
上の子が幼稚園をなるべく休まず済むよう、産後の里帰りをやめたのは、「産後ケア事業(助成金制度)」活用の算段がついてたから!長女出産した時は産後2ヶ月間ほど里帰りしてました。
産後の肥立は身体を休める事が最優先なんですが、自宅に戻るとつい家事が気になってしまいますからね。上の子のときは、産後にウォーターサーバーのボトルを持ち上げた拍子にお股の傷が腫れて回復遅れまし…怖。
上の子を産んだ5年前にはなかった制度ですが、今ではかなり浸透してもよう。私の周りでここ1年以内に第二子を出産した近所のママ友は、90%の割合で産後ケア施設の体験者でした。

東京都の産後ケア事業とは何ぞや
産後ケア施設は、全額自己負担だとベラボーに高額ですが(愛育の産後ケア施設は1泊70,000円〜)
自治体によって助成内容に違いはあれど、目黒区では1泊3000円の自己負担で利用できるんです。
3食のご飯付きなので、家で過ごすよりコスパ良い!(←Uberとシッター派遣したと考えたらの話)
助成内容: 施設利用料の一部が自治体から助成
利用方法: お住まいの区市町村によって利用できる施設や申請方法が異なります。詳しくは、お住まいの自治体のHPをチェック!

【大公開】愛育産後ケア施設が最高すぎた3つの理由
高級ホテルのようなロビーに老舗旅館のような客室で、愛育病院とジョブローテーションをしている助産師さんなどが24時間体制でフォローしてくださるんです。
疲れ切ったママを救う、この施設ならではの至れり尽くせりのサービスをご紹介しますね。

1. 助産師による「24時間サポート」の安心感
赤ちゃんを預けて、ママはいつでも休息を取ることが可能で、 育児に関する不安要素(授乳・ミルクの量、沐浴、赤ちゃんの体調変化)はその場で相談できます。
赤ちゃんを預ける前提みたいな空気感なので、臆する事なく赤ちゃんを預けて睡眠やリフレッシュに時間を充てられるんですよね。

2. シェフの手料理で体力回復
外出が出来ない身としては、手作りデザートも毎日の楽しみでした。
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和モダンルーム。大人2人+幼児(添い寝)1人泊なので布団2セット
3. 家族付き添いokな部屋で上の子ケア!
家族の付き添いNGな施設が多い中で、愛育産後ケア施設には上の子と泊まれる「和モダン」という和室があって、子供用の食事も用意してもらえます(追加課金)。
実家の母にも声をかけて、途中から実母・私・長女(4歳)・次女(新生児)の4人泊でのガールズナイトしました。修学旅行みたいで楽しい!
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初日にテンション上がった長女が非常ベルを鳴らすという奇行に走り、実母を召喚したというのはまた別の話
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我が家の隅っこぐらし。
オプションサービス体験記(ニューボーンフォト、アロママッサージ)

成長が早く毎日みるみる大きくなっていくので、生後6日目に予約しました。出産日が前後した場合も、お産してから日程調整の相談ができます。
愛育病院の看護師さんがフォトグラファーに転身されたそうで、安心感と安定感もありつつポーズのバリエーションも豊富でした。良い表情を引き出してくださり、大満足!
その他、実母が上の子を公園へ連れ出してくれてる間にアロママッサージも受けてきました。リンパを長さでもらってめちゃくちゃリフレッシュ〜!
1分で予約が埋まる⁉︎ 愛育産後ケアセンターに泊まるためのテクニック
ちなみに、本来は産後ママにしか予約権がない施設ですが、愛育病院で分娩する場合に限っては産前から予約ができるんです。
計画無痛分娩の予定日が未確定の段階でしたが、医師とのコミュニケーションから出産日のあたりをつけて、その1ヶ月前あたりから産後ケア施設の予約に挑みました。3回くらい挑戦した記憶。
コツ①は、3000円/1泊の「スタンダード」は諦めて、差額込みで13000円/1泊を追加で払う「スタンドプラス」を狙う事。これで、産後5日目を起点に6泊7日分予約できました。
コツ②は、予約時の入力項目をスマホのキーボード機能で予約変換登録しておくこと。エンジニアリングに詳しい方は、Chromeの拡張機能を使うなどもっと効率的なやり方があるみたいです。
お産前日に、部屋変更した話
差額だけでなく、上の子や実母分の食事代や施設利用料も追加課金になるので、宿泊日数を6泊7日→3泊4日短縮させつつ。和モダンなんで、4日分の差額だけで8.5万を超え。(スタンダードプラスなら差額7万で6泊7日過ごせたのになぁ…というのが本音はさておき)
余談ですが、和モダンと「スーペリア」部屋は利用日直前でも6泊分空いてました。差額の負担額が大きいので、この2部屋は予約取りやすいみたいです。
施設情報
東京都港区南麻布5-6-8
東京メトロ日比谷線・広尾駅から徒歩約8分
03-5860-2381(平日9-16時)
宿泊型(ショートステイ)と日帰り型(デイサービス)があり、宿泊型では最長7日間(6泊7日)の滞在が可能
対象:経腟分娩は生後5日目以降、帝王切開は7日目以降の産後5ヶ月未満のお母さんと赤ちゃん

「家でも安静に過ごすぞ!」と意気込んだのも束の間。自宅に戻って楽天スパセで買い置きしたおむつやエッティッシュを移動したはずみで、お股の傷が腫れ上がるアクシデント。
慌てて円座クッションを急ぎで発注しました。
施設でいくら休んでも、産後の体はデリケート。回復したと過信して、帰宅後すぐに無理をしてしまうと、逆戻りしてしまいます。まさに、「産後は油断禁物!」
最後に…
私の場合、貧血症状が重くて、突然の震えや立ちくらみがあったので、側に助産師さんがいらっしゃる安心感は絶大。
産後ケア施設の利用に対して、夫は理解を示してませんでしたが←、押し切って強行突破して大正解。ママの我儘や贅沢ではなく、未来の自分と家族のための、大切な投資だと思います。
まだ3泊分の助成が残っているので、夫が会食やゴルフで不在のときに長女込みで別の施設を利用したいと考えています。利用したらまたレポートしますね!