夏こそ熱々！千駄ヶ谷の極上炭火ステーキディナー

大人の夜にふさわしいご褒美ディナー。千駄ヶ谷の老舗洋食店「チャコあめみや」へ行ってきました。

千駄ヶ谷の隠れ家で味わう炭火の魅力

夏の暑さが厳しいこの季節、冷たいものばかり求めてしまいがちですが、時にはあえて熱々の料理で体の内側から元気になりたいもの。そんな思いで向かったのは、以前から気になっていた「チャコあめみや」。千駄ヶ谷の住宅街に佇む、老舗ステーキハウスです。

JR千駄ヶ谷駅から徒歩約7分。静かな住宅街を歩いていると、突如現れる「チャコあめみや」。地下へ続く階段を下りドアを開けると、そこはまるでロッジのような雰囲気。赤く燃える炭火と、落ち着いた照明に包まれた店内は、まさに"大人のための空間"でした。

千駄ヶ谷チャコあめみやで炭火焼きされる極上フィレステーキ — オーセンティックな入口の「チャコあめみや」

店舗情報
店名：チャコあめみや
住所：東京都渋谷区千駄ヶ谷1-7-12
電話番号： 03-3402-6066
最寄駅：JR千駄ヶ谷駅徒歩約7分
営業時間：11:30 - 14:00; 17:00 - 22:00
定休日：月曜日

この店の歴史は古く、炭火焼きステーキの老舗として長年愛され続けています。
店内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが中央に配置された炭火台。
職人が丁寧に火の管理をしている様子を眺めているだけで、期待が高まります。

この日はディナータイムに訪問。驚いたのは、周囲のお客様の年齢層の高さ！
70代くらいのご夫婦や年配の常連らしき紳士たちが、ゆったりとステーキを楽しんでいる様子が印象的でした。
ステーキ=若い人向け、というイメージが覆された瞬間です。
皆さん、ワインを片手に上質な時間を過ごしていらっしゃいました。

千駄ヶ谷　チャコあめみや

極上フィレステーキ280gの実食レポート

メニューを拝見すると、サーロイン、リブロース、フィレなど、様々な部位のステーキが並んでいます。
価格帯は決してリーズナブルではありませんが、炭火焼きの技術と上質な肉質を考えれば納得の設定。
私が選んだのは「特選炭火焼きステーキフィレ10oz（約280g）」。
脂控えめの上質な赤身肉を、遠赤外線の炭火でじっくりと火入れ。

まずは、食前酒で乾杯！
マティーニがあったので、この日はビールではなくこちらを。
注文してから、お肉にセットになってるサラダ、ガーリックトーストが順々に運ばれてきます。

いよいよメインの登場！
目の前に運ばれてきたステーキは、表面は香ばしく焼き目がつき、中は美しいロゼ色。
まさに理想のミディアムレアでした。
鉄板の上でジュージューと音を立てている様子に、思わず写真を撮る手が止まります。

ナイフを入れたときのやわらかさに、まず驚きました。
刃がすっと入り、断面から肉汁がじわりと滲み出てきます。
口に入れた瞬間の旨み、そして炭火特有の香ばしさ。炭火の香りがふんわりと鼻に抜け、思わずうっとり。これぞ、夏だからこそ味わいたい"熱々の贅沢"だと実感しました。

付け合わせの野菜も控えめながら丁寧な味付けで、お肉の美味しさを引き立ててくれます。特にジャガイモのホクホク感が印象的でした。

サーブされてから、スタッフの方がガーリックバターをお肉とじゃがいもの上に乗せて下さるのですが、とろ～っと溶けたバターの甘みとじゃがいもに白ワインが進みます。

名物1kgステーキと大人の贅沢時間

チャコあめみやには、名物の"1kgステーキ"があるのをご存じですか？

常連さんの間では定番だそうで、この日も隣席ではその大迫力の塊肉がゆっくりと焼き上げられていました。まるで映画のワンシーンのような光景に、思わず見入ってしまいます。

特別な日や記念日には最高の演出になりそうです！
お肉の迫力もさることながら、テーブルでも好みの火入れが出来るシステムになっているので焼き上げる過程も含めてエンターテイメントとして楽しめます。
今回はフィレ10ozで大満足でしたが、次回は誰かとシェアして、あの"伝説の1kg"にも挑戦してみたい…そんな野望がふくらむ夜でした。

夏こそ炭火料理で心も体も元気に

暑い夏だからこそ、あえて熱い炭火料理を選ぶ。一見矛盾しているようですが、実はこれが夏バテ対策にも効果的。上質なタンパク質とミネラルをしっかり摂取することで、疲れた体に活力を与えてくれます。

年齢を重ねても、好きなものを好きなように味わう。
そんな大人たちの姿に、背筋がすっと伸びる気がしました。

がんばった日の夜、自分にとびきりのエールを贈りたくなったら、ぜひ訪れてみてください。
チャコあめみやで過ごした夜は、単なる食事を超えた特別な時間でした。

次回は秋の夜長に、またあの炭火の前で至福のひとときを過ごしたいと思います。

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