肩こり以外にも影響が!肩甲骨が硬いとおきる6つのこと【キレイになる活】

2017年12月22日
ふだんの悪い姿勢によって肩甲骨は外に開いて硬くなりやすくなる。その影響はどんなところに現れる?
アラフォーになると増えるのが、肩がこったり、四十肩になったりといった肩のトラブル。この大きな原因が、肩甲骨まわりの筋肉がガチガチにこわばっていること。今話題の"肩甲骨はがし"で、硬くなった筋肉をゆるめて、背中の"天使の羽"を取り戻して!

☆お話をうかがったのは…

埼玉県立大学大学院教授 藤縄 理先生

埼玉県立大学大学院保健医療福祉学研究科教授。医学博士。理学療法士。リハビリ学の第一人者。監修した『がんこなコリが一気に消える!肩甲骨はがし』(宝島社)が話題に


■肩甲骨の動き

肩甲骨と胴体をつなぐのは鎖骨の左右の関節だけ。あとは筋肉が肩甲骨を支えているので、そのぶん、自由に動く。下の図で示した6方向に動き、腕を動かす役割がある。


■肩甲骨が硬いとどうなるの?

1)バストが垂れやすくなる

肩甲骨が外に開いたまま硬くなると、胸の大胸筋や小胸筋は縮んだ状態になり、血流が悪くなってハリを失い、バストが垂れやすくなってしまう。呼吸も浅くなる原因に。

 

2)肩こりや首こりが起きる

肩甲骨まわりの筋肉が緊張してこわばると血流が悪くなって柔軟性が失われ、肩や首にこりが発生。こわばった筋肉が血管を圧迫して疲労物質がたまると、痛みも生じやすくなる。

3)基礎代謝が落ち、太りやすくなる

肩甲骨まわりの筋肉が硬くなって動きが悪くなると、筋肉が衰え、基礎代謝が低下。そのため脂肪が燃えにくくなって太りやすくなる。背中や二の腕にも贅肉がつきやすく。

4)四十肩になりやすい

肩甲骨が外に開いたまま硬くなった状態で腕を上げると、上腕骨上部の大結節という部分と肩峰(肩先の出っぱった骨)がぶつかり痛みが出る。これが腕を上げると痛みが出る四十肩。

5)冷えやむくみが生じやすい

肩甲骨まわりの筋肉が硬くなると血流が悪くなるため、全身の血流も悪くなって体が冷えやすくなる。脚などの末端も血行不良になるため、むくみも生じやすくなる。

6)姿勢がくずれる

パソコンやスマホを見て猫背の前かがみ姿勢が続くと、肩甲骨が外に開いたまま固まり、常に背中が丸くなってしまい、老けた印象に。全身の姿勢もくずれやすくなる。



■オフィスで肩甲骨の固まりを感じたら

仕事の合間に背もたれストレッチ

1/4

2/4

3/4

4/4

1)椅子に深く腰かけて、両手を首のつけ根あたりで組む。パイプ椅子のような硬めの椅子がおすすめ。
2)背もたれに寄りかかり、首が反りすぎないよう注意しなが
ら、背中を伸ばして10秒キープ。これを3 回。
3)少しずつおしりを前にずらしていき、同様に背中を反らせて
10秒キープ。前に行くほど背中の上が伸びる。これを3回。
【注意!】首を反らせると首をいためることもあるのでNG
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 スタイリスト/程野祐子 モデル/西秋愛菜イラストレーション/きくちりえ(Softdesign)取材・文/和田美穂

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