のある恋愛をするのは止めてほしい派なんです。人の価値観はそれぞれですが、なぜ反対なのか意見をお伝えしたいと思います。

恋愛も〟“多様性”時代? 倫理観の崩壊は悲劇を生む

先日も同じチームのプロ野球選手2人がほぼ同時に報道されていましたが、相変わらず“不倫晒し”のブームが続いていますね。当たり前に思えた「たった一人を生涯愛する」という倫理観がこうも注目されるというのは、それがもはや当たり前ではなくなってきたことの裏返しだったりするのだと思います。


恋愛は太古から人生最大級のテーマですが、それと同時に世の流れと密接に関わってきました。昭和のころはお見合いが主流だった婚活も、今ではマッチングアプリでするのが当たり前の時代です。時代時代の恋愛スタイルは、そのやり方の良しあしに関わらず、世の中に受け入れられてきました。40代の読者の皆さんなら、いろんな価値観に接してきたことと思います。でも、不倫をはじめとした最近の「誰かを裏切る」恋愛観は僕にはちょっと受け入れがたいものがあります。


最近、SNS界隈で「セカンドパートナー」や「ポリアモリー」という恋愛のスタイルがあるのを目にするようになってきました。簡単に説明すると、こんな関係性だそうです。

セカンドパートナー: 既婚者が配偶者とは別に持つ婚外パートナーのこと。肉体関係はない(=プラトニック)相手を指す。


ポリアモリー: 相手の合意を得たうえで、複数の恋人やパートナーを同時に持つ複数愛。3人以上の当事者が、合意して築く関係。

40代モテ期vol14_荒野広治

セカンドパートナーは別名「プラトニック不倫」。肉体関係を伴わない心の絆でつながる「友達以上恋人未満」の関係性。ポリアモリーは、ざっくり言うと「お互い同意のもと」複数の性的関係性を持つ。多様性が謳われる世の中ではあるものの、こんなに好き勝手な恋愛スタイルがアリになっていることに恐怖を覚えます。


恋愛って心身を満たしてくれるものだと思うのですが、これらの恋愛スタイルは本来発生しないストレスを抱えることが前提になっています。そして、対象とは別の大切な誰かを必ず傷つける恋愛スタイルです。いずれも当事者の同意が必要とありますが、本気で同意しているんでしょうか? セカンドパートナーなら、旦那さんに「(セカンドバートナーのことを)愛してるけど肉体関係はないから不倫じゃないよね?」って言えますか? ポリアモリーなら、大切な彼氏(というテイ)がほかの女とイチャイチャしているのにまったく嫉妬せずに接することができるということ? これって、ただの不倫、ただのセックスフレンドと何が違うんでしょう。


それに、ネーミングに悪意を感じます。広い意味を持ちあわせた言葉にして、ちょっと今っぽさを感じさせるカタカナの字面。「パパ活」と構造が似ているんですよね。若い女の子が金銭と引き換えに男性と肉体関係を持つことを「援助交際」と言っていたはず。それに、「一緒にお食事するだけ」という一見問題なさそうな要素も添加することで印象をマイルドにして、こういうのもアリという価値観を生み出した。セカンドバートナーも同じですよね。本来、ただの不倫です。パートナーを思い切り裏切っているのに、精神的つながりだからと綺麗に見せようとして、ついでに、肉体関係はないから法的に不貞行為に当たらないと言い訳して、これもありじゃない?という雰囲気を纏わせた。ポリアモリーだって新語のようですが、この令和の時代にあってやっていることは平安時代に逆戻りです。


初見の人がそれはどういうこと?と疑問にもったときに、「よくわらかないけれど思ったより軽い話」だという印象に仕立てているのが悪質です。売春、不倫なら悪いことだとわかりますが、「パパ活 ?セカパ? ポリアモリー? SNSで見かけた(情報の本質を知らずに漏れ聞いているレベルの理解も危うい)なんだか自由で今っぽいよね……」くらいのライトな印象です。

「複数恋愛」は社会に対する老害 

究極的にはセカンドパートナーもポリアモリーも全員同じ倫理観のコミュニティ内だけでやってくれればいいんです。ほかに迷惑を掛けないようにしてくれるんならいい。でも、困ったことにそういう人たちは、そんな倫理観を本来持ち合わせていない一般人をも巻き込む。本当にやめてもらいたいんです。


複数の人との恋愛を是とするなら、単純にまともな人への機会損失に当たります。これって、個人ではなく社会的レベルで危険なんです。


①まともな恋愛にたどり着けない

②まともな結婚ができない→少子化

③それもあり?というおかしな倫理観がまだ真っ白な若い人にも広がる

④若年層の結婚率の低下→少子化の加速


流行りモノの話かと思いきや、想像以上に壮大なテーマだったことに気づくんです。つまり、「結婚制度の必要性」。知らず知らずに少子化問題にまで加担している。本能を解放することがいかに危険かということなんです。もちろん、相当なキレ物なら自分で欲望を自制することもあるかもしれませんが、誰しもがそれができるわけではない。


そして、頭が痛いことにセカンドパートナーもポリアモリーも、ある一定の年代以上の人が引き起こしていること。いい大人が単なる欲望を愛情と引き換えとしているのがタチが悪い。40代がそんなひっちゃかめっちゃかやっていたら、はっきり申し上げて老害以外のなにものでもない。大人たちが性的に好き勝手にしているのを見て、下の世代の人たちが若いうちはパパ活をして、年を重ねたらセカンドパートナーとかポリアモリーとかって常に誰かに愛されて生きていけると勘違いしたら、どうしますか? 若い人たちの幸せな未来、すなわち結婚の可能性っていうのがもっと削がれますから少子化がさらに進み、それに伴って社会保障はますます下がり……そのころ、性的に魅力を失ったあなたも相手に捨てられて一人ぼっち。未来に何かいいことがあるんでしょうか?

自分の倫理感を押し付ける相手には絶対に近づかない! 

絶対にセカンドパートナーやポリアモリーの相手には近づかないでほしいんです。


セカンドパートナーだから問題ないと言い張って、家では妻を大事にしているだろう不倫相手がいつまでそばにいてくれるのでしょう。そもそも、好きな相手と一生触れ合わずにいられるんですか? ポリアモリーもあなたは複数人いるセフレのうちの一人と認識すべき。セフレが多数いるのを隠すのがダルいからオープンにしてしまって、ポリアモリーとおしゃれっぽく言っているだけで、ただのクズです。大切な人だったら早々に結婚を考えるけれど、そもそも、セフレと結婚したいと思う男なんていません。


セカンドパートナーやポリアモリーが成り立つ相手が素敵に見えることも間違いないと思います。だって、複数人に愛される人ですから。でも、その人が本当の意味であなたを幸せにしてくれることは絶対にない。もし、大切な友人がそういう倫理観の相手との恋愛に突き進もうとしたら、僕だったらぶん殴ってでも止めさせます。それぐらい、あなたにとっても、社会にとっても、害悪なんです。


大丈夫、これからでもセカンドパートナーとかポリアモリーとかに関わりを持たず、まともな恋愛はできます。結婚も諦めなくていい。それには少々テクニックが必要で、あなたにはそれが見つけられなかっただけです。2025年、今度こそ腹を括って本当の幸せを目指しましょう。気づいてくれたあなたに贈る今回の格言はコチラ!

【今回の格言】
複数愛はただの老害!
大人の恋愛こそ倫理観を忘れずに
40代モテ期vol14_ill
イラストレーション/いいあい 取材/佐倉 光

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