あっという間に8月も中盤。お盆休みに突入ですね。
このお盆休み、帰省される方も多いと思いますが、今回はそんな帰省の手土産にもぜひオススメしたいあんこ✕バターのお菓子たちについてご紹介したいと思います。
この世にはたくさんの名コンビと評される方々がいます。ホームズとワトソン、トムとジェリー、翼くんと岬くん、杉下右京と亀山薫(注;初代相棒)、、、そしてそしてあんことバター♡
あんこの甘さとバターのしょっぱさ。この2つを最初に掛け合わせた人はまさに天才です!こんな最高の和洋折衷、もはや世界平和の象徴と言っても過言でないでしょう。ノーベル平和賞を授与してほしいと願ってやみません。
そしてその美味しさも、禁断級。
今年も長引きそうな夏。そんな厳しい暑さには、塩分補給にもなるあんバターをぜひ♪
それでは、私の最近食したオススメあんバターを一挙ご紹介。

希少なカルピスバターが、ドーンと鎮座しこれでもかと贅沢に使われたあんバターどらやき。

バターは後味にどこかカルピスを思わせる爽やかな
余韻を残しつつ塩味は強め。
メレンゲを混ぜ込んでいる生地はびっくりするほどふわふわで、スフレパンケーキのよう。おかげで厚みがあるのに見た目よりずっと軽い食べ心地です。

あんことバターの組み合わせ方によって3種類用意されており、それぞれ独り(あんこのみ)、出会い(あんことバターが融合したあんバター)、別れ(あんことバターがそれぞれ別々となって層になって重なっている)とネーミングされておりなにやら哲学的。
スコーンはしっとりめであんバターを引き立てる如く甘さはかなり控えめです。バターの塩みもマイルド目。
個人的には出会いが一番好きでした♡
また、グランスタ店限定のピスタチオ味のあんバターサブレサンドもぜひオススメ。

そこにグリオットチェリーの酸味がアクセントになった、まさに大人のバターサンド。普通のレーズンバターサンドではものたりなくなった通な大人の方に贈りたい特別なバターサンド。

ミシュラン獲得の「御料理まつ山」の松山シェフが監修したバターをふんだんに使った和洋菓子やさん。
こちらは最中の皮と中の「具」が別包装されており、食べる直前に皮で具を挟むのでとってもパリパリな皮の食感がなんとも小気味よいです。
中の具ですが、バターをあんこでくるみそれを更に餅でつつむというなんという大技!

皮のパリパリ、餅のもっちり、あんこのねっとり、バターのじゅわトロが口の中で混ざりあい、一口頬張ると口の中が楽しくなる最中です。

あんこはこちらも甘さがかなり控えめで水気の多いさっぱりした大人テイストです。一方でバターの塩気はほどよくきいている感じ。バタークリームに豆乳やホワイトチョコも使われいるためまろやかさとコクも感じられます。
そしてクッキー部分はそんなあんことバターに絶妙にマッチするちょうどよいやや薄めな生地で三者がお口の中で融合すると黄金律とも言えるバランスでした。
サイズ感はやや小ぶりながらそこがちょうどよく、ペロリと食べられて、もう一個食べたいかもと思わせる設計が憎いです。
そして同店のこちらのあんバターフィナンシェもおすすめ

中のあんこはやはりすっきりした甘さでフィナンシェの香ばしい甘さとよく考えられたあきのこないバランス感です。
あんバターと一口に言っても甘味と塩味の主張する比率が結構異なるので、色々食べ比べたうえで、自分的ベスト比率を探るのも良いですね。
まだまだオススメしたいあんバターはたくさんあるのですが、今回は帰省の際の、主に東京手土産の面を考慮してピックアップしたのでまたの機会にその他のあんバターたちも紹介できたらと思います。
ではではみなさま良いお盆休みを♪