突然の婚約破棄!人生どん底をバイオリンと年下の彼に救われて―「G線上のあなたと私」【パクチー先輩の漫画日記 #2】

2017年12月24日
いよいよ明日はクリスマスイブ!パートナーがいる人もいない人も恋愛モードにスイッチしたい季節です。そこでラブエッセンスをちょっと注入したいというアラフォーのために漫画好きライターのパクチー先輩がおすすめ作品を紹介。雑誌「ココハナ」で不定期連載している、いくえみ綾先生の「G線上のあなたと私」です。
主人公は元OL・木暮也映子(やえこ)、25歳。彼女は寿退社の当日に、なんと恋人から突然、婚約破棄されてしまいます。茫然自失で立ち寄ったCDショップで、たまたま流れていたのがバッハの名曲「G線上のアリア」。その美しく荘厳な旋律を聴いて、「この曲を弾きたい」と唐突に思いたち、大人の音楽教室でバイオリンを習い始めます。

そこで出会ったのは、アラフォー主婦の幸恵と、大学生の理人(りひと)。バイオリン初心者の3人は、グループレッスンを通して親交を深めていくのですが、也映子は、やがて理人に惹かれるように。理人は、実ることのない恋を引きずり続けている面倒臭いヤツなんだけど、とっても誠実でやさしくて、傷心の也映子に響いたんでしょうね。とはいえ、年齢差も邪魔して、なかなか素直になれない二人。もうっ、どうなるの、この恋!!とヤキモキさせられっぱなしです。

コイバナに加えて、演奏シーンがまた素敵なんです。初心者の3人は、けっして演奏はうまくないんですが、バイオリンには、各々がいろんな思いを込めて真摯に向き合っていて、発表会などで3人が音を合わせる場面は、まるで美しいバイオリンの調べが聴こえてくるよう。不思議と厳かな感動があります。「私も楽器を習おうかな」なんて思う人、きっと多いはず。

個人的には、也映子と理人の恋の行方より、主婦の幸恵さんに感情移入しちゃいました(ダメじゃん!)。彼女が発表会に出られなくて、ひとり家でエアバイオリンするシーン、心にしみました~。

では、さっそく試し読みをどうぞ!

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※2018年2月9日(金)~25日(日)、パルコミュージアム(池袋パルコ 本館7階)では、『くらもちふさこ・いくえみ綾 原画展(二人展)』が開催されます。数々のヒット作を世に送り出している両氏ですが、意外にも原画展の開催は初。この二人の作品で育ったといっても過言ではないアラフォー世代は、ぜひ行っておきたいイベントになりそう!
パクチー先輩
漫画大好きライター。女性誌や男性誌でインタビューやカルチャー企画を担当。手塚治虫の「W3」でマンガ愛に目覚める。「パクチーが持つ効能のように、みなさんの体内の毒素を排出してくれるような漫画を紹介していきたいと思います」

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