
そんな便利かつ優秀なトレンチコートではありますが、着る時期が限られるとあって、私含め大半のかたがワードローブに1着もしくは2着。冬のコートほどは所持していないように思います。
つまり、春コーデの充実度は「トレンチコートをいかにうまく着回すか?」にかかっているのではないでしょうか。

一方で、アウターと靴・バッグ・ストールなど小物類の色とテイストがマッチさえしていればコーディネートは常にうまくまとまって、結果として出番も多い。
…着回し成功のカギは“服そのもの”より“その服に合う小物の充実度”にあるというのが、長い年月を経てたどりついた私の結論です。
ということで今回は“この春のトレンチコート着回し3パターン”をご紹介いたします。
【Part①バッグでこなれる王道コーデ】





denim:surt
shoes:pellico
eye wear:moscot
【Part②中身だけチェンジの同系色コーデ】
コートとニット、バッグとパンツ、それぞれ色をそろえれば、まとまり感バッチリのニュアンストーンコーデに。
【Part①】と中身が違うだけとは思えないくらい、印象はガラリと変わります。



同系色コーデは色が分断されないぶん、スラッと見せる効果が高いのも小柄としてうれしいポイントです。
ただ、印象としてキレイ目感が強いので、あまりまとまりすぎていると年齢以上に落ち着いて見えるのも事実。
色なじみよくガツンと効く、オシャレ度高めメガネでバランスをとって♪

pants:betoupe
shoes:giuseppe zanotti
eye wear:max pittion
【Part③柄ストールで繋ぐモノトーンコーデ】


例えばこんな、トレンチコートにモノトーンの色合わせ。


スッキリシンプルでありながらも「よくある感じ」とは一線を画すスタイルに♪

pants:betoupe
shoes:giuseppe zanotti
bag:hermes
eye wear:max pittion

春支度、そこから始めるのもいいかもしれません(^_−)−☆

*次回は2025年4月13日(日)公開予定です
- bemi
- 阿部恵美。身長153cm。 25年間の会社員生活を経て、2019年にパーソナルスタイリストとして独立。 小柄でもバランスよく素敵に見えるコーデ術、もの選びの審美眼は、マリソル編集部も絶賛。マリソルなどでプロデュースする、小柄さん向けの服も、毎回人気。