「病院船」のヒロイン、ハ・ジウォンさんインタビュー

2017年12月8日
アクションものからラブコメまで、幅広く活躍する女優ハ・ジウォンさん。私の韓流ドラマの入り口は、彼女の時代劇「ファン・ジニ」からだったので、どの作品も注目しています。高視聴率、人気ドラマとなった最新作「病院船(原題)」では、初めてのドクター役に挑戦!ハ・ジウォンさんの素顔とは?「病院船」は、早くも日本放映スタートです!
●「病院船」の見どころは?
ー「病院船」は離島に直接行って治療をする医療サービスの一環で、船が病院なんです。薬局すらない、医療サービスを受けられない離島が多いのですが、そのような島に直接行き、高齢者の方の治療をします。私はもともとはソウルの大学病院で外科部長を夢見ていましたが、ある事故のために病院船に乗ることになります。本当は病院船には外科手術ができるような設備はないのですが、私はそこで考えられないような手術をしながら、手術しか知らない医者だったんですが、様々な人に出会い患者に出会いながら、変化し成長していく外科医役を演じました。

●出演を決めた理由は?
ーまずシノプシスを読んだときに、とても感動し、温かさを感じました。実は以前から医療ドラマに出たかったんです。でも病院船を読んだときに、もちろん手術シーンや医療ドラマ的なストーリーもありましたが、その中には直接患者に会いに行き、患者を癒そうとするそんな温かみがありました。韓国ならではの情緒や温かさをお伝えできる、そんな医療ドラマだと思い、出演を決めました。

●演じられたウンジェと似ている点、違う点は?
ー4ヶ月間演じながら、不思議なことに自分自身のようでした。特別に「こうやって演じなければ」というものはありませんでした。本当に私自身のようでしたね。似ている点は、一つの事に集中してしまうと、後ろで誰かが何かを言っても聞こえなくなってしまうくらい集中力がある方です。そういう点はウンジェに似ていると思います。違う点があるとすれば、実は私はとても笑い上戸で、我慢するのが難しいほど笑顔が多いんです。でもウンジェは、人間関係が下手な人物で笑顔も少ないんです。私はそこまでではないと思います。ウンジェは最初は笑わなかったのですが、少しずつ私のようによく笑う人になっていくんですよ。

●初の医師役でしたが、事前に準備したことはありますか?
ー実は血が出るような映画や怖いものが見れないんです!でも外科ではほとんど血を見ながら手術をしなくてはいけないので、ドキュメンタリーや医療ドラマを通して手術シーンをたくさん見て、それに慣れるよう努力しました。ほかには、医療用語が口から自然に出るように事前に練習をしましたし、本を買って臓器を何度も描きながら、位置などを覚えて慣れるようにもしました。手術するときに、ウンジェが臓器の位置がわからないのはダメなので。あとは、動画サイトなどに手術の動画が多く挙がっているので、それを見てみたり、周囲にいる外科の先生に直接質問したり、医師が書いたエッセイなどを読み、医師がどのような心情で手術をするのか、患者と会話するときどのような気持ちなのか、手術する感情、なぜ医者になったのだろうかなど、そういう感情・心情を学びました。

●撮影中大変だったことは?
ー私たち出演者だけでなく、私たちのスケジュールを整理する、演出部が一番苦労したと思います。船の時間を合わせなくてはならず、日の出日の入り時間を調べたりなど、船の撮影は私たちにとって大きな問題だったんです。風が吹く日は突然スケジュールがキャンセルになったり、監督が綺麗な映像を撮るために、その時間を狙って船に乗らなくては行けなかったり、船での撮影ならではのことが色々ありました。でもとても綺麗な空と海がある場所で撮影ができたこと、美しい画のドラマに参加できたことは、大変でしたがとても良かったです。幸い私はあまり船酔いがなくて、本当によかったと思います。むしろ景色がとても綺麗で、形に残したくて、写真を撮ったりした記憶がとても多いです。

●カン・ミンヒョクさん、イ・ソウォンさんとの共演はいかがでしたか?ご自身の理想のタイプは?
ー(笑)二人とは今回初めて共演する作品で、年齢は若いですが、現場では年齢が若いからというようなことはなく、本当に自分のキャラクター、ヒョンやジェゴルにとても合っていました。そのため、息を合わせて、現場で一緒にやっていて面白く、上手でしたし、むしろ私が先輩ではありますが、彼らが助けてくれた部分もとても多かったです。ミンヒョクさんの場合は、ヒョンのように温かい方で、とてもキャラクターに合っていたと思います。ソウォンは、実際にはとても明るい性格で、よく笑わせてくれました。演技に対する情熱が2人ともみなぎっていて、本当に頑張っていたと思います。とても楽しく撮影ができました。理想のタイプは…(笑)2人とも本当に魅力がありますね。ソウォンは歳こそ若いですがとても明るく、ユーモアがありますし、ミンヒョクも歳は若いですが、温かく気遣いがよくできる方で、2人とも私の理想のタイプです(笑)

●ハ・ジウォンさんが考えるご自身の演技上での強みはなんですか?
ー俳優はどの作品で生きるかを選択しますよね、選択した作品のキャラクターは時間旅行に行ったもう一人の私みたいなんです。ですので強みを挙げるとしたら、楽しく生きることですかね。仕事だから、ドラマだからとかではなく、私自身が楽しんでいるので、それは私にとって本当にありがたくて。大変なことももちろん多いですが、私が好きでやってることじゃないですか、だから私はとても幸せものだと思っています。楽しむことが、私の強みですかね?

●2018年の予定は?
ー来年の出演作品はまだ決まっていないのですが、3月に日本でファンミーティングを行う予定です。とてもドキドキしていますし、病院船の話もしながら、どのような思い出が作れるかとても楽しみです。

●最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
ー今回「病院船」というドラマでみなさんにお会いできることを、とてもうれしく思っています。みなさんにとって心温まるドラマになり、みなさんを幸せにできたら良いなと思っています。また3月に皆さんに会いに行きますので待っていてください。ドラマをご覧になって、たくさん温まって、今年の冬が暖かい冬になることを祈っています。ありがとうございました。


桂まりさん●かつらまり 韓流予報士(?)。温泉保養士。「SPUR」や「eclat」などで、トラベル、フード記事など担当するライター。趣味は各国で料理教室に行くこと。「専門外ではありますが、泣いて笑って癒される韓流ドラマのお勧めを不定期で紹介します!」

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