先日、姫路市立美術館で開催中の「色彩と自由の記憶──髙田賢三展」へ行ってきました。
この展覧会は東京オペラシティアートギャラリーから巡回しているもので、姫路出身の髙田賢三さんにとっては“凱旋”ともいえる開催。
出身地・姫路での展示を、心待ちにしていました。
KENZO(ケンゾー)といえば、今でもストリートカジュアルというのかな?町でよく見かけるので知っている人も多いブランドですが、私は母が好きだった影響もあって昔からデザインをよく見ていました。
会場を訪れてまず感じたのは、髙田賢三という人の「色」と「自由」をまとう空気。展示を見ながら、彼の人柄がそのまま空間に染み込んでいるようで、ハッピーな時間が流れていました。
JR姫路駅からだと徒歩約20分、またはバスでもアクセス可。
姫路城が美しく、広大な敷地の一角に姫路市立美術館はありました。
陸軍兵器支廠として明治に建てられたこの建物は、戦後は姫路市役所としても使われていたそう。
なるほどー!と納得の広さと赤レンガ造りの趣きのある建物に入る前から引き込まれました。
お城の白とレンガの赤、たくさんの緑。
近くには動物園もあって、幅広い世代に愛されてるロケーション。
▶ 髙田賢三が描いた、自由と情熱の30年
ブランド創設から引退までの約30年を、約100点の衣装で振り返る展示はまさに圧巻!

「1976年春夏 KENZO PARIS」とあったそのデザインは、母が特に気に入って履いていたスカートだったんです!
今もひょっとするとクローゼットの奥にしまわれているかもしれません。
懐かしさと共に、タイムレスなデザインと高揚感に胸が熱くなりました。
一見奇抜な色の組み合わせもKENZOらしさというか、まさに自由な表現。
個性的なカラーリングやシルエットに「こういうマダム、大阪は多いなー(褒めてます!)」なんてにんまり。

服が記憶とつながって。
日本がとても勢いがあって、女性もどんどんファッションで生き様を表現して楽しんでいたことがひしひしと伝わりました。

自宅に飾っています。
この日は、グラングリーン大阪限定デザインのCFCLのトップスをおろしました!
自分の中にちょっとした特別感をまとって、展示の世界観とリンクさせてみました。
会期:2025年4月12日(土)から7月21日(月・祝)まで
開館時間:午前10時から午後5時まで(入場は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(ただし月曜祝日の場合は翌平日閉館)
姫路市出身の世界的ファッションデザイナー・髙田賢三の没後初の大規模回顧展を開催中。
わらび餅専門店・門藤さんも姫路が本店です!
こちらもセットで姫路スイーツも楽しんでくださいね!
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