☆教えてくれたのは・・・
美容ジャーナリスト 近藤須雅子さん
30年以上、美容記事を書き続ける大ベテラン。美容医療に精通し、医師からも信頼を集めている。近著は美容医療を解説した『プチ整形の真実』(講談社)
Q1.悩みによって治療法は違いますか?
→A.もちろん!自分の悩みに対応するマシンや施術を調べましょう
■シミ悩み
どんなことをするの?
A.シミにはレーザー、最近は肝斑対応も
「濃いシミや肝斑はレーザーや光治療がメイン。施術後はかさぶたが取れるまでのダウンタイムがあります。アフターケアを終えるまでが施術と考えましょう」
どんな治療法がある?
導入系
ビタミンC導入(イオン導入、エレクトロポレーション)などで、シミに効く成分を肌の奥へ浸透させる。メディカルエステ分野。
IPL(フォトフェイシャルなど)
弱いエネルギーの光治療。シミやくすみを徐々に薄くしていく効果が。広い面の薄いシミやそばかすなどの悩みにおすすめ。
レーザー
Qスイッチレーザー、ピコレーザーなどマシン名はいろいろ。シミの黒色に反応して、色素を破壊し、シミを除去。ダウンタイムあり。
レーザートーニング
通常のレーザーだと濃くなる可能性がある肝斑の施術に用いられることが多い。弱い出力のレーザーで徐々に薄くしていく。
■毛穴悩み
どんなことをするの?
→A.つまり悩みか、たるみ悩みかで違うメニュー
「毛穴のつまりや目立ちが悩みならピーリングやビタミンC導入など表皮の施術。たるみ毛穴が悩みなら、レーザーや光治療で肌の奥からハリを支える必要が」
どんな治療法がある?
エレクトロポレーション
ビタミンCやヒアルロン酸などの成分を高電圧(電気)の力で肌の奥へ浸透させる施術。「ケアシス」と呼ばれるメニューなど。
ピーリング
AHAピーリングと呼ばれるものが多い。酸の力を利用して不要な角質がはがれ落ちるのを助け、ターンオーバーを整えてくれる。
IPL(フォトフェイシャルなど)
IPLは比較的弱いパワーの光治療。肌の広い面に当てることで、コラーゲンの生成を穏やかに促し、たるみ毛穴の改善につながる。
レーザー
タイタン、ジェネシスなど、レーザーと光治療を合わせたマシンは、肌の真皮層に働きかけ、コラーゲン生成をサポートする。