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• WEB美容エディター 原田千裕
• ちょっとやそっとじゃ揺るがないのが自慢だった鋼鉄の肌に明らかな陰りが……ということで、アンチエイジングにフルスロットル中！ そんな日々の中でキャッチした、アラフォー向けの“マーヴェラス”な美容トピックスをシェア。コスメも男性もお酒も“ディープで濃いめ”が好み。Instagram:@marvelous.h

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ドラッグストアの中でもPB（プライベートブランド）の充実っぷりがずば抜けている気がするマツモトキヨシこと“マツキヨ”。発表会の会場の一角を埋め尽くしていたこの光景に、感動すら覚えてしまいました。

この秋もスキンケア・ヘアケア・オーラルケアまで新作が目白押し。注目の新ブランドなどなど、まとめて一気にご紹介します！

“INJESK”とは、INJECTION（注入）＋SKIN（肌）を掛け合わせた造語

成分コスメというトレンドが誕生して以来、韓国コスメがその人気をほぼひとり占めしてきた感が。今季、そんな日本市場に衝撃デビューを果たすのが「INJESK（インジェスク）」。

中身のクオリティにコストを存分にかけることができる、PBならではの強みを生かしたブランドです。

その魅力はなんと言っても、エビデンスから得た配合量にこだわった、実直な処方。パッケージにも配合濃度のパーセンテージが記されている点も、なんとも心強い。しかも、パッケージもシンプルかつおしゃれと申し分なし。気になる全４アイテムのラインアップを順に見ていきましょう。

まずはエイジングケア界隈で大注目の成分、肌が美しくなるチカラをサポートするといわれるNMN配合の美容液です。10000ppmということは……約１％（製造時の濃度）。さらに、大人肌のお守り成分・ナイアシンアミドも配合。ハリやうるおい、エネルギー不足の肌におすすめです。

パウダーとリキッドの２剤式というのも、ドラッグストアコスメにはめずらしい。濃度だけではなく、鮮度も重視しているのが伝わってきます。

インジェスク NM 10000 デュオドリップ セラム　パウダー 0.5g、リキッド 18mL　￥4290／マツキヨ＆ココカラカンパニー＜９月11日（木）発売＞

同じく２剤式なのが、白玉注射で知られる注目のブライトニング成分・グルタチオンをキーにしたセラム。こちらも10000ppm、さらにグルタチオンと好相性の速攻型ビタミンＣも配合されています。輝きあふれる白玉肌を目指したい方、くすみやお疲れ感のケアにもおすすめです。

インジェスク GS 10000 デュオドリップ セラム　パウダー 0.5g、リキッド 18mL　￥4290／マツキヨ＆ココカラカンパニー＜９月11日（木）発売＞

ゆるみ＆たるみが大きな悩みの私も大好きな成分・PDRNは30000ppmと惜しみない配合量に拍手。しかも浸透のよさを追求し、超微細化されているんです。

クリーム状のテクスチャーで、目もとの小じわやほうれい線に塗り込めばスルリと入り込み、ピタッと密着。同じくハリケアのスター成分・ペプチドも採用されているため、その併せ技で、ぷるんと弾むような若肌も夢じゃないかも！ べたつきがあまりないのも高ポイント。期待に胸を高鳴らせて朝晩せっせと使っています。

インジェスク PD 30000　ショットセラム　20g　￥3190／マツキヨ＆ココカラカンパニー＜９月11日（木）発売＞

そして今回、個人的にもっともほれ込んだのがこちら。低刺激で保湿効果もそなえた次世代ピーリング成分PHAに加え、毛穴にリーチするLHA、抗酸化作用が期待できるプラチナも配合したジェルタイプの導入美容液です。

低刺激で保湿もかなうピールケア、これはありがたい。

ジェルといいつつ一見、しっかりめの質感。夜、洗顔直後の肌に最初に使用するため、なじみにくいかも？と思いましたが、指先の圧でとろけるようなテクスチャーに驚き。とても心地よくなじみます。

使い始めて数日で、ざらつきが気になっていたあご先などがスムースな質感になった気がします。その後に使うスキンケアの手ごたえもより高めてくれるはず。ごわつき、ガサガサが気になり始めるこれからのシーズン、いつものケアにプラスワンしていただきたいアイテムです。

インジェスク PH 30000 + LH ピールケア セラム　50g ￥3190／マツキヨ＆ココカラカンパニー＜９月11日（木）発売＞

そして、マツキヨきってのコスパPBといえば、おなじみ「matsukiyo W/M AAA（マツキヨ ウィズ メソッド トリプル A）」。こちらにもご注目を。この秋の新作は、シートマスクと唇用集中美容液。

シートマスク（右）はライトブルーのインジェスクと同じく、大注目のブライトニング成分・グルタチオンを採用。和漢成分や植物幹細胞由来エキスなども配合し、透明感を底上げ。大人のくすみの徹底ケアを目指します。

と同時に、バリア機能をサポートするグリチルリチン酸ステアリルもプラス。そう、攻めと守り、Wの集中ケアをかなえる作戦です。こんなスペシャルケア仕様でありながら７枚入り￥880というプライスに脱帽です。

matsukiyo ウィズ メソッド トリプル A　プレシャスソリューション アドバンストクリア シートマスク　７枚入り　￥880／マツキヨ＆ココカラカンパニー＜９月11日（木）発売＞

そして、とりわけ気に入っているのがこの唇用集中美容液。こっくり濃厚でありながら、するんとしたつけ心地がホント絶妙。唇をすり合わせてもイヤなペタペタを感じさせません。厚みのあるうるおいヴェールがピタッと密着し、乾きやすい唇を守ります。

しかも中身はナイアシンアミド、ハリやうるおいなど役割が異なる３種のペプチドなどなど美容成分がてんこ盛り。夜の集中ケアにもってこいですが、つけた瞬間から唇のフォルムがふっくら整う気がして、日中のリップ下地としても愛用しています。

とにかくうるおいが続き“ぷるもち”な唇へと導いてくれる１本。手放せなくなること必至です。

matsukiyo ウィズ メソッド トリプル A　モイストインテンシブ リップトリートメントセラム　８g　￥1320／マツキヨ＆ココカラカンパニー＜９月11日（木）発売＞

続いては、オーラルケアの新ブランド。「Hits Different（ヒッツ ディファレント）」とは、“今までと違う”“いつもより特別”“今回は心に響く”……そんな意味を持つ、SNS上でもよく用いられるスラングだそう。

たしかにこのルックス、今までのオーラルケアとは異なる、特別な魅力にあふれています！

実は外箱も可愛い！

その人の印象や好感度を大きく左右し、自分の自信にもつながる一方で、お悩みが絶えない口もと。ヒッツ ディファレントは、歯はもちろん息、歯ぐきまでトータルケアを目指す“口腔審美ブランド”として誕生しました。

歯の透明感のカギを握るヒドロキシアパタイト（潤滑剤）５％配合・すこやかな歯ぐきへと導く成分・口臭ケアをサポートする成分と、３本柱のハイスペック成分を共通配合。そこに、それぞれの習慣に合わせた機能成分をプラス。毎日の歯みがきで、トータルなオーラルケアをかなえてくれるんです。

デイリー使いのトゥースペーストは、まずはこの３タイプ。

左から順に……毎日のスタンダードなプラークケアに使いたいフォー プラーク、コーヒーやワインによるステイン汚れが気になる人におすすめのフォー ステイン、喫煙者向けのフォー スモーカー。実は、それぞれフレーバーも異なるという素敵なこだわりも！

ヒッツ ディファレント トゥースペースト　全３種　各100g　￥1628／マツキヨ＆ココカラカンパニー＜９月11日（木）発売＞

より白い歯をめざしたい方には、こちらの２品をレコメンド。いずれも、ハーブなどのほろ苦さを感じさせるフレーバーが爽快。息までクリアな透明感を帯びるような、すこぶる快適な使用感です。

右のトゥースペーストは、アパタイト20％配合。みがき上がりの歯にも、いつも以上のツルツル感を感じるような気がします。

左のジャータイプはスペシャルケアとして週に１～２回、定期的に取り入れて。実はこちらはパウダータイプ。乾いた歯ブラシにのせるのがやや難儀ではありますが、トゥースペーストを超える爽快感と軽やかな泡立ちで、ひときわすっきりした気分になれます。歯のツルツル感もさらにアップ。

毎日の歯みがきで口もとの清潔感をトータルケアできるヒッツ ディファレント。しゃれたデザインでおうちの洗面台まわりのおしゃれ感もアップしてくれる、一石二鳥のブランドです！

（右）ヒッツ ディファレント トゥースペースト プレミアム ブライト 20　60g　￥1848、同トゥースパウダー プレミアム ブライト 50　18g　￥1980／マツキヨ＆ココカラカンパニー＜９月11日（木）発売＞

“CONCRED”は、濃度を意味する“CONC”と、レッドゾーンを意味する“RED”を掛け合わせた造語。ブランド名も攻めてます

今回の新作は“濃度”に注力したアイテムが多いマツキヨPB。今年４月に２種のシャンプー＆コンディショナーでデビューしたばかりの「CONCRED（コンクレッド）」は、髪の主成分であるアミノ酸を驚くほど幅広く、そして流失を補うに余りあるほど高濃度に配合。「#非常識なシャンプー」をキーワードに話題を呼んでいます。

そんな型破りなヘアケアに、待望のアウトバスアイテム２品が仲間入り。ごわつく髪をやわらかくなめらかに導く２層式ヘアミストと、クセ＆うねりにアプローチするヘアセラムです。

とくに面白い！と思ったのがヘアミスト（左）。サロンケアにも用いられる成分を配合し、非常に扱いやすいスルリと指どおりのよい質感が得られるのですが、なんとこちら、インバスケアにも使えるんです。

濡れた状態の髪によくなじみ、うるおいを抱え込みやすくなる成分が配合されているため、シャンプーとトリートメントの間に使うと、よりしなやかな美髪に。自分の髪とは思えないほどスルさらで、引っ掛かりのない手触りに、きっと驚くはず。しかもその質感が、この大汗必至の気候でも夕方まで続くんです。美しさはもちろんのこと、至極快適！

もちろん悩みに合わせて単品使いも◎ですが、お風呂あがりに、ミスト→セラムの順でW使いするのがおすすめ。さらりと流れ落ちるような、美しい素髪に出会えます。レングスに関わらず、ふだんはダウンスタイルだという方はぜひお試しを！

matsukiyo コンクレッド ハイインテンシブケア シルキーモイスチャー １％濃度※1 Wヘアミスト、同ハイインテンシブケア ストレート ５％濃度※2 ヘアセラム　各100mL　￥1980／マツキヨ＆ココカラカンパニー＜９月11日（木）発売＞

※1 ヒドロキシエチルウレア（毛髪補修成分）とγ-ドコサラクトン（毛髪補修成分）、セバシン酸ジエチル（エモリエント成分）の合計 ※2 アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム（毛髪補修成分）、水（基材）

肌も髪も口もとも。この秋はマツキヨのコスパPBで、誰よりもきれいになっちゃいましょう！