
リノベーショーンありきで購入した中古マンション
キッチンユニットが入り、床が貼られて……と家ができあがっていくプロセスをワクワクしながら確認していたとまなみ⭐︎さん。
「夫からは好きなようにしてよいと言われてイメージを考えたのは私ですが、家を買ってデザイナーさんとの細かい調整などはすべて彼がやってくれました。具体的な画像で夫、そしてデザイナーさんとイメージが共有できていたので、思ったのと違う……ということもなくスムースにいきました。さらに夫も内装とかデザイン関係のことが好きで、彼と私の趣味も合うので意見が食い違うこともなく、すんなりと進んだと思っています。この家の特にリビングがとても気にっています。以前はお茶をしによく近所のカフェなどに行っていました。それが家でのコーヒータイムのほうが格段に気持ちよくなったので、今は家でのお茶を楽しむことが増えましたね」
パリのアパルトマンを意識した壁や床
「以前、お友達の家の壁にモールディングが施してあって、すごく気に入りまして。次にリフォームするなら、こんな壁にしたい!と思っていました」。ご主人の仕事の都合でシンガポールで暮らしていた彼女。リノベーションした都内のマンションを手放し、今のご自宅で2度目のリノベを楽しんだようです。

「壁はコンクリートっぽい質感の壁紙を貼ってあります。その上に木製のモールディングを付けました。床材は、ナチュラルな色を選んだことでリビング全体が明るい印象になりました。存在感があるソファを置きたかったので、ある程度高さのある大きめなものを選びました」
ダイニングテーブルはオーダーで製作。凹凸を生かしたディテールがアクセントの脚を海外から取り寄せて、それに合わせた天板を用意してもらったそうです。

リビングと繋がった部屋は、仕切りを開けたままにして広い空間として利用。柄が部屋のアクセントとなった一人用のソファはイデーのもの。アンティークショップのグローブで見つけたシャンデリアもヨーロッパの空気感を醸し出します。

「タイルを貼ったキッチンの壁もこだわりました。キッチンのユニットはダークカラーで、壁は白にしてクリーンに。キッチンユニットはショールームを見て回りましたが、実際に家にはめてみるまではなかなかイメージがつきにくかったですね。機能性、見た目、さらに価格のバランスを考えならが選ぶのは難しかったです」
壁紙の色や壁や床に使ったタイルで各空間のムードの違いを楽しむ

「息子は黄色が好きなので、デザイナーさんに相談して、この色の壁紙にしてもらいました。夫婦の寝室も含め、壁紙には各部屋、こだわっています。それぞれ色を変えて、雰囲気の変化を楽しんでいます」
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スモーキーカラーのタイルを基調にしたまるでホテルのような洗面所。
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白をベースにしたトイレはモノトーンの花柄をあしらった壁紙がアクセントに。
入り口のアーチや玄関の床にもパリっぽさを取り入れて


まなみ☆さんが家具や壁紙を購入したお店はこちら!
ダイニングテーブル/Article antique&curiosity
ダイニングチェア/カール・ハンセン&サン
ソファ/Ashley Homestore
壁紙/サンゲツ
トイレに使った柄の壁紙/テシード
次回は、あーちゃんさんの温かみがありながら、ホテルライクなインテリアをご紹介します。お楽しみに!