びっくりするほど素敵なおうちに住んでいる菅野有希子さん
広告や雑誌などの撮影の際に、背景にある小物など空間を素敵にスタイリングするお仕事をされていて、お仕事と同じく、ご自宅が本当に素敵! 雑誌の1ページのようなお部屋に憧れるファンの方がたくさんいます。
インスタを見ていただけたら、本当にその素敵なお部屋にびっくりしてしまうはず。
おうちを整えることをテーマにした『mamemame』を自主制作

最近、若い世代にも自主制作の冊子=ZINEが大人気なのだそうですが、この『mamemame』も有希子さんが企画・編集から写真撮影、スタイリング、デザイン、そして出版まで手掛けたZINE。
キャッチフレーズは「おうち時間全肯定マガジン」。
“おうちを可愛くして、その日食べたいものを作って食べて、こまめに掃除して片付けて、家の中をまめまめしく快適にして過ごすのが一番すき”
という彼女の哲学が詰まっています。
編集者として、トークのお相手に指名していただきました

私はもともと、新卒で出版社に勤め、雑誌の編集者になりました。その後、フリーランスの編集者になりましたが、依頼される仕事とは違う完全に好きな雑誌を作ってみたいという想いで、3冊のZINEを過去に作りました。
今回は、編集者として、そしてZINEを出した先輩として、ご指名いただいたわけです。
僭越ながら出版より一足先に見せていただいたのですが、この有希子さんの『mamemame』マガジン、構成もデザインも、文章も写真も本当に素晴らしいと思いました。インスタを見てもわかるご本人のセンスの良さが凝縮されているのはもちろん、インスタでもあまり見せていない、本や音楽などのカルチャーへの造詣の深さなど、奥深さが垣間見える一冊です。
対談ではそんなことをお話しさせていただきました。
会場は、大盛況。来てくれた方がみんな温かい方ばかり

来てくださっているお客様もみんな温かく、トークに不慣れな私も緊張しないでお話しすることができたのですが、みなさま、夢中になって会場の展示などを楽しんでいらっしゃいました。
ZINE、カード、どちらもすごくアナログなもの。スマホ1台でなんでも便利に済ませられる時代に、わざわざ情報媒体としてZINEを読んだり、メッセージのためにカードを書いたり、ちょっと不便なことなのかもしれません。でもそんな不便なアナログさって逆に大事なんじゃないかなと感じています。

同世代の女性たちが、感性を生かして活躍しているのは素敵!
そして、こういう素敵な方が、自主制作など新しいことに果敢にチャレンジされているのを見ると、自分も頑張らないとという気持ちになりますね。
40代って、もう若くないなと思うことが増えてくる年齢だと思いますが、まだまだ新しい挑戦もできるはず。そんなことも感じた1日でした。