あなたは今週、何回泣きましたか?

2017年12月12日
本誌で好評連載中の、美容ジャーナリスト・齋藤 薫さんから悩める40歳へおくる、美と人生への処方箋。今回は、"涙"について

できれば週に1、2回は、涙と一緒に日ごろのストレスを放出して

 泣くか泣かないか? これはある種の体質。泣かないからいけない、ということはない。でも生物学的に言ったら、〝涙もろい人〟の方が楽に生きられるのは確か。言うまでもなく涙には、ストレス物質が溶け込んで、体外に一緒に放出されていくからである。

 ただし、涙にもいろんな種類があって、感動の涙に、うれし涙、安堵の涙、人のために流す涙には、日ごろ溜まったストレスが溶け込むから、明らかに人を癒す力があるけれど、悔し涙や、怒りの涙、我を通すための涙などなど、基本的に自分のために流すネガティヴな涙に、癒しの力は生まれにくい。場合によっては流した涙で余計に感情を高ぶらせる作用の方が強かったりするのだ。そもそもが〝涙もろい人〟は、基本的に前者の涙を誰かのためによく流す人。だから、涙もろい人ほど実はいつも平常心で、優しい心でいられたりするのかもしれない。そういう意味で、あなたは今週何回泣いただろうか。できるなら1週間に1、2回は、前者の涙を流したい。ストレスを溜めずにいつの間にか吐き出して、心穏やかに過ごすため……。

 もっと言うなら、大人の女にはまさしく涙のような心の緩衝材が必要。アラフォー世代は良くも悪くもおそらく人生で一番いろんなことが起きる時。具体的な悩みを解決するということではなく、何があっても常に心穏やかに生きるための術をちゃんと備えておくべきなのだ。例えば、パワーストーン。地球が生み出した天然石の力はやっぱり測り知れなくて、人にとって強過ぎるくらいのパワーを持っているから、太陽にさらすなどきちんと浄化してからでないと身につけられないといった説もあり、上手に使えば心を整えるすばらしい効果をもたらしてくれる。パワーストーンのブレスレットをすることは、ブームとして終わってしまったけれど、もっとさりげない形で身に付けることで、石の力を借りられたらそれは1つ理想的。まさしく穏やかに生きる〝心のお守り〟として。

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