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• WEB美容エディター 原田千裕
• ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中！ そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。Instagram:@marvelous.h

“眉を描く”って本当に難しい。メイクを始めてから何十年もたつのに、いまだに満足いく眉が描けた！と思える日は数えるほどしかありません。

私の場合、生まれつき“剛毛”オンナなので、基本は毛がまばらな部分を埋めればいいだけのはずなのですが……。やりすぎたりして、どうも洗練感が出せないんです。

そんな、私をはじめとする眉迷子にぴったりの新作が、このアイブロウシェイドライナー。

アイブロウシェイドライナーは、リアルさを追求した透ける影色が特徴。

カラーは、どんな眉にも使いやすいグレイッシュなSL1（写真）と、ウォームトーンのSL2の2色。眉と肌へのなじみにこだわり抜いたカラーは、抜けや薄い部分に影を仕込んで表情に溶け込み、作り込み感なく眉の存在感をやわらかく引き出してくれます。

SL1の色味は、2023年秋の発売以来大人気の別名“蟹味噌スティック”、シャドウオンフェースともよく似ているため、眉のみならずノーズシャドウなどにも使えそう。ただし眉用ゆえか、乾くと俄然こすれに強くなるので、塗ったら素早くなじませて！

眉頭から眉尻まで自在に描ける平筆タイプもありがたい。

筆先を寝かせて眉頭のまばらな隙間を埋める、筆先を立てて眉尻をすっと整える、など自在に影を落とすことができて、たちまち眉の洗練感がアップ。より眉を引き立てたいときには、この1本をガイドライン的に使用して、ほかのアイブロウアイテムと重ね使いしてみて。

そしてカネボウさん、さすがです。アイブロウシェイドライナーとベストコンビ間違いなしのアイブロウパウダーもデビューします！

写真：ぬくもりのあるブラウングラデのEG2（右下）、アッシュを効かせたカーキグラデーションのEX2（左上・限定色）

アイシェイドグラディエントは、絶妙な影色2色のグラデーション。境目のないぼかし発色で眉に自然な濃淡がつき、表情に溶け込みます。

肌にフィットしやすい高密着パウダーで、のせたいところに均一に色がのるのもうれしい。アイブロウシェイドライナーをベースに使っておくと、さらに仕上がりの美しさがアップする気がします。

W使いすると、頑張って描きました！感はないのに、整ってきちんと感のある洗練眉に。その仕上がりに不器用な私も大満足。毎日使わずにいられない新たな眉名品の登場です。

カネボウ　アイブロウシェイドライナー　全2色　各￥3850、同アイシェイドグラディエント　全５種（うち限定２色） 各￥2750／カネボウインターナショナルDiv.＜７月25日（金）発売＞

生命感あふれる発色・類まれな質感・色もちなど、口紅に求めるすべてを満たしてくれて大ヒット。黒カネボウの名品リップからは、ひと癖ある秋新色がお目見え。

内側からの湿度を感じさせる、ふっくらやわらかそうなブリージングマット質感で人気のルージュスターブリーズからは、深みのあるクラシックモダンなカラーが3色（うち１色は限定）登場します。

写真はB109。にじみ出るような血色感を仕込めるレディな洗練ブラウンは秋の顔にぴったり。ひとぬりでこなれた雰囲気を演出します。

カネボウ　ルージュスターブリーズ　新３色（うち限定１色） 各￥4620／カネボウインターナショナルDiv.＜７月25日（金）発売＞

そして人気の元祖バズリップ・ルージュスターヴァイブラント。

シアーでさらりと使えそうなラズベリーカラー・V14（左）はポーチの常連確定なのですが、断然気になるのが右の限定色EX12。インパクト満点の黒口紅、なかなかハードル高そうです……！

ですが、実際の発色を見て納得。透け感あるブラックに仕込まれた血色カラーが息づいてあふれ出し、口角まで引き締まるような仕上がり。これ１本でも、手持ちの口紅に重ねてもスタイリッシュに決まること請け合いです。これぞ生命感ブラック！

なにより、リップクリームいらずのなめらかテクスチャーにうっとり。この秋ずっと持ち歩く1本になりそうです。このカラーは限定なのでお早めに！

カネボウ　ルージュスターヴァイブラント　新3色（うち限定２色） 各￥4620／カネボウインターナショナルDiv.＜７月25日（金）発売＞

まるで素肌のような仕上がりでありながら、気になる肌悩みを瞬時にカバー。そんな“素肌に化ける”ファンデーションとして熱く支持されるライブリースキン ウェアも８月に進化します。

カバー力は欲しいけれど、素肌感は失いたくない。今までも評価されてきた素肌感満点の質感と、美しいまでのカバー力に磨きをかけて登場するライブリースキン ウェア II、まずはぜひ、ご自身の肌で試してほしい逸品です。

カラーバリエーションも1色増えて全10色に。写真は標準色の240 Linen。なじませるとホントに“消える”ので、スッと伸ばしただけ！ 茶花の香りをアクセントにしたやわらかなフルーティフローラルも魅力。気分が上がります

光拡散性がアップしたカラーオイルと透明ジェルの併せ技で、みせたいものは魅せ、隠したいモノは消す。重ねるほどに素肌の美しさを引き立てる“消える”カバー力がかなえる仕上がりは、とにかく驚愕。

肌にのばした瞬間、塗ったところが分からなくなるほどの溶け込みっぷり、そして赤みやくすみといった色ムラや毛穴がすーっと目立たなくなり……。素肌感があるのに、ぱっと明るく均一、ちゃんときれいな肌に。イキイキとした印象を底上げするツヤ感も素晴らしい！ 鏡の中の自分に、思わずテンションも上がります。

濃いシミ部分は重ねづけしてください。覆い隠した感はないままに、かなり目立たなくしてくれます

いい意味で塗った感が出ないので、男性にもおすすめ。気になるところだけ！の部分使いファンデーションとしても大活躍します。

さらにスキンケア力もアップ。赤ちゃんの肌を環境変化と乾燥から守る胎脂に着想を得て開発した脂質成分や、ナイアシンアミドを含む新たな成分TAISHI™ HNコンパウンドを配合。つけている間のうるおい感、そして落としたあとの素肌の美しさまで見据え、さらなる高みを目指します。

新しい技術を結集して進化したライブリースキン ウェア II。思い通りの仕上がりが手早くかなえられるスポンジ（もふもふの厚み、顔の凹凸にフィットする考え抜かれた形状に拍手！）とともに、ぜひお見逃しなく！

カネボウ　ライブリースキン ウェア II SPF4・PA+　全10色　各30g   ￥12100、スムースフィットスポンジ  ￥1100／カネボウインターナショナルDiv.＜８月22日（金）発売＞

そして9月は、黒カネボウスキンケアの名作・クリーム イン ナイト＆クリーム イン デイも、長年の胎脂研究の成果を搭載して新登場。

赤ちゃんの未熟な肌を守る「胎脂」。ファンデーションのところでもちょっと触れましたが、実は胎脂って、生まれる前は羊水によるふやけから肌を守り、誕生後は乾燥や外的刺激からプロテクトするという、ある意味真逆の働きをする、驚くようなバリア機能を備えているんです。

その働きに着目し、約30年にわたり胎脂研究を続けてきたカネボウ。進化した朝と夜、ふたつのクリームには、その機能を疑似化し高いポテンシャルをもつ疑似胎脂成分・TAISHI™ Complexを新配合しています。

より肌なじみがよく、包み込むように寄り添う使い心地へと進化したクリーム イン ナイトIIとクリーム イン デイII。セットで使えば１日24時間、つねにしなやかで柔らかい肌を保ち、すこやかな素肌取り戻すための守りを固めてくれます。

実際に触れてみると、夜クリーム（右）は密着感が増し、うるおいのシールド力もアップした印象。

朝クリーム（左）は以前と変わらずべたつきに煩わされることなく、でももっちりとうるおい、ファンデーションとの相性も上々。ほのかなパールで肌をほわっと明るく見せてくれるのもうれしい。SPF30・PA+++だから、新ファンデ・ライブリースキン ウェア IIとぜひ一緒に使いたい！

カネボウ　クリーム イン ナイト II　50g ￥13750、カネボウ　クリーム イン デイ II　40g ￥9350［ともに医薬部外品］／カネボウインターナショナルDiv.＜９月５日（金）発売＞

７月から９月まで、毎月目が離せない新作が発売される黒カネボウ。メイクもスキンケアも、まだまだ自分の美容に伸びしろはある！ そんな希望を与えてくれる、心強いアイテムぞろいです。まさに「I HOPE.」、美だけではなく希望を引き出すというブランドプロミスにぴったりマッチ。

個人的に、早くも2025年下半期のベスコスの有力候補だと思っています！