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身長:167cm


猛暑は『氷河期展』からのお惣菜食べ放題“ハラール中華”ランチで乗り切る in 上野[前編]

こんなに暑いのに、今が氷河期ってどういうこと?!上野の国立科学博物館で地球の神秘に触れ、最近オープンした『アリヤ清真美食 上野店』で、ガチ中華ランチしました。
10月13日まで上野の国立博物館で開催中の特別展『氷河期展~人類が見た4万年前の世界』に行ってきました!
氷河期展
なんと我々が生きている今も、約260万年前から続く氷河期らしい。氷河期の定義は、広い氷床(陸地を覆う氷の塊)が存在していることだそうで、南極やグリーンランドに氷床がある現在は、紛れもなく氷河期真っ只中だそうです。
氷河期は、陸地の大部分が氷床で覆われる「氷期」と、温暖な「間氷期」が交互に繰り返し到来しており、1万年前くらいから「間氷期」に入っているとのこと。

展示のオープニングは、マンモスをはじめとした、いかにも氷河期っぽい「氷期」の動物たち。この時代にはすでに人類もいて、槍で突かれた痕が残るライオンの化石もありました。
氷河期展
もふもふのケナガマンモス。
氷河期展
近づくととんでもない大きさのギガンテウスオオツノジカ。氷期の草食動物は乾燥した草を食べるため、それを消化するために大きな内臓が必要になって、身体が巨大化するらしい。
動物たちが過酷な寒さに耐えるために採った進化には2種類あって、一つは密集した毛を生やすことと、もう一つは身体を大きくして体積を増やすこと(お風呂のお湯とティーカップのお湯だと、お風呂のお湯のほうが冷めにくいのと同じ原理)。ということは身体が大きめで人よりもだいぶ毛深い私は、寒冷地仕様なのですか、ご先祖様?
氷河期展
太古の動物は背骨の上に背びれみたいな骨があるのが恐竜みたいで面白いねえ。
氷期を生きていた動物たちは、氷期から間氷期になったときの気候の変化や人類による狩りなどのために、その多くが絶滅してしまったけれど、変化にうまく対応して、現在まで存続しつづけている種もたくさんいる。
氷河期展
たしかにバッファローのルックスには氷期の名残ありますね。
氷河期展
トボけた顔してオス1頭につきメス10頭くらいのハーレムを作るサイガ。やりよる。
氷河期展
クズリくん!(ぼのぼの世代)
そして人類も変化に対応して生き延びたグループ。毛むくじゃらで大きな角や牙を持つ巨大動物たちを見た後では、こんなツンツルテンの弱そうな生き物が、よくもまあ絶滅せずに生き延びてこられたな、と思うよ。
猛暑は『氷河期展』からのお惣菜食べ放題“ハラール中華”ランチで乗り切る in 上野[前編]_1_8
ネアンデルタール人はガチムチ系。
その理由の一つが、他の生物が持ち得なかった高い知能にあることには間違いないわけですが、ネアンデルタール人が実際に使っていた石器を前にしたときは、ちょっと鳥肌立ちました。約7万年前から3万5000年前の、ムスティエ文化という時代の物らしいのですが、その古さにも、スパンの長さにも、気が遠くなります。
氷河期展
「模様が素敵だから、この石器がお気に入り」とか、ネアンデルタール人も思ってそう。
つい、ネアンデルタール人・クロマニョン人と並列で言っちゃうけど、現在の人類と同じ種(ホモ・サピエンス)であるのはクロマニョン人であって、ネアンデルタール人は微妙に違う種らしい。しかもネアンデルタール人は、4万年前までに絶滅しちゃってる。でもこの2つの種は交雑していたため、現代のヨーロッパ人には少しだけネアンデルタール人のDNAが混ざっているそうな。
氷河期展
こちらはクロマニョン人が使っていた針。ちゃんと針穴が通っていて、現代のものと何ら変わらない。約2万年前のものらしい。
氷河期展
クロマニョン人の時代になると、装飾性が出てくる。1万7000年前~1万2000年前ごろのもの。
『氷河期展』は、すべての展示物の時空が数万年~数百万年単位だし、そもそも「氷期」「間氷期」「温暖期」が存在する理由も、地球の自転や地軸の傾き、太陽からの距離など、人類がなんの関与もできない摂理によるもの。そういう情報に小一時間囲まれていたら、たかだか200年で、宇宙の摂理を逸脱する温暖化を招いた人類の無謀さが、心底恐ろしいと思いました。
そういえば、先日観た『ジュラシック・ワールド/復活の大地』に、印象的なセリフがありました。
我々人間は地球を支配してなどいない。ただ、そう思い込んでいるだけだ。
たしかに我々は環境を変えている。だが、それで危ういのは地球ではなく、むしろ我々自身なのだ。
地球が我々にうんざりしたら、地球は我々を、夏風邪でも払うように簡単に振り落とすだろう。
折しも、数年前とはレベルの違う異常な猛暑が続く毎日。「振り落とされる日」はそう遠くないのでは?と思っていたら、タイムリーですね。『氷河期展』の次の特別展は、『大絶滅展』です!
大絶滅展
行かねば。
さてこのブログでランチまで報告しようと思ったのですが、長文になってしまったので、ランチは[後編]に回すことにします。

残りの時間で、科博の常設展の様子を少しどうぞ。
国立科学博物館 科博
忠犬ハチ公(下)と南極のジロ(上)
国立科学博物館 科博
科博のシンボル、アロサウルス。
国立科学博物館 科博
ピー助こと、フタバスズキリュウ。
国立科学博物館 科博
現在は「日本館」となっている旧館は芸術品。
国立科学博物館 科博
ステンドガラスが美しい。
国立科学博物館 科博
小学生の頃から見ているけど、未だにさっぱり意味が分からないフーコーの振り子。
国立科学博物館 科博 ショップ
お土産に真っ白なジグソーパズルを買いました。
国立科学博物館 科博
空は少し晩夏の色です。
『氷河期展』は10月13日までです↓

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