
観光地としてはやや穴場かもしれませんが、そのぶん人も少なく、静かにゆったりとした時間を過ごせそう。

華やかな襖絵も見どころで、特に小町を描いた作品はどれも美しく、思わず見入ってしまいました。
日常から少し離れて、自分と向き合う時間が欲しいとき、こういう場所は本当にありがたい存在。

2009年に京都の絵描きユニット「だるま商店」が奉納した作品「極彩色梅匂小町絵図」で、小野小町の生涯が4面にわたって描かれているそうです。
向かって左から3つ目の「伝承の図」には、隨心院の春の恒例行事「はねず踊り」の様子が♪ どの場面もじっくり眺めたくなるほどの美しさです。
実は当初は撮影禁止だったという襖絵ですが、2018年春より撮影できるようになったそうです。
私が、伺ったときは、和装の、
ブライダル撮影も行われておりました。

苔むした地面に松の木が静かに立ち、所々に配された石や灯籠が絶妙なバランスで配置されています。派手さはないけれど、だからこそ心にじんわり沁みるような空間。

見た目が可愛いだけじゃなくて、ちゃんと「恋愛成就」や「縁結び」「美守(美しさを願う)」といった願いが込められていて、持っているだけで気分も上がります。
京都、来られた際にはぜひ、
おすすめのお寺です。