縄文や弥生といった時代に大繁栄した古代エジプト。
実は昔からそんな文明の発達した古代エジプトにはずっと憧れがありました。
何千年も前の人々が残した造形や色彩、祈りのかたち。
遠い異国の文化なのに、どこか懐かしさを感じるのが不思議です。
今回の展示では、そんなエジプトの神秘にじかに触れられて、
「彼らも美しいものを作りたいという気持ちは、今と同じだったのかも」と、
静かな感動がじんわりと心に残りました。
まず訪れたのは、東京・豊洲のCREVIA BASE Tokyoで開催中の「ラムセス大王展」。
エジプト政府公認のもと集められた約180点もの至宝が並び、圧倒されるほどのスケールです。
中でも印象的だったのは、ラムセス2世の棺や装飾品、神殿を再現した映像演出。
会場を出たときには、しばらく余韻が抜けませんでした。
会期:2025年3月8日(土)〜2026年1月4日(日)
場所:CREVIA BASE Tokyo(豊洲)
続いて足を運んだのは、横浜・みなとみらい「PLOT48」で開催中の「ツタンカーメン展」。
こちらは体感型展示として話題の、ツタンカーメン・ミュージアム。
黄金のマスクや副葬品など、130点以上のスーパーレプリカが並ぶ会場は、まるで王の墓を探検しているよう。
光と音の演出も幻想的で、神秘の空気に包まれながら、
「エジプトに行ってきたような」不思議な充実感に満たされます。
場所:ツタンカーメン・ミュージアム(横浜PLOT48)
エジプトから中国まで♪旅行をしたような充実した日となりました。
“芸術の秋”に、少しだけ日常を離れて、感性を刺激する時間を持つ。
そんな過ごし方が、心にゆとりをくれる気がします。
展示を見ながら感じた高揚感と静けさの余韻を胸に、
次は本当にエジプトへ——そんな夢も少しだけ膨らみました。
アート好きの方はもちろん、非日常を感じたい方にもおすすめです。
芸術の秋の週末、時空を超える旅に出てみてはいかがでしょうか。
