集英社Marisol編集部より機会を頂き、「UN GRAIN」のイベントに参加してまいりました。「UN GRAIN」は、ミニャルディーズという、ひとつまみサイズのお菓子の専門店。表参道駅から徒歩15分ほどの場所にあり、まさに隠れ家パティスリーのように、ひっそりお店を構えてます。実は、皆んな大好きシガールで有名なヨックモックが運営しているんですよ〜


ブルーベリーを存分に楽しめるミニャルディーズ。球体は、ブルーベリーを沢山使用したチョコレートでできており、中にブルーベリームースとライムのクレームが忍ばせてあります。上には、ブルーベリーと白グロセイユが乗ってるのですが、その下には、リュバーブのコンポートとカシスのジュレが敷いてあるんです。普段、ベリー系のスイーツは選ばない私ですが、『スフェール』の酸味と甘みのバランスの良さと、ブルーベリーのフレッシュさには感動でした

イギリスのヴィクトリア女王即位50周年の祝宴の料理を任されたシェフが考案したデザート「チェリージュビリー」のオマージュ。濃厚なバニラムースの中に、キルシュの効いたババロア、チェリーをメインにしたジュレ。そして上には、スリーズのコンポートジュレが乗ってます。バニラが濃厚なのに、何故かさっぱりで、後味をひく。不思議だなと思い、岡澤シェフに伺ったところ、マスカルポーネクリームを使用している為とのこと、さすが! 最新作3品のうち、私の1番のお気に入りはこちらの『スリーズ ジュビレ』です

コーヒーの風味を存分に楽しめるミニャルディーズ。優しい滑らかなムースノワゼットの中には、エスプレッソジュレが。このジュレに使用しているコーヒー豆は、「カフェ ファソン」が手掛けたアン グランブレンドとのこと!これまた特別感。香り高く濃厚なミニャルディーズで、コーヒー好きにはたまらない一品ですよ〜

今回、岡澤シェフが意識しているポイントとしては、「味覚と記憶の余韻を大切にしたい」ということ。ひとつの作品を作る上で、様々な素材を掛け合わせ、層を重ね、味・食感・香りを通じて、最後に余韻を残すことだそうです。そして、印象から遡って、素材を意識する機会があっても面白いのではないかと考えて、今回、お菓子を構成する素材の可視化を実現されました。イベントでは、写真のように、素材が可視化されていて、食べ進めると、「あっ、今、この味を感じた!」と五感で楽しめました。
お店では、ケーキの他、焼き菓子もたくさん並んでます。焼き菓子もひとつまみサイズで、なかなか他に無い珍しいサイズ感で可愛いらしいですよね。ケーキ同様、焼き菓子もとっても美味しいので、手土産におすすめですよ〜
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