水際だけじゃない!「撥水シャツ」の底力
「白いシャツ」。きっとどんな人のクローゼットの中にも一枚はあるであろう、永遠のベーシックアイテムですね。20代の頃は積極的に手に取る服ではなかったのですが、年齢を重ねた今、改めてこの定番アイテムの力を再認識しています。丸みをおびてキレがなくなった身体のラインをハリのある生地の質感がカバーしてくれて、くすんだ顔色もレフ板効果でぱっと明るく見せてくれる。さらに40代にマストとなる「清潔感と品の良さ」が1枚で演出できるなんて……! というわけで、常に「感じのいい白シャツ」を探している日々なのですが、最近イチおしの一枚に出合いました。
「THIRD MAGAZINE」の【Marisol別注】撥水オーバーシャツです。
カジュアルだったり抜け感がある服が好きなので、オーバーサイズのシャツはもともと好きなのですが、縦も横も大きな大柄体型、さらに巨大化して見えるものは避けたい。こちらはハリがありながらもすっと縦に落ちる生地ですっきり見えるのがまず気に入りました。かなり身幅をたっぷりとったパターンなのですが、この生地のおかげでもっと小柄な方や華奢な方など、どんな体型の人にも似合いやすくなっていると思います。後ろ姿の身体が泳ぐようなゆとり感が今年っぽい!
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ハリのある撥水加工の生地で、襟の形も決まりやすい
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前後差をつけた着丈と深めのスリットがポイント
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首の後ろにシルバーの糸でブランドロゴの刺しゅう入り
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さっと着るだけでこなれたシルエットに仕上がります
この生地のもうひとつの秘密、それは商品名の通り「撥水加工」が施されているということ。ビーチやプールなど水際でさっと羽織るのにも使えるというのがうれしいポイントなのですが、実はそのほかにもいいことがいっぱいなのです。
もはや亜熱帯なのでは、という最近の日本の気候。長引く梅雨や突然のゲリラ豪雨など、肩や腕がびしょびしょ……という不快な事態も撥水加工の生地なら避けられます。白シャツは着るのに気をつかいますが、汚れにくいというメリットもあるので、屋外でのシーンや小さなお子さん連れの外出でもノンストレス! いつでもきれいめスタイルをキープできます。
前後差をつけた着丈、深めのスリットなどアウトで着てきれいに決まるデザインですが、もちろんボトムにインして着ても品よく仕上がります。
羽織りとしても活躍必至。これからの季節、色や柄がアクセントになったボトムをよく着るのですが、このシャツを一枚挟むことで印象がマイルドになり、こなれて仕上がるのもうれしい。真夏はぜひ旅先のビーチでも着てみたいな、と夢をふくらませています。
編集Oの「おまけのお買い物」
危険なノンストップ系おやつ「はちみつ太郎」

最近、日本のお茶請け系お菓子の魅力を再認識中。あまり見かけないパッケージのものを発見するたびに試しているのですが、我が家で現在大ブーム中なのがこちらの「はちみつ太郎」です。
「やっぱりうまい!」と自分からアピールしていくスタイル(?)のパッケージが気になり、軽い気持ちで手に取ったのですが、これが本当にやめられない、止まらないタイプの中毒性のあるおいしさ。おかきとかりんとうの中間のような揚げ菓子なのですが、はちみつの甘味と塩気、ピーナツの風味が絶妙で、あっという間にひと袋空いてしまうという恐ろしい代物です……東京では見かけないパッケージなので調べたら、名古屋の菓子メーカー・宇佐美製菓のものだそう。工場が火災にあい、一時製造をストップしていたのですが、新工場で生産を再開したところなんだとか。最寄りのスーパーでの取り扱いが続いてほしい!と願う日々です。

編集 O 身長:170㎝ 骨格:ストレート