地元とはいえ、結婚して子どもが生まれてからの帰省といえば、行くのは川や山など、自然ばかり。観光や街歩きなんてほとんどせずに帰ってきていたので…
久しぶりに“旅人目線”で広島を歩いてみてびっくり。「え、広島ってこんなに進化してたの⁉︎」新しいスポットも増えていて、私の知っている広島とはまた違う楽しさがありました。
■ 広島の旅といえば、やっぱり“食”!
今回のプレスツアーは、「広島の美味しいものを、食べて食べて食べ尽くす!」 がテーマ。(正直、飲んで飲んで…でもありました・笑)
広島出身の私でさえ知らない味がまだまだあって、改めて広島の魅力を知るきっかけになりました。こうしてご紹介できるのが本当に嬉しいです。
広島旅のスタートにふさわしい、贅沢なお寿司ランチ。
瀬戸内の白身魚を中心に、“魚のフルコース”と言ってもいいほど、白身魚を堪能!正直、ここまで白身を食べ続けたのは初めてです。「白身って淡白でそんなに食べられる?」と思っていたけれど、そこは店主のこだわりがすごいの一言。
● 2種類の赤酢をブレンドしたシャリ
● 魚に合わせた“絶妙すぎる熟成”
● 器や設えまで美しくて、目にも楽しい
どれも丁寧で、力強くて、背筋が伸びるようなお寿司でした。
■ 私のベスト3はこちら!
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1位:カワハギ 肝がクリーミーで最高…!淡白な身に濃厚な旨みが加わり、マグロを食べなくても大満足。
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2位:はりいか ねっとりしつつも透明感があって、シャリとの相性抜群。コリコリと音が聞こえてくる新鮮さ。
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3位:あなご ふわっふわでほどける優しい甘さ。羽毛布団みたい 笑。広島らしさ全開!
そしてもう一つ、鮨 稲穂さんで印象に残ったのが板前さんとの“おしゃべり時間”が最高だったこと。まるで“瀬戸内の魚くん”みたいに、本当に魚を知り尽くしていて、こだわりがとにかくすごいんです。手を動かしながら、ぽんぽん軽快に飛び出す名言(?)が面白くて…
「美味しいマグロが食べたいなら、うちは向いてないよ。他行って〜」とか、「皮と身の間が一番うまい。だから皮をあえて残してるんだよ」
こんな裏話を聞きながら食べるお寿司、美味しくないわけがないですよね。そして驚いたのが、ハリイカの鮮度。「切ってもまだ動くんだよ」と見せてくれたのですが、これが本当にぷるっとしていて、生き生きしていて…「これが広島の海の力か…」と、しみじみ。
40代になってから、ただ“美味しい”だけじゃなくて、つくり手の熱量とか、背景のストーリーがあると心に残るんですよね。鮨 稲穂さんは、まさにそんな時間をくれるお店でした。この世界観をぜひご堪能ください。
〒730-0021
広島市中区胡町5-7 ウィンザービル2階
TEL: 082-545-5458
定休日:月曜日
中では、広島県産の素材を使った ジン と シングルモルトウイスキー の蒸留工程を間近で見学できます。特注の蒸留器が本当に美しくて、静かな佇まいの中に職人さんのこだわりがしっかりと息づいていました。
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ツアーの最後には、試飲タイム!!飲み比べできるのは嬉しいですね。
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試飲した可愛いグラスはお土産に頂けます!
(このツアーは 事前予約が必要 なのでご注意を◎)
〒 738-8602
広島県廿日市市桜尾一丁目12番1号
TEL: 0829-32-9122
定休日:第二日曜日
それでは、また次回ゆっくり書かせていただきます。

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