日本では年中の学年にあたる娘ですが、早生まれの為、1月始まりのローカル幼稚園では年少クラスに通っています。
日本語の語彙は日に日に増えて、「そんな言葉よく知ってるね!」と親が驚くほどに、1,2回聞いた言葉を、すぐ吸収して巧みに使っています。
そんな年頃だからこそ、自分の気持ちが伝えられない、相手の言っていることが分からない事が、どんなに辛いことでしょう…
しかし、親は心を鬼にして、あえて日本語の通じないローカルの幼稚園に入園を決めました。(ハーフのお友達が年長さんに一人、それ以外に日本人の生徒はいません)
年齢が上がれば上がるほど、語学の習得が難しくなると考えたからです。
娘が私に初めて英語で話しかけた記念すべき言葉は…
「I want to 5 minutes!」
正しくは、「Give me 5 minutes!」だと思われますが、先ほどの表現でも充分私には伝わりました。
男の子が、水鉄砲を娘の顔にかけてしまい、娘は、
「No!ぴゅー!Me!」
と何度も言いながら、楽しそうに逃げ回っていました(笑)
意味としては「撃たないで!」と言いたかったはずなので、「Don't shoot me!」が正しいと思われます。
…わかる!気持ちは分かるんだが、ここでずるずる休ませると、どんどん行きたく無くなってしまうのではないか…
…いや、学費高いんだから1日でも1時間でも長く行ってくれ!!(切実)…
10月中旬には日本への一時帰国を予定していたので、その1ヶ月前あたりからは、それを切り札に、「頑張ったら来月日本に帰れるよ!」とか、「あと10回頑張ったら、日本だよ!」とか誤魔化していました(笑)
それでも、今週は年長さんの卒業コンサートがある(年少も参加)ので、「コンサートもう直ぐだね!」「練習頑張らなきゃだね!」と、毎日娘を鼓舞しながらなんとか通わせています。
それは楽しかった思い出らしく、英語で発音したり、歌やゲームもノリノリで参加していました。
しかし、シンガポールに来てからは、英語が楽しい物というより、難しい物、と感じてしまった様で、英語が嫌いになったような印象がありました。
兎にも角にも、一安心。
先ほども、「ポッキー食べたい!」と言ってきたので、「How many?」と聞くと、嬉々として「Two!!」と答えてくれました。
私の低空飛行な英語力を抜かされる日も、そう遠くない気がしています。
これからシンガポールで、日本語をどう学んで行くのか、今情報収集の真っ最中です。
またいつか改めて、記事にできればと思います!
また次のブログでお会いしましょう!


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